【考え方】『どちらにに時間をかける?』 | チームにて結果や成果を求めるならば…やる気のある人に?orやる気のない人に?
こんにちは、サチヲです。
あなたが会社でリーダーを任された時、部署単位で数字を達成しなければならない時…もしくは、あなたが何かのチームでゴールへ導くならば、たとえばバンドで目指す場所が明確になった時など含め、複数人で結果や成果を求める場面に遭遇したことがありませんか。
人間が数人集まれば、必ずと言っていいほど“考え方”うや“価値観”の違う人に出会います。これは当たり前ですよね。
その当たり前の環境で、結果や目に見える成果を出す方法は…それこそ多種多様です。
今回は、その多種多様あるであろう方法の一つ『他人のやる気』のマネジメントについて自戒を込めて書かせていただきます。
何故、自戒を込めるのか…それは『自分のやる気のコントロール』に繋がるからです。
では、先にポイントを言います。
- やる気のない人に時間をかけるな。やる気のある人に制限をかけるな。です。
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☆★☆☆★☆もくじ
【考え方】『どちらにに時間をかける?』 | チームにて結果や成果を求めるならば…やる気のある人に?orやる気のない人に?答えは…、やる気のある人に時間をかける。です。
先ず、重要で繊細な取り扱い求められる、“やる気のない人”から片付けちゃいましょう。
冷たい言い方かもしれませんが、マネジメントの基本として教えていただいたのは『やる気のない人のやる気は引き出せないことを知る。』でした。
これは、大前提として『プロ(お金が発生している)』の世界の話です。
要するに、目的が明確で、期限のある目標が存在し、生きていく上で結果成果が“必ず”必要な環境に身を置いている人。です。
気を付けて欲しいのは、「みんな大好きだよッ!このメンバーで楽しくずっと仲良しのままやっていこうね♬」的なところに、この『考え方』を持ち込むと…気が付いたら、ほっとかれますので環境を選びましょう。
では改めて!“やる気のない人”に対しては、そのままにしておく。ほおっておくことが正解。
このように言うと、「人材育成という仕事を放棄しているんじゃないか」とか「やる気のない人材を、『人財』に変えるのもリーダーの役割じゃないのかー」という声聞こえてきますが、もう一つポイントがあるのです。
それが『優先順位』です。
あなたの会社、あなたのチーム、あなたの団体に有り余る“人的資産”があれば、むしろ!同時に、やる気のない人に時間をかけましょう。
ただ…お金も時間も無いのなら、先に手をつける優先順位は、やる気のある人ということなんです。
もちろん、やる気のない人の“やる気が無くなった理由・原因等々を調べ、補完することが大切です。しかし!その時間を使う前に、やる気のある人にの環境を整えるべきなんです。
その環境とは、既存の制限を取っ払うことです。
もう少し言いますと、やる気のある人のエネルギーを最大限!発揮できるような環境を作る。もしくは、そのやる気のある人のエネルギーを守ることです。
と言うか…実際はやる気のある人は、ほおっておいても結果を出します。
そう!結果、両方とも『ほおっておく』のです。
リーダーであるならば『環境を整える』ことを先にして、『人をコントロールする』ことに時間をかけません。
ただ!やる気ある人をほおっておいて、やる気ない人に時間をかけている所を見られたら「なんでやる気のない人にあんな手厚いサポートをしているんだ…」と思われてしまい、一気にやる気が萎えることがあるのです。このような事が起こらないように、環境を作り、守ることが必要なのです。
ちなみに、やる気ある人を伸び伸びと行動出来るようにしておくことは、『短所より長所を伸ばせ』という考え方と似たような感じです。
これは、短所に時間をかけても平均値くらいにやっといくか…という感じですが…長所に時間をかけて研ぎ澄まし、誰にも負けない技術に昇華させた方が“選べる道が増える”ことになる。結果を出す確率が上がる。という方法論です。
そして!その後起こる現象が『そのチームの基準が上がる』のです。
やる気ある人によって生み出されたものや、研ぎ澄まされた技術で結果を出すことが増える。当初では当たり前だった『考え方』が淘汰されるようになり、トップで走る人の『考え方』の基準が浸透しはじめます。
この環境を作ることが出来ると、もう一つ“ほおっておいた”やる気のない人が…成長することがあるんです。
信じられないかもしれませんが、『環境は人をつくる』という考え方です。
やる気のない人は、やる気のある人によって上げられた基準を高めれば高めるほど、勝手について行こうと思います。
やる気のない人の思考の一つとして…「周りもやってるからもう少しここまでやっておくか…じゃないと“やる気のない人”に見られちゃうからな」が発動します。これが『環境』の力です。
なので、ここまではやる気のない人をわざわざクビにする必要はありません。切り捨てるようなことをする時間がもったいないです。
何故か。やる気のない人の、大人気の行動の一つ。この基準の環境に付いて来れなければ、勝手に脱落するからです。
『やる気のない人に時間をかけるな。やる気のある人に制限をかけるな。』は、結構、シビアな話だったりするのです。
とは言え!プロの世界が全て『コレ』のはずがありません。これは、ただの選択肢の一つです。
あなたの思い描いた世界を貫いていきましょう。
と、締めの言葉になってしまいましたが…本当に言いたかったことがあるのです。
この考え方。チームや集団だけでなく、個人…いわゆる『自分』にも当てはまるのです!
あなたに質問です。
Q、自分の欲しい結果、成果が明確であるならば、やる気のない人とあなたは行動しますか。
自分の身をどこに置くか、自分の環境をどう選ぶか、自分の基準をどこに持っていくか。基準と環境を明確にすれば、付き合う人も変わります。
私は特に影響を受けやすい人間だから、直ぐに人のせいにしてしまうことがあります。しかも、もう51歳なので「友達100人だ!イェーイ☆」なんて言ってられないのです。
私は別にどこかでリーダーをしている事はないですし、もちろん会社を経営している訳ではありません。ただ、自分自身の人生を経営していると考えて生きています。
実のところ、誰と共に居るかで“かなり”人生が左右されるのです。
誰かを思い通りに動かそう!誰かの行動をうながそう!に労力を使うより、自分で動いて『環境を変えた』ことを魅せた方が早い場合があるんです。
結局…他人ではなく、自分をコントロールすることになるのです。
なので、黙々と積み上げていきますね。がんばります。というお話でした。
最後に
世知辛い世の中ですが、のらりくらり生きていきましょうね。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。