こんにちは、サチヲです。
最初に元も子もない話をしますね。
今回どうしてもおすすめしたい日本酒の種類が『純米大吟醸』なのです。
コレは…醸造アルコールを添加しないことを指す『純米』であり、米、米麹(こめこうじ)、水のみを使用すること。
数字が小さいほど米がよく磨かれている(たくさん削られている)ことを意味する精米歩合が50%以下であること。
更に!製造方法として吟醸造り(低温で時間をかけて発酵させる製法)で造られていて、固有の香味および色沢が特に良好であること。
このような国税庁の定める『清酒の製法品質表示基準』の要件を満たした日本酒を、はじめて『純米大吟醸』と名乗っていいのです。
こんな日本酒が不味いわけないのです!
だってこんなガチガチに決めた要件の中でしのぎを削っているのですよ!?
どうしたって華やかな香り(吟醸香)と、雑味の少ない繊細で上品な味わいが出ちゃうんですよ。
たとえ!どんな産地で銘柄でも純米大吟醸が不味くなるようなことはないのです。
とはいえ、それでも各種に差があるのは何故か。
それが『米、米麹(こめこうじ)、水』という原料の違いを出しているのです。
その蔵でしか作れない価値を私たちは『好み』と呼び、それ相応の値段を払い、お酒の時間を愉しませてもらう。
こんな健全な世界線を楽しめるのが、純米大吟醸という日本酒なのです。
もくじ
【うまい酒】『純米大吟醸 稀世』 | 「世にも稀な美味しさの唯一無二のお酒になってほしい」という願いそのままの日本酒!

- ブランド ⇒ 令和6年産 純米大吟醸『稀世(きせい)』
- 蔵元(醸造元)⇒ 株式会社平孝酒造
- 産地 ⇒ 宮城県 涌谷町(わくやちょう)
- 原料米 ⇒ 涌谷町産「蔵の華」100%使用
- 精米歩合 ⇒ 45%
- アルコール分 ⇒ 16度
- 日本酒度 ⇒ ±0(令和5年産「稀世」)
- 酸度 ⇒ 1.5(令和5年産「稀世」)
- 値段 ⇒ 3,300円(税込)
- 飲み方 ⇒ チルド配送なのでもちろんキンキンに冷やして
- おつまみ ⇒ 海鮮手巻き、タコわさび、サーモンハラス(家で焼く)、やきとり(レバー・ハツ・砂肝・ニンニク鶏もも)
そりゃうまいですよ!
しっかり16度あるのですが、あまりにも華やかな香りと雑味の無い口当たりのおかげで、口に含んだ途端に春の小川のようにサラサラ行くのです。
ダメです。大事に飲まないともったいないです。
さて!稀世の『米、米麹(こめこうじ)、水』の価値とは如何に!?
日本で最初(初)に金が産出された『黄金山(こがねやま)産金遺跡』がある宮城県は涌谷町。
そんな涌谷町で生まれた酒米『蔵の華(くらの花)』を100%使っています。
こちらは、宮城県内の蔵元(浦霞、一ノ蔵、山和など)で広く採用されている“宮城を代表する酒米”と言っても過言ではありません。
ちなみに名前には『蔵の中で酒香を漂わせ、人を心地酔わせる華になれ』という願いが込められています。
…有能なコピーライターが付いているのでしょうか。日本酒の命名もそうですが、センス抜群ですよね。
米麹はもちろん仕込みに使う掛米(かけまい)と同じ、宮城県涌谷町産の『蔵の華』が使われています。
水については、明確な記載がなかったので予想となりますが…主要銘柄である『日高見』と同様に、奥羽山系からの伏流水や地元の清冽な水を使用していると思います。
私め、この日本酒を『涌谷町のふるさと納税』の仕組みを使って購入させていただきました!その真の価値が…!!
実は!私の推しの声優・歌手のひとりである、安野希世乃(やすの きよの)さんがプロデュースした日本酒なのです!!
言わずもがな、希世乃さんのご出身地である宮城県涌谷町(わくやちょう)の町おこしの一環として生まれた貴重な日本酒になります。
よって!希世乃さんの『限定ポストカード』という至福のグッズがもれなくもらえるのは必然でございます。
そうです。
純米大吟醸の価値の創世として『米・米麹・水』と言っておきながら、軽い説明で終わらせた理由がコレ!
稀世の価値!
それは、他の日本酒では決して出せない価値が『安野希世乃ブランド』が付随しているのです!!!!
この価値は、私を含めた一部の人にめちゃくちゃ刺さっているはずです。
もはや、稀世を飲むことは『推し活』と同意語です!!
ただね…私め、やはりツメが甘いのです。
その限定グッズをもらうには『ふるさと納税2本セット』を買わなくてはいけなかったのです。
はい、お察しの通り私め…1本しか買っておりません。
でもね、たとえ2本セットと知っていても…悲しい話、買ってなかったと思います。
だって寄付金が1本16,000円だったんス。基本は3,300円で買えるのに…2本で32,000円。私め、きっと心が折れたと思います。
ふるさと納税の理念に反することを言ってしまい、大変に申し訳ないのですが…同じ32,000を払うなら、稀世を10本買うという貢献をさせていただきます。
心と財力の余裕を出すためにも、お仕事をがんばります。
あまりにも悲しいので、ブログを読んでいるあなたには『涌谷町黄金大使・安野希世乃さんからのメッセージ』をクリックして読んでください。
そして…「涌谷町には稀世という立派な日本酒があるんだ!」と同時に「安野希世乃さんの存在」を覚えて帰っていただけると、私の心が癒されるのです。
最後に
それにしても、この稀世。純米大吟醸で50%を切る45%の精米歩合なのに“そこまで”甘くないのです。
私にとっては本当に“それ”がちょーどいい味わいで、めちゃくちゃ飲みやすいです。
気を取り直して…また、春ごろになったらサイトを確認して注文します。
ではまた。
