【紹興酒】『台湾陳年紹興酒 8年』 | 紹興酒が好きな方に聞きたいです。台湾紹興酒は好きですか?私め、次回の購入は…
こんにちは、サチヲです。
何故、この紹興酒が『落ち着け』に分類されるのか。もちろん明確な理由があります。それは…
- 知識を知らないで購入するから痛い目に合う。理解を深めなかった自分が、ただの勉強不足だった
直接お店に赴き、自分の目で見る、自分で美味しいと思うお酒を選ぶ、お金を払い、キンキンに冷やして飲む。完全に、自己責任の構図が出来上がりました。
結果、とても飲めたモノではありません(後ほど詳しく…)でした。
誤解の無いようにに最初に言います。台湾紹興酒は悪くありません。変わらずソコに居ただけですから。私が、知りもしないお酒の味を、妄想を勝手にふくらまし“この台湾紹興酒の味はこうだ!”と決めつけたのがいけないのです。
そうです。私には“まだ”早かったお酒が存在していたんです。要するに『勉強になった』のです。
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☆★☆☆★☆もくじ
【紹興酒】『台湾陳年紹興酒 8年』 | 紹興酒が好きな方に聞きたいです。台湾紹興酒は好きですか?私め、次回の購入は…“まだ”見送らせていただきます。
今回はめずらしく、お酒専門店『酒のやまや』購入させていただきました。それがこちら『台湾陳年紹興酒 8年 600ml 1,045円(税込み)』です!
店舗のPOPにはこんな事が書かれていました!
台湾紹興酒は、台湾が誇る名水『愛蘭甘泉水』を使用し、カラメルなどの添加物や年数の違う酒や新酒を一切ブレンドせずに100%の原酒から瓶詰めされています。口あたりがピュアでまろやかな、純粋な紹興酒の味わいが楽しめます。
台湾産米を主原料に、8年熟成させた紹興酒です。濃い琥珀と、芳醇な香り、まろやかな味わいが特徴です。深みのある独特な風味で淡麗な辛口です。
ちなみに、紹興酒でよく見かける『陳年』とは『古い・長い年月をかけた』と意味します。陳年紹興酒となると5年以上熟成させた紹興酒で、基本的に年月が長くなるほど味に丸みが出てきてまろやかな口当たりになります。
こんな魅力的な営業トークされたら…私め、一発で購入を決めました。
ちょうど家に帰ってから麻婆豆腐を作ろうと思っていたので、キンキンに冷やして準備を整え…いざ、飲んでみました。
冷やしたら“香り”が落ち着くお酒が多い中…蓋を開けた瞬間、甘い香りが強い!そして、色が濃い目ですね。
改めて、香りをゆっくり楽しみながら一口…ん!?苦いぞ!(笑)
思ってい以上に渋い味、なんでしたらかめ出し紹興酒特有の甘みを期待していただけに衝撃的な味です。
きっと“おつまみ”を食べてからの方がいいかも!という事で、改めて水餃子を食べてから一口ゴクリ。やっぱり舌に残るざらざら感と言いますか…なんか寒気と言いますか、身震いがするのです。飲み後も苦味が残る…中国の紹興酒と全く別物だ!悪い意味で裏切られた…のか?
いや、最初は“そう”感じるのかも。
だから、ご飯をしっかり食べようと思い…豆腐とササミとなめ茸のトロトロ煮(結局、麻婆豆腐は作ってない)を食べてから一口ゴクリ。うーん。全く変わらんですたい!むしろ安定の渋みと苦味と、ざらざらとしたナニカがが口いっぱいに広がりながら、しばらく…いや口の中から全く消えません。
どういった事でしょう。私め調べました。
- 結果。台湾紹興酒は…甘みは少なく、苦味・酸味・辛味・渋味を強く感じる銘柄が多い
とのことです。素晴らしい情報を手に入れました。そうだったんですね!!
先ほどの営業トークにしっかり書いてありました。
- 『カラメルなどの添加物や年数の違う酒や新酒を一切ブレンドせずに』⇒だから、甘みが少ないんだ!
- 『口あたりがピュアでまろやかな、純粋な紹興酒の味わい』⇒これが『純粋』。添加物の入っていない“本来の紹興酒”の姿だったんだ!元々は苦く、渋みがあるお酒だったのを、中国は改良に改良を重ね、添加物を“むしろ入れる”製法に辿り着いたんだ!
- 『濃い琥珀と、芳醇な香り、まろやかな味わいが特徴』⇒確かに、他と比べたら“濃い茶色”でした!そして“香り”だけはめちゃくちゃ甘い香り。そして、“本来の紹興酒であり原酒”ではこれが“まろやかな味わい”なんだと!
えーと、台湾紹興酒は紹興酒の中でも上級者向けですね!素人が、ヨダレを垂らしながら向き合ってはいけないお酒なんです。
あるとあらゆる紹興酒を試し、飲み、酸いも甘いも含めた数々の失敗と成功の“うま味”を身にしみ込ませた『プロフェッショナル』な方が嗜むお酒。これが、台湾紹興酒です。
中国の紹興酒のイメージで気軽に買ってはいけません。
最後に
紹興酒で、冒険をされる方の“道しるべの一つ”になれたら幸いでございます。
私めは、後10年後くらいになったら嗜めると思います。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。