/>【映画】『インターステラー10周年』 | 「運動の第3法則…前に進むには、何かを置いていかねばならない」この言葉に…
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【映画】『インターステラー10周年』 | 「運動の第3法則…前に進むには、何かを置いていかねばならない」この言葉に…

★布教 映画

こんにちは、サチヲです。

インターステラー10周年おめでとうございますッ!!
実は、『グランドシネマサンシャイン池袋』を、初めて体験しました。
常設の映画館としては国内最大となる18.9m×25.8m(高さ×横幅)のスクリーンを備えた「IMAX®レーザー/GTテクノロジー」シアターという、ノーラン監督映画を楽しむために作られたと言っても過言ではない最上級の映画館なのです。

基本、画面はデカい。前後、左右、上部からデカい音。なによりも椅子がいい具合(アトラクション的に大げさではなく)に振動する。更にふかふかで座りやすい。
ノーラン監督は、「お客様には映画館に来て観て欲しい」という思いが根底にあるからこそ『IMAX®レーザー』で撮ることをにこだわっている。しかもデジタルではなくフィルムで撮ることに。だからこそ!この映画館の良さを、最大限体感できるのです。

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【映画】『インターステラー10周年』 | 「運動の第3法則…前に進むには、何かを置いていかねばならない」この言葉に…込められた人生の縮図とは

  • 第1法則『慣性の法則』・・・すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止し続け、運動している物体は同じ速度で同じ方向に運動し続ける(慣性系において)
  • 第2法則『運動方程式』・・・物体の加速度は、物体に働く力に比例し、その質量に反比例する (慣性系において)
  • 第3法則『作用反作用の法則』・・・2つの物体が互いに力を及ぼし合うとき、それらの力の大きさは等しく、向きは反対方向に働く

ざっくり言うと、物体は同じ速度移動し続け…力を加えたのならその力に比例して…その力は一方だけではなく必ず逆の力も存在するんだよ。というお話です。
で!クーパーのセリフはその『作用反作用の法則』について話しており、コレをロケットと仮定すると…宇宙に飛ぶための強力なエンジン搭載しているのならば、ロケットを飛ばせる(作用)強力な力をエンジンから噴射(反作用)させる。だから前に進むといったところでしょうか。

それを、分かりやすく「前に進むには、何かを置いていかねばならない」というセリフに凝縮されているのです。
大変失礼ながら…私の目にはそのセリフに対して、もう一つの言葉が浮かび上がってくるのです。それが『同等の』です。
つまり、「前に進むには、『同等の』何かを置いていかねばならない」です。
当然、同等の何かが“足りなければ”、自分が考えている距離を進めないのです。

このセリフには、『行動するに至るまでの仕組み』に繋がっているのです!!

  • 就職する(作用)のならば…自分のスキルと時間を捧げる(反作用)ことになる。企業が求めているモノではなかったら、落ちる。
  • アルバイトを雇う(作用)なら…お給料を渡す(反作用)ことになる。お給料が少なければ、アルバイトが辞める。
  • 彼女を作る(作用)には…自分を磨き、出会いの場に行く(反作用)ことになる。思いと行為を一致させなければ、その頂は遥か彼方となる。
  • 痩せたい(作用)のならば…食べる量を減らし、筋トレをする(反作用)ことになる。見合った量を制限しなければ、お太り街道まっしぐらである。
  • ギターが上手くなりたい(作用)のなら…練習時間を作る(反作用)必要がある。ギターを触る時間が少なければ、下手なままである。

実は、生活の“ほとんど”か『運動の第3法則』に当てはまるのです。
『作用』という『行動の大きさ』に比例して、『反作用』という『同等の手放すモノ』が、必要なのです。これが、同じ力でなければ思った通りの『行動』に至らないのです。

上司に言われました。「したい。やりたい。欲しい。と言うわりに、あなたのその手に握りしめているモノはなんなんだ。その手に掴んだモノを手放さないと、前に進めないし結果は出ないぞ」と。
その手に握り締めているというのは『プライド・恥ずかしさ・お金・時間・見栄・労力・弱い心・日々に染み付いたルーティン・執着』等々、人によって様々あるのです。
『願いを叶える=作用』に対して、『握りしめているモノを手放す=反作用』の力が弱いのら手に入りません。当然のことです。
手に持ったままでも、一時的には目の前に来るかもしれませんが…長くは続きません。だって、自分の手に握りしめているモノに『力』と『時間』を“明らか”に使ってますから。
だから、今現在の私があるのです。

「なんか行動できていないなぁ…」と思った時、いつも思い出しています。「まだ…自分の手で握りしめているモノがあって、“それ”が邪魔をしているんだ。」と。

最後に

直ぐに出来るように思えて、中々難しいのです。なにせ、その『握りしめているモノ』は習慣化していますからね。
ただ、インターステラーの登場人物たちは作用に対して“それぞれ”対価(反作用)を支払っています。だから、物語が力強く魅力的に前に進むのです。
自分に出来ないことを、やって魅せてくれているから…ドキドキするし、感動もするし、前に進む勇気をもらえるのです。
インターステラーは、そんな映画です。

今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。