/>保守も知らない靖国神社 小林よしのり| 右派の考え方と、靖国神社を学び、曇りなき眼で見定める
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保守も知らない靖国神社 小林よしのり| 右派の考え方と、靖国神社を学び、曇りなき眼で見定める

✒リテラシー 歴史リテラシー

保守も知らない靖国神社 小林よしのり
こんばんは、サチヲです。

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右派の考え方と、靖国神社を学び、曇りなき眼で見定める

現在は、また左側に行ってしまわれたような感じのする、小林よしのり著『保守も知らない靖国神社』から、歴史を学びたいと思います。
日本の学校は、完全なる左側の教育方針なので、この本で知ることは初めてなことばかりでした。
当時の著者は、右側街道まっしぐらの時代でしたので『戦争』などの本も含め、学び甲斐が非常にありました。
私自身は、左右の事を知ってから自分の答えを出そうと思っています。未だ勉強中ですが、この歴史の『まとめ』をみて、自分で検証して、また学んでいくということを続けようと思います。
その一歩でもある当ブログをお楽しみくださいませ。

保守も知らない靖国神社

  • 奉慰顕彰(ほういけんしょう)の施設であること
  • 靖国神社の思想と、千鳥ヶ淵御苑の思想は、全然違うということ
  • 靖国神社とアーリントン墓地が、全然違うということ
  • 靖国神社を将来どうしたいのか、考えてもいない
  • 自衛隊員が戦争で死ぬ日が来たら、どこに祀るのかを考えていない
このような、提言からはじまった本書は、右側と左側の思想を次のように決めてから進んでいきました。
ざっくり基礎知識として、反戦平和主義の左派。富国強兵主義の右派と覚えておきましょう。

