【読書】『地下鉄のギタリスト』 | 世の中で“実際に起こる”可能性を知ることで、自分の可能性を幅を広げ『見え方』を変える
こんにちは、サチヲです。
「そんな事、自分にはできない」「そんなことは本の中だけだ」「少し盛っているよね?現実はそうはならない」という考え方は、歳を取れば取るほど、結果『行動しない』という現象で現れてしまう。
若い時は…いい意味で、直ぐに辞めるし、直ぐに移動するし、直ぐにやっていた。
歳を取ると余計なマイナス知識と、ビビりのせいで動けなくなる。
『思い念ずれば通じる』という考え方は“あくまで”行動しようと背中を押すだけの言葉であって、『行動しないで手に入る』という意味ではない。
実際に動いた人じゃないと『思い』が私の手に収まることは無いの知っているのに、キレイで立派な言い訳をして行動しない。
もしくは、全く効果の出ない行動や効果の薄い行動をして「行動したつもり」を積み重ねて自分を保っている。いやはや、自分で書いていて耳が痛いです。
コレを打破するには、色々な『手』はあります。今回は、基本的である“出来ることを知る”を経てからの『見え方』を変えることです。
そこで、何から手をつければいいかわからない時は、こんな類の本を読んでいます。
この本の概要として…
日本人初のロンドン地下鉄公認バスカー(楽器演奏者)となった著者が、日々の「busking」を報告。
地元の音楽家や聴衆とふれあう日常がユーモラスに綴られるなか、2005年7月には「地下鉄同時爆破テロ」に遭遇。
メディア報道では見えなかった事件前後の生のロンドンが克明に描かれる。
UKロックなどのメジャーとは違うもう一つの英国音楽シーン、そこに生きる人々とバスキングという音楽文化を紹介する魂の一冊!
アマゾンブックの概要を参照
実際に行動した人の赤裸々な言葉と行動と結果には、ギャップを感じるでしょう。
でも、確実に『見え方の幅を広げる』ことに一躍買っている本なのです。
今回は、本の内容は全く紹介しません…要するに『ネタバレ無し』です。よろしくお願いいたします。
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☆★☆☆★☆もくじ
【読書】『地下鉄のギタリスト』 | 世の中で“実際に起こる”可能性を知ることで、自分の可能性を幅を広げ『見え方』を変える
私め…その環境の『見え方』を変えることが出来れば、行動するキッカケになるし、結果を変えられると信じています。
突然ですが、ここで問題にお付き合いください。あなたには、このような場面を想像して欲しいです。
ここに、車を売るセールスマンAさんとBさんがいます。
2人は新車発表のショールームに来て、参加したお客様に“新車ではない車”を自社の販売店を通して購入をおすすめしようと営業をしました。
1週間あるイベントの最終日まで2人はがんばって営業をかけました。
結果……
Aさんは2台売れました。
Bさんは全く売れませんでした。ではなぜ!2人の営業マンの営業成績に、こんなにも差をつけたのでしょうか。
さて、あなたは“何が”違うと思いましたか。
答えは、2人の見えている世界の『見え方』に差があった。です。
- Aさんは、「新車を欲しいと思っている人は、“車を買ってもいいなぁ”という選択肢があるはずだ。そこから切り崩せばなんとか売れる」と。
- Bさんは、「新車が欲しいと思っている人は、“他の車なんて興味が無い”と考えているはずだ。こんなところで自分の車が売れるのかなぁ」と。
同じ営業マン。同じ商品を売る。同じ環境で営業をする。
ここまで“同じ”が揃っているのに、『見え方』によってAさんとBさんの目の前に広がっている『結果』という可能性がこんなにも違うのです。
そうです。もうお気づきかと思います。この考え方が人生に役立つのです。
この『地下鉄のギタリスト』は、“そういう事もできる”を知ることにより、世の中の『見え方』の幅を広げることができる本なのです。
気を付けて欲しいのは、エンタメに寄ってないのです。要するに、大げさなエピソードばかりを集めた本ではありません。
素朴なことばかり書いてありますよ。そんな素朴なことですら、行動した人にしか感じることが出来ないですし、実際に手に入れることは出来ないのです。
いざ読んでみると、“何気ない毎日”かもしれません。でも、私も含め…実際に生きてみると“そんな程度の毎日”ではないでしょうか。
だって、本人にとっては“そんな程度”が当たり前の毎日ですからね。その“当たり前”を作るのが『見え方』なんです。
だから、同じ世界に住みながら“みんな違う”のです。
最後に
身も蓋もありませんが、どんな『本』にも『見え方』を変える力があるのではないでしょうか。
思った時が適齢期!周りは気にしないで、色々と“実際に”行動を積み重ねていきますね。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。