【ワンピース】『小休止妄想』 | 船医として…いや医者としてチョッパーの成すべき事とは…国の病気を治すことではないのか?
(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
こんにちは、サチヲです。
今回は麦わらの(株)の体ではなく、ワンピース本編にあたり私めの妄想メモを書き留める時間でございます。
本当に!数々の!信憑性の高い考察が他のどのマンガより多く寄せられているのがワンピースでしょう。なにせ現役長期連載に加え読まれている分母が圧倒的に違います。
ワンピース解析本!?のような副読本こそ他を圧倒するコンテンツにもなっているのではないでしょうか。
だからこそ!今更“そんな土俵”で戦う気なんて毛頭ございません。
ただただ、本編の読み返しをしながら出てきた事実に対して“ほんの少しの希望的観測”を備忘録として残させていただきます。
さて、ルフィの船に乗り込む船員それぞれ『お宝(夢・野望など)』があるのです。その『お宝』を誰よりも大事にすることに定評があるのがルフィなのはもうご存じの通り。
今回はチョッパーのお宝についてです。このページを覚えていますか
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もくじ
【ワンピース】『小休止妄想』 | 船医として…いや医者としてチョッパーの成すべき事とは…国の病気を治すことではないのか?

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
Dr.ヒルクル「この国は今“病気”なんだ 国民もそう 王も政府もそうだ…」
とチョッパーに言った。これはヒルクル自身が考える『解決したい問題』を明言した貴重なシーンです。
チョッパーにとっては“世界が自分自身の周りに起こっとことだけ”しか見えていなかったから…王やら政府なんて考えたこともなかったでしょう。
このようにして、初めて他人や世界を教えてもらったのです。
そんな俯瞰した目を持つヒルクルだからこそ、チョッパーに「…だが、恨むなよ 人間を」と言ったのです。
ちなみに、分かりやすい“病気”にかかっている輩はこちらの方々…

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
はい。ドラム王国参謀“チェス”と、ドラム王国代官“クロマーリモ”と、その国王“ワポル”である。
小さいながらも、まさに政治の腐敗…いや国の腐敗を分かりやすく描いた最初のエピソードではないでしょうか。
そりゃあのヒルクルやくれはでさえ問題意識が芽生えることになる。
ちなみに、こんな分かりやすい腐敗は最初で最後になる。今後は、アラバスタを筆頭に規模も大きくなり、こんなあからさまな腐敗描写はなくなる。
続けざまにチョッパーは、ヒルクルの『お宝』を知ることになる…

(ONE PIECE ©尾田栄一郎/集英社)
そうヒルクルは、桜…山いっぱいの鮮やかな桜を見たのです!!
それを“奇跡”と呼んだ。
曰く「つまりこの世に治せねぇ病気なんてねぇのさ!!おれのことを誰がどう言おうとも おれはこの国を医者として救ってみせる!!だから全ての病気におれはこの『ドクロ』をかかげたのだ!!!」と。
チョッパーの目を見てください。生まれて初めて『生きた目的と生きた目標』を目にした瞬間です。これは衝撃的だと思います。
あんなに慕っていたヒルクルから“医者として初めて『お宝』を教えてもらった”のです!
はい!ここでやっと『小休止妄想』です。
チョッパーはルフィの重い病気を治して初めて『船医』の称号を得るようなお話がありますが…
- 私め『国の病気を治すこと』がチョッパーのお宝だと思うのです。
それが最高峰の医者として、ヒルクルに今ココで植え付けられたのではないでしょうか。
ラフテルの病をチョッパーが治して「おめぇスゲェな!」となって晴れて船医となるのです。
めでたしめでたし。
最後に
いつもながら私めの妄想にお付き合いしてくれてありがとうございます。
引き続き『麦わらの(株)シリーズ』もお楽しみくださいませ。
ではまた。