靖国神社とは

現在一般的に使われている「太平洋戦争」という名称は、戦後に戦勝国側がつけた名称であって、当時の日本側の正式な名称は「大東亜戦争」だった
そのため、靖国神社は今も「大東亜戦争」の名称を使用している
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(大東亜戦争とこれを言うと、右翼であるかのような偏見を持たれたりするが
当時、使用していなかった「太平洋戦争」を使うと、日本を主体とする歴史記述ができなくなる
靖国神社が「大東亜戦争」という名称を使用していることは、若い世代に歴史を継承するために大切なことなのだ)
靖国神社は大東亜戦争の戦没者のみを祀っているのではなく、幕末以来(明治維新、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、満州事変、支那事変、大東亜戦争など)の死者を祀っている
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祀っている御祭神を「奉慰顕彰の対象」であると説明している
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つまり「靖国神社とは、何のための神社なのか?」という問いに対しては
幕末以来の霊を「奉慰顕彰」するための神社であると答えることがてきる
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「奉慰」とは「慰め奉る…なぐさめたてまつる」ことである
→慰めるといっても「おかわいそうに」と上から慰撫(なだめておだやかにすること。なぐさめいたわること)するのではない
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あくまでも下から「奉る」のである
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そしてさらに靖国神社は、戦没者の霊を「顕彰」するのだ
奉慰するのみならず顕彰する神社なのである
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「奉慰」とは「慰撫」ではないが「慰霊」のありかたの一種である
「慰霊」とは「死者の霊魂を慰めること」であり「顕彰」とは、「功績・善行などを称して広く世間に知らせること」であるから意味が全く違う
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死者を顕彰するということは、その人の生前の行いが「功績」であり「善行」であるとするとする価値判断が確実に入る
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つまり「名誉の戦死」であり「よくぞ戦って、死んでくださった」という意味になる
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現代では違う感覚なのだろうが、これこそが靖国神社の本質に関わる感覚であり、これが理解できなければ、靖国神社とは何なのかが全然わかってないことになる
英霊とは「英いでた霊」という意味である
つまり普通の霊よりも特段優れた、英いでた霊。
つまり、英霊という言葉そのものに「顕彰」の意味が込められているのだ
未だに「大東亜戦争」という正式名称すら一般的には使われず、戦勝国から押し付けられた「太平洋戦争」という名称が流布していることが象徴するように、この戦争の評価は政治的な問題も絡まって未だに分かれている
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日清・日露戦争のように「顕彰すべき戦争」という同意が、未だ日本国内ですら形成されていないのである
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歴史は自然科学とは違い、誰が検証しても同じ結果が出るというものではない
人によって、国によって、民族によって、その視点によって、同じ事実がまったく異なる評価になることも珍しくない
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なので……「太平洋戦争史観」では
日本人の軍人・政治家らが共同謀議してアジア侵略・支配の陰謀を企んで戦争を拡大していき、その障害となる列強国、特に英米仏蘭の4カ国とソ連の影響力を除去すべくこれらの国に戦争を仕掛けたのが「太平洋戦争」
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この歴史観は戦後行われた「東京裁判」で戦勝国による検察側が主張した。
そして、侵略の陰謀を共謀・実行した犯人として軍人と政治家ら28名を「A級戦犯」といい、この東京裁判で死刑となった7名、獄死7名、合計14名が靖国神社に祀られている
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この「太平洋戦争史観」に従えば、この戦争の戦没者は「A級戦犯」たちの陰謀によって起こされた侵略戦争に加担した共犯者、あるいはせいぜいよく見ても騙されて加担した被害者となり、決して「顕彰」などできるわけないことになる
ましてやその「主犯」である「A級戦犯」を「顕彰」するなんてもってのほか……
ということになる
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しかし、靖国神社が祀っているのはあくまでも「太平洋戦争」ではなく「大東亜戦争」の戦没者なのである
靖国神社は、日本に正義があったとする「大東亜戦争」の歴史観を戦後も守り抜いてきた
これは、紛れもない事実である
では………「大東亜戦争」の正義とは
第一に、「自存自衛」である
第二に、大東亜戦争における日本の闘いが、白人支配を打破し、植民地の独立を促す決定的な契機となった
いわゆる「A級戦犯」とはなにか?
先ず、罪の重さをランク付けしたものではなく、種類別なだけ
反戦平和教育に洗脳されてしまうと「戦争イコール犯罪」と思いがちだが、戦争を「犯罪」とする法律は未だに存在しないのだ
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「法なければ罪はなく、法なければ罰なし」というのは法治主義の根本原則であり、どんなに残虐行為や不道徳だろうと、それを裁く法がなければ犯罪にはならない
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戦争を犯罪とする法律ができ、アメリカでもロシアでも中国でも、戦争を起こした国は公正に裁かれるような国際社会が実現すればどんなによいだろうとは思うが、人類はまだそこまで到達してはいないのである
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戦争自体は犯罪でなくても、戦争中の法律ならある。それが「戦争犯罪」である
①一般住民、非戦闘員に危害を加えてはならない
②軍事目標以外を攻撃してはならない
③不必要な苦痛を与える残虐な兵器を使ってはならない
④捕虜を虐待してはならない
このように、一応法律ができ、違反すれば「戦争犯罪」となったわけだが、この交戦法規は完全ではなかった
捕まりさえしなければ、一切裁かれることはなかった
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アメリカの原爆投下が交戦法規の①②③全てに違反していることは、言うまでもない
戦勝国の戦争犯罪人は誰一人として裁かれず、敗戦国の「戦争犯罪」だけが裁かれた

こうして、次の東京裁判へと続くのであった

いやはや、教科書には書けない内容ですよね。そもそも教科書には『天皇』についても“日本の象徴”という所で止まっていますからね。

かといって、私は学校を否定しているわけではありません。

私が学校の存在意義として理解しているのは、『みんな横一線でスタートして、みんなと同じ教育を受けて、同じ勉強して学び、どれだけの成果がでるか。その成果をもって社会に出る時の指標とする』と認識しているので、歴史が合っていようが間違っていようが内容は関係ないと最近思っています。

必要ならば学校をあがった時に、このように我が国視点の正式な歴史を自分で調べればいいのかと考えています。

日本は隣の国と違い、陸続きではなく海に囲われ、幸いにも民主主義国家です。なので、このような右側の本が普通に売られています。自分で選べばある程度学べると思います。
かといって、最初から『西部邁』の本なんて読んだら難しすぎるので、分かりやすく説明して、しかも面白くて読みやすい『小林よしのり』をおすすめします。

では、この続きはこちらからどうぞ

保守も知らない靖国神社 小林よしのり| 昨日の続き。避けては通れぬ『東京裁判』の日本視点の歴史とは | サチヲん家 (sachiway.net)

ではまた。