こんにちは、サチヲです。
住友グループの経営理念を達成するための考え方の一つに『自利利他、公私一如』というのがある事をご存じでしょうか。
『自利利他』とは、仏教用語で「自らの仏道修行により得た功徳を、自分が受け取るとともに、他のためにも仏法の利益をはかる」という意味。
『公私一如』とは、「公」に思えることも「私」に通じ、この二つは相反せず一つのものであるという意味。
その前提を踏まえて、住友グループの考え方をそのまま引用させてもらいますと…
『自利利他、公私一如』
「住友の事業は住友自身を利するとともに国家を利しかつ社会を利する事業でなければならない。営利のみに走ることなく、絶えず公益との調和を図る」という理念を示す言葉です。100年以上も前から別子銅山の環境問題に取り組んだように、古くから変わることなく受け継がれている精神です。
このように短く分かりやすく凝縮された価値観は、“大企業になるべくして成った感”が抜群に感じられる素晴らしい考え方ですよね。
稲盛和夫さんの『三方良し』に見られるように、自分や会社だけでなく社会に対してどう貢献できるのか?というような考え方を組み込む経営者は多くいます。
これは最大瞬間風速を狙うのではなく、世の中に『継続して存在する』為の普遍的とも呼べる考え方と言って良いでしょう。
ここまで普遍的な考え方ならば…自分自身の行動規範に取り入れても良いのではないでしょうか。
では、早速『じゃどうするか』です。
【考え方】『自利利他』 | これが『良い考え方』だというのは分かります。しかし、どうやったら自分の行動規範に繋げられるのか?
とある人から「あなたの人生における目標設定の『質』を見たら分かります。」と、過去に言われました。
はい。まだまだ全く分かりませんよね。
私自身とても変わった人なので、会社とは別に自分個人に対して『人生の目的・目標設定』を作り、それに沿って勝手に生きています。
その人は私の目的にはとやかく言いません。ただし目標に関しては『差』が出るので、以下のように言われたことがあります。
- 曰く…「あなたの目標には自分がどうしたいかばっかり書いてあります?誰かに何かしてあげたいこと書いてあります?どうですか。もっとお客様を喜ばせたいとか、家族を幸せにしたいとか、自分以外の、他の人に施したい尽くしたい、貢献したいが入ってますか?どうでしょう。For meなのかFor youなのか」
は、99%自分のことしか書いていませんでした。
もうお分かりですね。
自分の目標を、社会の貢献に繋げて設定しなおしました。
たったコレだけです。
そうするとあら不思議。苦手だった『継続』の力が段々と湧き出てきたのです。
もちろん最初は「社会に貢献…なんてナニ?」という感じにしっくりきませんでしたが、学び行動するにつれ腑に落ちるようになりました。
だからこそ、周りの言葉で壊されることなく“このブログ”も続けられていると思っています。
最後に
変なことを言いますと『社会に存在していい』という確信(自己肯定感)が欲しいのです。自己肯定感を紐解く一歩として自己理解を深めることを今更ながらやらせてもらいます。
最終的に“それ”が自信に繋がり、自分が笑顔になれるという仕組みです。
そこに社会の繋がりを入れたのは周り巡って“自分の為”なのです。悪しからず。
ではまた。