/>弘中勝の頭の中#37『発想力の高め方』 | その人向けに発信された情報には絶対に食いつかないことが第一歩
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弘中勝の頭の中#37『発想力の高め方』 | その人向けに発信された情報には絶対に食いつかないことが第一歩

★学び 弘中勝

 

カモにされていることを気づかせずに「俺は効率的に情報を得ている」と勘違いさせるのが、そういう発信者のノウハウなのだ。
そんな罠にハマらないためには、普段から頭を使って情報を吟味するべきなのである。

では、詳細が気になる方は先を読み進めてくださいませ。



こんにちは、サチヲです。

私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが… 自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、感情論ではなく、理論的に行動する超絶現実主義者。
更に、オブラートに包まないでハッキリとモノを言うのが面白く、結果、絶大な信頼を生みだしていている。

なによりも、『発想力』にフォーカスした仕事をしている『弘中勝』。
そんなイケてる人を知ってほしくて、無理やり共有させていただく時間がやってきました。
こんな考え方もあるんだぁー的な感じで、軽く聞いてくれると嬉しいです。

では…

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弘中勝の頭の中#37『発想力の高め方』 | その人向けに発信された情報には絶対に食いつかないことが第一歩!!

発想力を高めるには、分母を増やすような回数を増やしたり行動量を増やすということもあるのですが、先ず『頭を使って考えるということである。』と明言されています。

では、どういうことでしょうか。
これまた、辛辣なエピソード満載の弘中節を楽しみながら学んで行きましょう。

頭を使って考えればいいわけだから、人にお土産を買う時に「あの人にはどんなお土産を買おうかなー」と考えることもまた、発想力のトレーニングだ。
しかし、発想力を高めたければ、やってはいけないのは、

お土産を買いに、お土産店に行く

ということである。

「え、お土産だからお土産店じゃないの?」と思う人も多いかもしれないが、「お土産を買いに、お土産屋に行こう」というのは、当たり前だから頭を使っていないのだ。
小学生だって初めて旅行をする人だって、「お土産を買いにお土産に行こう」と考えるのだから、それは「鍛えるために考えている」ことにはならない。

「お土産」の定義は「お土産店に売っているもの」ではないのだから、お土産店に売っていないものも、お土産になる。
だから、「お土産店に売っているものはやめよう」という制約を課して初めて、さあこれから頭を使うぞ、という状態になるのだ。

大体、多くの人がお土産店でお土産を買うから、自分もお土産店の販売品をお土産に渡したところで、誰かとかぶったり「よくあるやつね」と思われたり、大して良くは思われない。

異性にプレゼントをしなければならない時に、「女性に贈ると喜ばれるプレゼント10選!」みたいなサイトを見る人は、頭が弱い。
自分の中では選択肢を10個に絞るような見事な情報収集力! と勘違いをしているのだが、みんなと同じようなものを選ぶだけだ。

人気のある異性にはプレゼントが集中するわけだから、そういうありきたりの発想力で選んだものから「よくあるやつだ」と排除されるのは当たり前だ。
だから、自分から「女性へのプレゼントならコレ」というような情報は遮断して考えなければならない

そこに載っているようなやつは意地でも選ばないぞ、と自分で制約をつけてでも、離れるべきなのだ

「管理職になったら読むべき本」という本を「管理職になったら読もう」と思っているような人ほど管理職にはなれない。

頭を使っていないからである。

そして管理職になってそういう本を読んでも、やっぱり頭を使っていないから、大した成果は出ない。

頭を使おうと思ったら、「管理職向け」と銘打った本は自分から離れて、「管理職向けじゃないけど、管理職に役立つ本ってないかな」と探すことでようやく、頭が回り始めるのである。

「こういう人に向けています」という情報は大抵、そういう人に向けたらチョロい、ということで発信されているものばかりである。

新興宗教が勧誘のために、困っている人に対して「お困りではありませんか?」と近づくようなものだ。
つまり、カモにされているだけである。

本当に心と体にグサグサと刺さりまくっています。もう完全に罠にハマっていました。
いやだってそうするでしょ!?え!?あなたはどうですか??

しかし…言われてみれば、考えていない。目の前の情報を『選ぶこと』を『考えている』と勘違いしていました。

私、お友達と外食する時には、行く土地のレストランを網羅している『美味しいレストラン7選』みたいなサイトを見つけて「やっとその情報にたどり着いたー!よし、どれにしよ…」となります。
そして、そこから選ぶ。
「このサイト順位まで付けてくれて助かるなー」と、何も考えずに…よだれを垂らしながら、ただ単に選ぶ。

安全にデートしたいのならそれでいいと思います。が、本気で『楽しませたい!』とか『喜ばせたい!』と思うのなら、実はもっと考えるべきなんですね。

え。ちょっとそれ難しくないですか!?それは確かに、発想力が高まりますね。

では、『レストラン選び』で、どうやったら発想力を鍛える情報の探し方があるのでしょうか。

早速、意地でも選ばないぞ!という『制約』を考えると、真っ先にくるのは、『おすすめ』というキーワードではないでしょうか。
ネットで検索するときに『韓国料理 おすすめ』と打った時点で、考えることを放棄した状態になっていたんですね。

あと、もう一つくらい探しましょうか。
んー。やっぱり『おいしい』という言葉ではないでしょうか。

さて、『おすすめ』と『おいしい』以外で、どうやって検索しましょうかね。

ここまで追い込まれて、やっと気づいたことがあります。

私、一緒に行く人を見ていませんでした。

『おすすめ』と『おいしい』は、あくまで万人受けするものであり、社会的に『分かりやすい場所』を必要としている人ならいいと思います。
例えば、大勢が集まる会社の飲み会。もしくは大事な会食場所にしても、色々な人が集まるのでいいと思います。

特に、相手の情報(好きなものや嫌いなもの)が分からない場合なら、尚更多くの人に受け入れられているレストランや居酒屋、高級な会食場所を探すべきですよね。

でも、今回お食事するのは、私の友達一人です。
それなら、もっとお友達のことを『考えて』決めるべきですよね。

そのお友達が喜ぶ『キーワード』を、考えに考え抜いて決めます。

『イタリアン』『ゆっくり出来る静かな場所』『デザート』『安い』こんな感じでしょうか。
これなら、ただ選んでいた時よりも、断然いい結果が出そうな感じがします。

私、鍛えます。

最後に

よーく考えてみると、私の友達の一人に『発想力』がめちゃくちゃ高く、常に鍛えている人がいます。
本気で、その人が喜ぶような計画を立てて、しかも実行している強者なんです。
更に、ネイチャーガイドまで出来るという万能っぷり。

これは、うかうかしていられません。

ではまた。

次回はこちら。
弘中勝の頭の中#38『体験してから』 | 自分に起きたことを言語化できると再現性が増す。だからこそ体験! | サチヲん家 (sachiway.net)

前回はこちら。
弘中勝の頭の中#36『発想力』 | あなたの愛着の質はどちらになりますか?発想力が皆無に等しい可能性も… | サチヲん家 (sachiway.net)