【ハンターハンター】『センリツ』 ｜ センリツの初登場シーンがあったので画像を保存するのと、考察を少々させて頂きます…
こんにちは、サチヲです。
ハンタの中でも人気がある…と言うと、冨樫に退場させられてしまう可能性がありますが、あえて言います！
作品の中でも珍しいくらい人格者であるセンリツは、魅力的な女性でめちゃくちゃ人気があるキャラクターなんです！！
しかも！『闇のソナタ』『フルートの曲をたった１章聞いただけで“こう”なった』『体を病んだ代償に得た念能力』という、十中八九『死後の念』関係であり、暗黒大陸にも関係があるだろう…と思わせる情報を提供をしながらも『８巻で２ページ語った以降しっかり放置する』という、考察組を大いに喜ばせる仕掛けも怠らない深みのあるキャラクターですよね。
スポンサードサーチ
☆★☆
もくじ
【ハンターハンター】『センリツ』 ｜ センリツの初登場シーンがあったので画像を保存するのと、考察を少々させて頂きます…
（ハンターハンター ©冨樫義博／集英社）
お分かりいただけるでしょうか。いや、覚えていますか？
左上に優しくそっと添えるだけ方式で描かれているセンリツの横顔を！
私、騙されていました。てっきり今回だけ出てくる脇役で『人数合わせの友情出演』だと思っていましたが…センリツの顔が掲載されている『場所』をよーーーく見てください。
これ、ラーメン屋さんの券売機でよく見る『左上のメニューが当店の看板メニューです』っていうアレの法則を思い出してください！
その法則からすると、センリツはハンタの看板キャラクターになっているのが初登場時に“既に”決まっていたんです！！
こんなアホみたいな考察を挟みますが…不安がらずについて来てください。
ちなみに、今のセンリツはこんな感じですよ！
（ハンターハンター ©冨樫義博／集英社）
こんなに驚いているのにも関わらず…可愛いのです。こんな取り乱した表情でも…可愛いのですYO！！
なんでしたらスーツ姿もいい感じですよね。なにを着てもセンリツの優しさが伝わってきます。
でも、冨樫には当初…最初はこんな感じに描かれていたんですよ。
（ハンターハンター ©冨樫義博／集英社）
最初にも言いましたが、セリフもそんなに無く初見では『今回限りの友情出演』くらいの感覚でしたよ。
それが…それがですよ！暗黒大陸編でクラピカに召集された時はめちゃくちゃ喜びましたよね。
やっぱりクラピカという『王蟲(オーム)』を鎮めることが出来るのは、センリツという『ナウシカ』しかいませんよね！
クラピカが生きている限り、センリツは一蓮托生の運命なのではないでしょうか。
容姿をピックアップしたのですが…一つ確認したいことがあります。
- 闇のソナタの曲を聞いて体に影響を受けたのは『容姿』と『右腕』の２点で…良いですよね！？
センリツは右腕をクラピカに見せながら言っていましたよね。
闇のソナタを入手して仲間と浮かれていた時に、「フルートの曲をたった１章聞いただけで“こう”なったの」と。
そこに描かれているのは黒くシルエットになっていて“どうなっていたのか？”は分からなくしているのですが…それが逆に“とても酷い状態”なんだと妄想を掻き立てる演出になっているんです。
で！同時に！「たった１章聞いただけで“こう”なったの」次のセリフが「あたしの昔の写真見せようか？」と言っているんですよね。
でも、クラピカには華麗にスルーされているんです。
どう思います？身体が醜くなったのなら昔の写真を見せればこと足りるのですが、“あえて”右腕も見せていますよね。
まぁこれは、クラピカが写真に興味がなかったからだとは思いますがね。
だから、答えとしては『容姿と右腕の両方』でいいと思っています。
あなたは、どう思いますか？
ちなみに、容姿の変化についてもう少し深堀りします。それは『死後に強まる念』について。
（ハンターハンター ©冨樫義博／集英社）
普通の念能力なら、その念をかけた能力者が死んだら解除されるのだが…能力者が強い執着や恨みを持ったまま死ぬと、その念は恐ろしく強くなる。結果、かけられた相手は更に『その能力』の餌食になる。これが『死後に強まる念』の説明です。
あれ…コレ『闇のソナタ』もそんな感じしませんか！？
で！言いたいことは、死後につよまる念なら徐念師に『徐念』してもらえれば、元の姿に戻るのでは！？
そう勝手な妄想をしています。
念能力ですから条件を付けて制限する『制約』と、誓って約束する『誓約』があるはずです。今回の『闇のソナタ』は、相当強力なモノと容易に想像できますよね。
そもそも徐念師の人口が少ない中、“そこまで”能力が高い徐念師が居ないというのが答えだとは思います。
でも、この辺をもっと深掘りすると面白そうですよね。
更に！この考察からすると…『闇のソナタ』という曲名は、死後に強まる念により曲名が歪曲されて伝えられている！と考えています。
先ほど説明した通り、念能力には『制約と誓約』があります。それも相当強力なモノです。
そんな制約と誓約に触れてしまうきっかけの一つに、センリツが説明した『聞く』があると思います。
実は本当の『楽曲名』が存在していて、この曲を聞くのに相当な儀式があり、間違った聞き方をしたときに『闇のソナタ』へと変貌するのかなぁと思っています。
いわゆる『頑固おやじのラーメン屋さん』のように、“ラーメンを食べながら携帯は見ない”や“一切しゃべらないで食べる事”という制約と、「お客様に最高の状態のラーメンを食べてもらいたい」という誓約を破ってしまったら…あなたは、店を追い出され…以後、出入り禁止となる。
と、いうように、“午前零時に冷水で身体を清め、目を半開きにしながら昨日のご飯のことを思い出しながら聞く”のような制約に縛られている謎の儀式が存在すると思っています。
それくらい深い愛情をもって作曲したからこそ、正しい聞き方（誓約）をして欲しい！と、作曲者（念能力者）は思っているのではないでしょうか。
要するに『愛情が憎しみに変わる時』というやつですよ。こじらすという意味では、愛情と憎しみは表裏一体ですからね。
最後に
もっと軽く書こうと思いましたが、やっぱり気持ちが昂ってしまい…書いちゃいました。
これがハンタの良いところですよね～。
ではまた。