/>【日本語勉強】#11『そのお陰で、そのせいで、そのせいか』 | 結果がプラスか。それともマイナスなのか。
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【日本語勉強】#11『そのお陰で、そのせいで、そのせいか』 | 結果がプラスか。それともマイナスなのか。

★学び 日本語勉強

 

こんにちは、サチヲです。

日本人なら、何も考えずに使っている言葉。もちろん『母国語』というモノがあなたの国にもあるでしょう。
そんな母国語も、ちゃんと使い方を学ぶと、相手にもっと伝わるし、文章は読みやすくなるし、結果いいことがいっぱいです。

特に『接続語』に注目して、日本語の世界を見てみましょう。
参考書として、『文章が劇的にウマくなる接続詞』山口拓郎 著(文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス) | 山口 拓朗 |本 | 通販 – Amazon.co.jp

今日の接続語は、感謝の気持ちや、感謝とは全く逆の気持ちを表現する『そのお陰で、そのせいで、そのせいか』です。

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【日本語勉強】#11『そのお陰で、そのせいで、そのせいか』 | 結果がプラスか。それともマイナスなのか。

[そのお陰で]は、【それまで述べた内容を理由として、プラスの結果になった】時に使う言葉です。

後に続く文章によって変わる接続語として、近況報告などする時や、誰か何かに感謝を示すときに重宝します。

◆たとえば◆

  • 玉置浩二のソロアルバムを沢山聞かせていただきました。そのお陰で、玉置浩二35th ANNIVERSARY LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2022 “Arcadia -理想郷-”のライブを楽しめました。

要するに。

  • 理由⇨そのお陰で⇨プラスの評価、結果

となります。
丁寧に感謝の気持ちを伝えるには、やはり具体的な理由を[そのお陰で]の前に付け加えるだけで、相手はもっと喜ぶと思いますよ。お試しあれ。

[そのお陰で]がプラスの効果を伝える表現であるのに対して、、、

[そのせいで]は、【それまで述べた内容を原因として、マイナスの結果なった】ときに使う言葉です。

◆たとえば◆

  • 傘も差さずに冷たい雨にうたれました。そのせいで、少し風邪っぽくなりました。

要するに。

  • 理由⇨そのせいで⇨マイナスの評価、結果

となります。
こちらも同様に、明確な原因を[そのせいで]の前に付け加えるだけで、説得力が増します。

本当は自分のせいなのに、人や外的要因のせいにしたいときにも役立ちますよ。
この場合、説得力は確かに増します。その代わりに、あなたの周りから人がいなくなるケースもあるので、言い訳は気をつけてしましょうね。

比較的に[そのせいで]は少しきつめの言葉です。ソフトにするには[そのため]を使います。

[そのため]の説明は、以前のブログにあります。
【日本語勉強】#8『それゆえ・ゆえに・そのため』 | 「…という訳です!」理由・原因を重視した接続語 | サチヲん家 (sachiway.net)

更に1点。

原因が定かではない時や、理由が複数ある時などに[そのせいか]を使いましょう

◆たとえば◆

  • 傘も差さずに冷たい雨にうたれました。そのせいか、少し風邪っぽくなりました。

このように、繊細に使い分けができる便利な接続語もあるんですね。

最後に

このシリーズ…いかがでしょうか。
ニーズがあるか分かりませんが、書いている私にとって確実に必要であり、更に効果があるので、まだまだ続けさせていただきますね。

ではまた。

次回はこちら。
【日本語勉強】#12『読点』 | 知っているようで知らない、句読点の1つ『読点』の使い方とは!? | サチヲん家 (sachiway.net)

前回はこちら。
【日本語勉強】#10『それで』 | 原因、理由の後で事実を書く!一番使われている接続語の意味とは… | サチヲん家 (sachiway.net)