1巻からの振り返り熟読に関する記事一覧
【ハンターハンター】『戦いの美学』 | で!やっと出てきた戦いが「ヒョオ♪」ですよ。もちろんうれしいですが、もうちょっと
クレームとまでは言いませんが…「ハンタって、戦いの描写って少なくね!?」と、日々思うのです。 まぁ10巻ので言えば、クラピカ最大の魅せ場となった『クラピカvsウボォーさん』との戦いの続きが描かれています。 しかしですよ!その後は、値札競売市で凝を使っての掘り出し物さがし。レオリオの市場での値切り交渉講座。旅団の情…
【ハンターハンター】『“強さ”の階段』 | 冨樫のキャラクターに対する愛情ともとれる…念能力を出すなんてもっての外!
ジャンプ本誌にて連載終了して、早2週間。こうして我々は…冨樫の絵を、冨樫のシナリオを、冨樫の情熱を触れられないことに“慣れていく”のですね。 変態カリスマサラサラヘアーの言葉を借りれば「……人とは 本当に面白いな」である。 あ。そろそろお断りを入れるタイミングなので…冨樫義博大先生に対して『冨樫』と呼び捨てにするの…
【ハンターハンター】『幼少の頃のキルア』 | 絶、そして命がけの尾行ごっこ…。キルアの家庭の事情に心を震わせる
ジャンプ本誌では、とうとう連載も終わりましたね。今回の連載も見事なエンターテイメントを描いていただきました。 冨樫義博公式『X』にて、12月17日の投稿に「この先掲載予定50話分の台詞と 時系列の確認・調整中です。 終わり次第、中断していた原稿の ペン入れ等再開予定です。」とありました。 思わず、「おー!次回の連載…
【ハンターハンター】『非対称』 | 対称的な構図にすることで、より分かりやすく『非対称』であることをまざまざと魅せる…
同じシチュエーションで物語を進めながら、交互に“違い”を魅せていく。 、語気であったり、動きであたっり、佇まいだけで“温度差”を表現する。 わざわざ“戦い”を描かなくても、戦っているようにしか見えない作劇が静かにはじまる。冨樫、恐るべし。 先ずは、マチとノブナガが“ただ”オープンテラス席で座ってお茶を飲んでい…
【ハンターハンター】『木造蔵』 | 似たようなモノは存在しますが、ゴンキルの資金集めエピソードの小ネタ(多分…)なのに
こんにちは、サチヲです。 昔々、一般家庭でもタンスの裏にへそくりを隠したり、机の引き出しを二重底にして大事なモノ(デスノートの切れ端を隠したライトのように)を隠したり、家の壁一面を剥がしたら1万円札がぎっしり入っていた(確か映画マルサの女だ…
【ハンターハンター】『交渉・駆け引き』 | 今後出会う幻影旅団に然り、ひいてはG・I編でも命に関わる…予行練習であろう
冨樫義博という漢は、難解なマンガを描くと思われがちだが…それは違う。しっかり上に上るための『階段』を作っているのである。ただ、その階段の『段』が高すぎて登れない場合もありますが…それはまたの機会に話します。 実は、これから“来る”であろう大きなイベントの前に、見た目は違うが『構造を同じ』にして、尚且つ『小さくコン