Ⓒ実樹ぶきみ(秋田書店)/SHY製作委員会
Ⓒ実樹ぶきみ(秋田書店)2019
こんにちは、サチヲです。

心と向き合うアツいヒーロー物語である『SHY』は、キャラクターそれぞれに様々な思いが秘められています。
自分自身ではどうにもできない事を、誰かと共に分かち合ったり、認め合ったり、戦ったり、逃げたり、向き合ったり、許したりしながら人助けをする。
それぞれのヒーローが決して完全無比ではない繊細な力強さが丁寧に描かれている作品で、私の好きなアニメの一つでもあります。

さて!今回はイギリスのヒーローであるスターダストが、恥ずかしがり屋で人見知りな日本のヒーローであるシャイに送った言葉である。
シャイが強敵を倒しはしたが自分自身の力だとは到底思えなく、いつものように自分を卑下している姿を見て…。

【言葉の力】『スターダストの育成能力』 | 言い方、聞き方、タイミングによって変わることがある。それが意図ですッ!

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  • スターダスト「何かを成した時、誰かのおかげなんて存在しない。何も成せなかった時…誰のせいにもできないのと同じだだから。胸を張れ。

言葉数は少ないが…ただシャイを元気づけるのではなく、シャイの行った行動を認め、賞賛し、自信のないシャイが“自ら認めざるを得ない論調で説く”姿に感動したのです。

基本的に仕事がうまく行った時は、調子に乗らないように謙虚な気持ちで“○○のおかげ”という感じに、驕り高ぶらないようにしますよね。
ただし“相手に自信を持ってらいたい”という意図があるのなら…全く逆である、このような言い方がピッタリだと思いませんか!?

もしもシャイが「自分が!私が!」という“自我(エゴ)”に囚われていたら、こうは言ってなかったでしょう。
“自分に責任がある”と考える自責と、“自分以外(他人や環境)に責任がある”と考える他責をしっかり区別し、スターダストのように自分を律して生きていけたら良いなぁと思う今日この頃です。

最後に

第1期エンディング曲である『シリタイキモチ』は、シャイ/紅葉山テル(CV. 下地紫野)&小石川惟子(CV. 東山奈央)のユニットで歌われているのです。
なおぼうファンである私としても、違う意味でもこのアニメを推したいのである。

ではまた。