【マンガ】『capeta』 | 自分の仕事、自分の場所、自分をアピールできる環境に立っているのなら…その結果は
(capeta©曽田正人/講談社)
こんにちは、サチヲです。
曽田正人大先生の作品が大好物なのです。
いちばん好きな作品は『昴』。そして次に『capeta』です。この2冊は紙のマンガを全巻揃えたいくらい魅力あふれるキャラクターが生きているのです。
兎にも角にも、物語の浮き沈みの落差が激しく…あまり使いたくない言葉でもあるが、あえて言うなれば『天才』を描かせたら日本一だと思っています。
もちろん『天才』の成り立ちを“知らない”マンガのキャラクターたちは、やれ変人だとか変わってる人とか言って自分が“知っている枠”に当てはめて安心する。
しかし!読者である“私たちは知らされる”のです。
曽田正人大先生にしれっとエピソードを通して“そんな壮絶なこと”があったから、“そんな環境で育った”からなのかと思い知らされるのです。
だからこそ、かけ離れた考え方や技術や精神力を持っている身近ではない天才(ただの人)を、私たち読者は“まるで幼少の頃を一緒に過ごしてきたのではないか…”と思わせる力があるのです。
スポンサードサーチ
☆★☆
【マンガ】『capeta』 | 自分の仕事、自分の場所、自分をアピールできる環境に立っているのなら…その結果は自分の責任として受け止める

(capeta©曽田正人/講談社)1巻ではあんな子どもだったカペタが、32巻ではこんなにイケメンになっているのです。
2003年に少年マガジンに連載された『平 勝平田(タイラ カッペイタ)』通称カペタのセリフを共有させてください。
- いくらがんばったって運命はオレのコントロール外だった。今は違う、運命を握ってるのは神様でも、ライバルの動向でもない。オレのドライブ次第か…
F1ドライバーを目指すカペタにとって、カートで“結果”を出さなくてはいけないのは当たりまえ。
ただ、その当たり前を自分自身の力でもぎ取る事のできる喜び。どこまでも無垢で強い情熱を自分自身で燃え上がらせる主体性。
ここからの成長速度が“また”たまらなく愛おしくも感じるのです。
そして確かな刺激ををもらい、私の『人生のハンドル』を自分自身でコントロールする力をもらえるのです。
最後に
やっぱり、やるべきことをする人はカッコいいです。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。