こんにちは、サチヲです。

私が20代の時に『とある漫画家さん』に教えてもらったことがあるのです。
それが『テーマについて』です。
当時はオリジナル曲を作りバンドで表現していましたが、なんかのキッカケでその人に歌詞を見せたのです。
そしてら「あなたが傷つくと思うけど…はっきり言っていいの?」と前置きがあった上で言われました。
曰く…「全く伝わらない。ごちゃごちゃして何を言いたいのかが分からなく、支離滅裂です。」と。

あなたにそんな直接的な体験はないにしろ、もしも“文字で相手に伝える生業”をしているのなら是非!読んでください。
解決の糸口…というより、書くのが楽しくなると思いますよ。だって、そこにはセンスや感覚ではなく確かな『技術』があったのですから。

【日本語勉強】『テーマ』 | シナリオや歌詞、マンガやブログなど“およそ人に読んでもらう”もので避けては通れない道…!!

私が学んだ通り、アウトプットさせていただきます。

テーマとは、詩や話を通して『自分が何を言いたいか』ということ。
テーマをよく見極めないで話を作りはじめると、思いつきで書き進めるので“ただの日記”のようなものになってしまいます。
つまり、読者には何も伝わりません。
テーマは作者の『意志』や『感じたこと』や『想い』など、読む人に伝えたいことです。
テーマは作品全体が語るものであり、直接言葉にしてしまうと奥行きが無くなってしまうのです。
また、作品をポジティブなものにするか、ネガティブなものにするかも、テーマによって変わります。

なんて貴重な『考え方』を教えてくれました。

『テーマ』自体の輪郭が見えたところで…では実際の書き方。いわゆる『技術』を共有させていただきます。

先ず!読書の読んでいく方向がこちら。

  1. 『ことば』……対話、相手の言葉、好き、愛してる、うりことば、告白、言いわけ、等々…。
  2. 『エピソード』……行動、受動、アクシデント、別れ、ケンカ、出会い、対立、等々…。
  3. 『キャラクター』……目標、欲求、価値観、コンプレックス、好み、等々…。
  4. 『テーマ』……何を言いたいのか、意見、意志、感じたこと、想い、等々…。

そして!作者が作っていく方向がこちら。

  1. 『テーマ』……何を言いたいのか、意見、意志、感じたこと、想い、等々…。
  2. 『キャラクター』……目標、欲求、価値観、コンプレックス、好み、等々…。
  3. 『エピソード』……行動、受動、アクシデント、別れ、ケンカ、出会い、対立、等々…。
  4. 『ことば』……対話、相手の言葉、好き、愛してる、うりことば、告白、言いわけ、等々…。

そうです。読者と書き手は全く逆の方向性があるのです。
この仕組みを成立させる『技術』がスゴイ!!
実は私め、読者の読んでいく方向から歌詞を作って言ったのです。
要するに、キレイでカッコいい言葉を並べて繋げて書いていたのです。
これの一番の問題点は、『ことば』から書き進めると『テーマ』に辿り着かないのです。

書き終わった歌詞を相手に読ませると…
言いたいことが分からない。ことばを繰り返しすぎ。1番と2番で変化がない。最後だけでまとめようとしている。
結果!「結局あなたは何が言いたいの」状態になってしまうのです。

これを回避するために、しっかり『テーマ』を決めてから、登場人物を固め、話を膨らませるエピソードを作り、最後にことばをそえる。
正直、現在も全く活用できていないし出来ていません。やはり『技術』は使い続けていかないと磨かれません。
今一度、過去に感謝をしつつ…実践していきます。

最後に

さすが!相手に読んでもらってお金が発生している『プロ』は違いますね。
これが『読みやすさ』であり、『分かりやすさ』でもあるのでしょう。
私のブログはまだまだ未熟です。精進あるのみです。

ではまた。