/>弘中勝というイケてる経営者の頭の中#16『子育て論』 | ルールが脅しや催促のために使っていませんか?
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弘中勝というイケてる経営者の頭の中#16『子育て論』 | ルールが脅しや催促のために使っていませんか?

★学び 弘中勝

こんにちは、サチヲです。

私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが… 自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、理論的、合理的な行動する。そして、言葉は分かりやすいのですがオブラートに包まないでハッキリとモノを言いい、冷静沈着で超絶現実主義者。

なによりも、『企画力』にフォーカスした仕事をしている『弘中勝』という、イケてる人を知ってほしくて、無理やり共有させていただく時間がやってきました。
こんな考え方もあるんだぁー的な感じで、軽く聞いてくれると嬉しいです。

でも、少しでもあなたのお役に立てたら、もっと嬉しいです。 では…

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弘中勝というイケてる経営者の頭の中#16『子育て論』 | ルールが脅しや催促のために使っていませんか?

経営や、企画力の他に…なんと子育て論まで語るんですよ。しかも、私は納得です。まぁ既に信者ですから甘いとは思いますが、あなたに響いてくれたら嬉しいです。

先ずは、聞いてください。曰く。。

「お片づけしないと、捨てちゃうからね」
「おとなしくしないと、おやつ抜きだからね」

といって子供に言うことを聞かせることを「しつけ」や「教育」だと思っている人が多いですが、それはしつけや教育とは違います。

「お片づけしたら、お菓子を買ってあげるから」
「おとなしくしたら、おやつをあげるから」

などと同じように、ただ交換条件を提示しただけです。

これがなぜしつけや教育とは違うのかというと、そう言って行動させたことによって、「親に言われたらやる」ということがゴールになってしまうからです。

そうなると結局、「ギリギリまでやらない」ということになります。
「催促されるまでやらなくていい」と教えているということと、同じなのです。

そういったただの脅しの催促だけなのはしつけや教育と言えるレベルではありません。

大事なのは、その後です。

「片付けていなかったから、もう捨てました」
「おとなしくなかったから、おやつは処分しました」

そこまできちんとやってこそ、しつけや教育です。

つまり、ルール作りをきちんとした上で、

「そのルールは遂行される」というところまで行って初めて、きちんと教え込むことになるのです。

ルールが脅しや催促のために使われるのではなく「遂行されるため」にあるのだと分かったら、子どもはルールが遂行されてしまうのは自分の行動次第だと学ぶのです。

つまり、自分が片付けないから捨てられる、自分がおとなしくしないから怒られると、考える地点を自分に向けます。
脅しや催促しか続かない場合は、

「親が捨てると言ったら、片付ける」
「親がおとなしくしなさいと言ったら、黙る」

というように、考える地点を他人基準に持って行ってしまうんですね。
自分の行動を自分で考えられる視点を持たないと、しつけや教育をしたことにはなりません。

自分が学生だった頃を思い出すと、く分かるのではないでしょうか。ガミガミと怒る先生であっても、
「そのうち怒るよ!」「親御さんに言うよ!」
などと言っている先生に対しては、多分クチだけだなとナメていたはずです。

やっぱり、一番怖いという先生は「問答無用でやる」という先生だったと思います。
言ったことは本当にやる、という先生のほうが「あいつはマジだ」と震撼させられたものです。
気分次第で殴るような先生に対しては恐ろしく思いながらも「あいつは気分屋だから」と関わらないように軽く見ているんですね。

でも、感情などは関係なく事実のみで遂行する、温情など一切なしで例外なく遂行する、
「次はないからね」「今回だけは大目に見よう」
などと先延ばしにもしない、そういう先生が、一番怖いです。

怖いと言っても、悍ましさとか恐怖心とかではなく、「あの人は言うこともやることも理にかなっていて、もう絶対に反論や言いわけで逃げられない」という、「正しすぎる」という怖さです。

でも、その「正しいことは一番確実」ということを知るということが、しつけや教育と言えるのです。
その正しさを、理論や理屈で教えるのではなく、行動と遂行で教えることが大事なのです。

いかがでしょうか。なんでこんな事語れるんでしょうね。

でも…そうですよね。

『親が言ったことをやらないと罰を与える』ことを親が設定したのならば、ソレをしないと、子どもは『なめる』というか、『どうせ大丈夫だろう』となってしまうんですよね。

本当は、言った親自身が自分の言葉を遂行するだけでいいのに、毎回「じゃ、しょうがない。今回だけね」と、言ってしまう。

実は、根本的に『親』が悪いのに、言うことを聞かない『子ども』が悪いと思ってしまう。自分が甘くしたから悪いのにね。そもそも、子どもは出来なくて当たり前なのにね。

子どもはその罰を受ける事をしないから、言われてもやめない状態が続く。

そしたら、親としては『もっと重い罰』を設定して、子どもを怖がらせたり驚かせたりしなくてはならなくなる。

で、そんな重い罰はそうそう出来なくなって…これが悪循環となり、結果、双方に良いことはなんにも無い状態になる。

これは悲しい結果ですよ。

だから、親は現実的なルールの設定と、親自身の『必ず遂行する』という覚悟を持って、しっかり子どもと向き合う事です。

最後に

とは言え、子育てに『万能な正解』は無いと思ってます。親とその子どもの組み合わせの数だけ『正解たち』があると思ってます。

だから、関係ない!ではなく、ご家庭の事情に合わせてアレンジして導入してはいかがでしょうか。

ちなみに、『子育て論』は『恋愛論』に通じてると思ってまして…子どもにすることを、あなたの旦那さんや彼氏さん、いわゆる『パートナー』にしても通じますよ。

ではまた。

 

前回はこちら。
弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#15 | 『提案する前に、相手から情報を集めてから…』 | サチヲん家 (sachiway.net)