/>【スバニュー】#1なかやまきんに君 | 2021.5.3東京ノービスボディビル選手権大会『優勝』おめでとうございます!
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【スバニュー】#1なかやまきんに君 | 2021.5.3東京ノービスボディビル選手権大会『優勝』おめでとうございます!

★独り言 スバニュー

スゴい!スゴいよ!カッコいいよ!!本当におめでとうございます!!
なかやまきんに君の人柄もさることながら、やり続けた魂の強さだと思います。

決めた目標をあきらめずに続けても、必ず良い結果が出るとは限らないのに、『優勝』というビックステータスを手に入れたなかやまきんに君を本当に尊敬します。

特に芸風が好きなわけではないのですが、彼のトレーニングYouTubeを見て驚きました。失礼ながら「あ。ちゃんとやってるんだ…」と、私は謎の上から目線で見ていました。

見れば見るほど努力の人で、真面目なんです。食べ物やカロリー計算、プロテインやなんやら、めちゃくちゃちゃんとしていて、素人の私から見ても分かりやすい動画なんです。

もちろん編集する人や周りのスタッフの力もあるのですが、なかやまきんに君の人柄があるから周りのスタッフが、存在していると思います。
特にそう思ったのが、格闘家の朝倉未来選手とのコラボ動画でした。

普段はスパーリングをしてもそこまで相手を褒めない朝倉選手に「パンチ力がある。うまい。」と言われても大袈裟に恐縮するでもなく、かと言って調子に乗るでもなく、朝倉選手をいい感じに立てるんです。

競技は違えど、相手をリスペクトする姿勢がひしひしと伝わりとにかく感じがいいんです。コレばっかりは動画を見て欲しいです。

https://youtu.be/T76G6jA5zWY

どうですか!?気持ちよく安心して見れますよね。朝倉選手も言ってましたけど、謙虚にも程があると言わしめ、更にあまりにもボクシングの才能があった為に「これ…実は経験者って言うドッキリ仕掛けてるでしょ!?」と朝倉選手に何度も言わしめた、なかやまきんに君の身体能力。

あまりにも嬉しくて前振りが長くなってしまいましたが、今回申し上げたいのはコレ。

なかやまきんに君 | 2021.5.3東京ノービスボディビル選手権大会『優勝』おめでとうございます!

優勝が決まった瞬間。信じられなく一瞬呆けてしまい…その後、かみしめるという

25年間つくりつづけた筋肉が、世に世界に認められました!!

  • 2015年 初出場 準優勝
  • 2016年 再び準優勝
  • 2017年 大会直前にケガ
  • 2018年 第3位
  • 2019年 準優勝
  • 2021年 2年ぶりの大会開催 6度目の挑戦 結果は…優勝!!!!!

優勝するために色々やってきた中の1つのエピソード、『カーボアップ』紹介します。

長時間の競技を行うアスリートにとっては、競技前にカーボアップを行うことは半ば常識となっている昨今、なかやまきんに君も計量の2時間前にしっかりエネルギーを注入しました。

ちなみにカーボアップとは、別名を「グリコーゲン・ローディング」。
グリコーゲンはブドウ糖を体内に貯蔵できる形態にしたもので、主に筋肉と肝臓、そして血液内に溜め込まれます。グリコーゲンは容易にエネルギー化できる身体のガソリンに例えられ、カーボアップするということは、体内にガソリンを満タンに入れるということになります。

ガソリンが満タンであれば、それだけ車は長く走れます。つまり持久力がアップするということなので、マラソン選手やサッカー、ラグビーなどの選手は試合前に行うのです。

また筋肉内にグリコーゲンが溜め込まれると、筋肉そのものの体積が増えます。つまり筋肉を大きくすることができるというわけです。

だから、なかやまきんに君も例外なくやります。では、そのカーボアップの中身はというと…。

曰く。

ご飯の上に鶏の胸肉。いつもは蒸しているのですが今回は焼いていて油も使っています。さらに鶏皮もついています。油分を取りながら塩コショウも使っています。そしてご飯をおいしく食べるために『ごはんですよ』もかけて食べます。これは、塩分を多少取らないと筋肉に水分とかエネルギーが入っていかないという事になりますので塩分もしっかり取ります。

次は『あんこ』です。これは砂糖もしっかり入っています。単糖類としてご飯と一緒に食べることによって、より血糖値を急激に上げていこうということです。
ご飯(米)とかでエネルギーアップしたいんですけど、あんまり食べ過ぎると消化に時間がかかりますし、お腹が出てしまってはいけないのであんこのような消化の早いお腹の膨れないような、それでいて血液中の糖分カーボの量を上げてくれる。そういったものがパンプアップには有効です。

知識があっても、それを行う精神力がないとここまで行動できないと思います。

大会終了後のインタビュアーから「おめでとうございます!」と言われた瞬間、感極まり涙を流し…沈黙します。

その後の言葉で、このブログを締めます。

インタビュアー(以下イ) 「言葉にならないですね」

なかやまきんに君(以下な) 「そうですね…」(涙ぐみながら)「よかったです。はい。」(しばらく涙をこらえながら遠くを見て噛みしめる…)

な 「すみません」

イ 「大丈夫です」

な 「いや、なんか…改めてね…なんかちょっとづつ思い出しますね…はい。」(涙を拭く…)「はい…」

イ 「今回初めての75キロ超級という事で、今年も大会10日前にやるのかやらないのか、大会自体があるのかないのかという、非常に例年とは違う中での出場だったと思いますけども…」

な 「はい…そうですね。まぁでも、大会に向けては(緊急事態宣言が)もう本当1週間前くらいだったので、別にどうなろうとも、もうやってきて準備するだけという事で、まぁ完全に中止と決まってなかったので、そこはまぁ…気持ちはそんなに影響なかったんですけど(大会が)ないならないで…目標に向かって頑張ってきたし、世間的にも(中止は)ある程度しょうがないっていうところはありましたので、そこは気持ちを切らさずにはやっていこうとは思っていましたね。はい。」

イ 「準優勝が続いてきた中で…」

な 「……はい」

イ 「その中で今回75キロ超級初めての挑戦という事で、自分の中にはプレッシャーといいますか、背水の陣というかそういう面でいかがでしたか?」

な 「そうですね。75に挑戦するからプレッシャーというよりは…なんかやっぱり5回目で、今まで何回も準優勝っていう…なんかあと一歩…悔しいなみたいな」

な 「なんか…そうですね。」(上を向き過去の苦い経験を思い出しているのか…しばらくしてから)「まぁ…そういう意味では…より頑張ってポーズも変えて…なんか…減量ももっと頑張れたらなぁっていう気持ちはあったかもしれないですね」

な (歯を食いしばり、うなずきながら、しばらくして…)「そうですね…モチベーションにするというか…はい。」
「やっぱりずっと勝てないままなのかな、何か…向いてないのかなまではいかないですけど…なんか勝てないままのかな自分は、という気持ちもちょっとはあったんですよ…それもモチベーションにはなったんですけど、それ(準優勝)が4回くらい…5・6年続いていましたので…そういう意味では、今回優勝という形とれて…なんかまたさらに…なんて言うんですか、この…信じてやってくれば、いつか結果が出るんだなと、そういう事にも、ちょっと思えるかなと思いますね、はい。」

イ 「ありがとうございました」

最後に

言葉が綺麗と言いましょうか、頭が良く、理路整然とした受けごたえと言いましょうか、ずっと追いかけてはいない私でもグッとくるインタビューでした。

こちらが、なかやまきんに君のYouTubeチャンネルです。
ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】 – YouTube

世の中には、イケてる人が沢山いますね。

ではまた。