こんにちは、サチヲです。

世の中広いのです。思っている以上に確実に!広いのです。いつもの事ですが、私め“また”知らなかったのです。こんなにも素晴らしいバンドがいたなんて。
2008年5月14日、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズよりリリースされた『あらためまして、はじめまして、ミドリですCDに出会ってしまったのです。

このCD1枚で“かなりの幅”を持たせた音楽性がひしめき合っていて…こうなると“どの曲をおすすめするべきか”がめちゃくちゃ悩むのです。
インパクトなら『ゆきこさん』。ストレートさなら『かなしい日々。』。ふり幅なら『ちはるの恋』。演奏技術なら『ひみつの2人』。といった具合に、選曲し始めたら止まらないのです。だってコレぜーーんぶ一つのバンドで表現された『ミドリ』ですからね。

【ミドリ】『あらためまして、はじめまして、ミドリです。』 | 色々と考えてしまいましたが…先ずは『お猿』を聴いてください。

とにかくもうドラム(多分、1タムくらいでしょう)、ウッドベース(ではないかもしれない)、ピアノ(決してキーボードとは言わない)がめちゃくちゃうますぎるのです。
他の曲にも言えることですが、アレンジというか音作りというか全体的な曲作りが技術と知性が溢れに溢れているのですよ。
ともすれば!このような歌メロは曲自体がぺらっぺらになり兼ねないのに“それぞれの音”が地味にお洒落なんです。
この曲が“もしも”歌メロから出来たとして…どのようにアレンジするかでカッコよさがめちゃくちゃ変わるくらい“バンドとしての力”があるように思えて仕方がないのです。

私は音楽について、学術的な知見は全くないので多くは語れませんが…
ピアノがコードに対して当てている“音”がセンスの塊なのです。
ウッドベースの流れるような“走る”感じのラインが気持ちいいのです。
ドラムはシンプルに叩いているはずなのに“おかず”と“通常”の境目がなく本当にイキイキ叩いているのです。
で!ギターは歌いながら弾いていることもあるが、もっと前に出したくなるところ必要最低限な表現に抑え“歌とパフォーマンス”に全振りしたであろうフレーズに心奪われるのです。

こちらはアップルミュージックのリンクです。

最後に

もう解散したバンドではあるが、これからもっと知りたいと思う次第です。
このように解散しても“この世に残すナニカ”があるのは本当に凄いことだし羨ましさもあります。
私も、あなたも、この世に何か残せるようなモノを作れると…いいと思いませんか。

ではまた。