こんにちは、サチヲです。

自分自身に喝を入れるお時間です。
読んでいただいてるあなたは「あぁ…変な人が“また”戯言を言ってるんだなぁ」という感じに、サラリと聞き流してくれる程度で丁度いいブログになっています。

さて!プライドについてです。
ざっくりではありますが、私自身20代の頃から『バンドに対してはガッツリ持ち、それ以外はクソ』というプライドのギャップを意識した“なんちゃって自己プロデュース”をしていました。
それには理由があり…明確に『プライドを持って行っていること』があると、どんなに人格や私生活をバカにされても自分を保つことができるのです。「まぁ言ってろ。おれにはバンドがあるし、おまえに分かってもらおうとも思っていない。」という、良くも悪くも他人との一線を引けたので“無駄な戦い”をすることなく笑顔でかわすことが出来たのです。
今思えば、このおかげで『悪いプライド』と呼ばれるものを自動的に排除できていたのですが…今!『明確にプライドを持って行っている事』がないので、内容の良し悪し関係なく“プライドのだだ洩れ状態”になっていることに気がついたのです。

【戯言】『良いプライドと悪いプライド』 | 人間関係を複雑にし、周囲から敬遠される厄介なプライドが出てきたのです。。。

  • 悪いプライド=自分が良くみられることにプライドを持ってる
    →自分がディスられると怒る
    →自分が他人より優れていると考え、偉そうにふるまう

  • 良いプライド=大事な事や人に対してプライドを持ってる
    →友達や仕事や家族に誇りを持っている
    →相手を守る気持ちがあり、包容力がある

悪いプライドの中でも一番醜いことが『自分が他人より優れている』と思っていることです。
言っている私が恥ずかしいですが、向き合うために…

先ず!『優れている』には3つの奢りがあります。
一つ目が、“自分がカッコいいと思っている”という驕りです。
チヤホヤされることに慣れていたり、実力が伴わないのにモテてると思っている中途半端モテ、そもそも自分の実力に対して道徳心、人徳、人格が伴っていないのに驕っている状態。
二つ目が、“働いている企業名”で驕っている
いわゆる『過去の栄光』と同じくらい、聞いている方はシラケるのです。たとえ“ソレ”に興味を持ってくれたとしても、それは『“ソレ”と利害が一致しているだけ』であり、自分の魅力ではないという事。
最後に“お金で驕る”…とありますが、これは生涯大金を持った事がないのでコレは大丈夫でしょう。

これら悪いプライドを持ち続けると、自分の言葉に『悪意のない棘』が出てきます。そして人を傷つけるのです。
最悪、本人は『善意』だと思って言っているのでタチが悪い。

『自分が他人より優れている』には更に最悪なコミュニケーション不和を生みだす。それが…

  1. 人の欠点をズケズケと言う。
  2. こーした方がいい、あーした方がいい、と“いらない助言”をする。

この2点に繋がってしまうんですよ!!
もうホントに怖いんです。これを言い出したら要注意です。
セミナーでもないのに、いくら仲が良くても人に言われたくない事って一つや二つあるんですよ。
ちなみに…自分からは助言や欠点を言うのに、人から言われたら「それは酷い!批判だ!!」的な感じで自己正当や言い訳に走りますよね。

両方とも“相手から求められたら”欠点やら助言してもよいのです。
でも…求められもしないのに勝手に、自動的に、良かれと思って相手に言っては世に言う『クソバイス』やら『助言おじさん』と変貌を遂げるのです。
この出発地点を突き詰めていくと、結局『悪いプライド』が発端となるのです。

最後に

言わない努力はもちろんしますが…バンドにプライドを全振りしていた時のように、今現在プライド全振りできる“ナニカ”を育てるのがいちばんの近道かもしれません。

ではまた。