/>【イケてる言葉】『巧言令色鮮し仁』 | それでも騙される…このパターンを一つ覚えておくだけで回避できる可能性が上がる!!
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【イケてる言葉】『巧言令色鮮し仁』 | それでも騙される…このパターンを一つ覚えておくだけで回避できる可能性が上がる!!

★独り言 イケてる言葉

こんにちは、サチヲです。

  • 巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)⇒巧みな言葉を用い、表情をとりつくろって人に気に入られようとする者には、仁の心が欠けている。
    ⇒「巧言」とは、口先巧みに言葉をあやつること。
    ⇒「令色」とは、人にへつらうような愛想のよい顔つきのこと。
    ⇒「鮮し」は「少なし」と同意だが、原典に沿えば「鮮し」と書く。
    ⇒「仁」とは、他人を思いやる心を元にして自己を完成させる、最高の徳のこと。

論語にこのような言葉があるんです。
要するに、甘い言葉や良いことを言って近づいてくる人にはロクな人はいない。という、あなたも私もみんな知っている心構えのことです。

でもね、騙されないと思っていても…騙されてしまうんですよ。だから、この世の中から詐欺が無くならないのです。

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【イケてる言葉】『巧言令色鮮し仁』 | それでも騙される…このパターンを一つ覚えておくだけで回避できる可能性が上がる!!

  • あなたの知らない世界の話を持ち掛けられた時にこそ!気を付けるべきです。

逆に、あなたの知っている世界。それはあなたの仕事であったり、あなたの趣味であったりすれば、その世界の『常識』を知っているので突拍子もない話を聞いても、話をあなたなりに精査出来ますよね。

たとえば…あなたが家庭菜園で『ナスを育てる』ことをして、自給自足の世界へ足を踏み入れようとします。
そんな時、あなたの前に笑顔でこんな事を言ってくる人が現れたとします。

ピンポーン!
営業マン「こんにちは~!いやね、奥様のお庭の菜園が非常に美しくて…どうしたらこんなに上手に育てられるのか聞きたくて、不躾ですがお話を聞きたくなった次第なんです」
奥さん「は、はぁ」
営業マン「ちなみに、なんのお野菜を植えているんですか?」
奥さん「ニンジンです…」
営業マン「ニンジン!!いいですねぇ。でも、肥料とか育てるの大変ですよねぇ??」
奥さん「別に…育てるのは好きなので、なんの苦労も感じていませんが…」
営業マン「え!?苦労を感じていない!!実は奥さん…私、そんな人を探していたんですよ。」
奥さん「どうゆうことですか?」
営業マン「実はね…この当社の種を植えて、この栄養素を蒔けば…明日には立派なナスが出来るんですよ。信じられませんよね!?でも、この動画をご覧ください。ね!?出来上がっているでしょ♬で、その出来上がったナスがこちらのピッカピカのナス(カバンから、おもむろに出す)なんです」
奥さん「………」
営業マン「実はね、この『ミラクルナスの種セット』が通常1万円するのですが、安心してください。まだ市場に出回る前のお試し期間なので5千円で提供することが出来るんです。」
奥さん「………」
営業マン「あれ…奥さん。…どうかしましたか?」
奥さん「てめぇふざけんじゃねぇ!買うはずねぇだろ。ペッ。無駄な時間を返せ!お焼香でも食って寝てろ!!!」

と、優しい笑顔で営業マンを追い返すことが出来ますよね☆

さて、あなたはその『ミラクルナスの種セット』を買いますか?…買いませんよね。
それは何故かというと、あなたが『種を植えた次の日にナスが出来るなんて、自然法則を完全に無視したとんでもない理論』だと知っているからです。
でも、全く家庭菜園の世界を知らない人からすると…「わーすごい!」となって思考停止になります。
家庭菜園というか農業を知らない人からすると、『種は100円くらいで買える』ことすら知らないんです。
それと同じようなことが、投資の世界や大きな買い物をするときに出くわすことがあるんです!

投資の世界や、保険の世界。大きな買い物(マンションや一戸建や車)をすると時…あなたが“その”世界に精通しているなら!対等にお話が出来ると思いますが、これが知らない世界だと『良い話』にしか聞こえない場合があるんです。
ちなみに、少しかじっている程度も危ないです。中途半端の知識ほど、相手はあなたの知識欲を刺激してくるので危険なんです。

じゃ、どうするのか。この2点を守りましょう!!

  • 答えは簡単。『即決をしない』『人に相談する』です。

まぁ、今更ですよね。知っていますよね。でも!一つだけ。人に相談する時に気を付けて欲しいことがあります。
それは、良く分かっていない人に相談しないこと。どういう事かと言いますと…

あなた「なんか『ミラクルナスの種セット』っていう商品を売られそうになったんだけど…」
お友達「おー!なにそれ。聞いたことないな。どういうモノなの?」
あなた「この種を植えて、この栄養素を蒔けば次の日にはナスが出来上がってる…という感じなんだけど。」
お友達「マジで!?凄くね!?なんかいい感じジャン」
あなた「そうかなぁ。でも、5千円するんだよねぇ」
お友達「え!?安いッ!!ちょっとそれ、オレも欲しいんだけど。紹介してくれる?」
あなた「う、うん!いいよ!」

ダメです。こんなお友達には、相談してはいけません。相談するお友達は選びましょうね。この世でいちばん怖いのが『知らないモノ同士の相談』です。なんの解決にもなりませんし、逆に酷い結果になります。

その世界を知っているお友達がいなかったら、年上のお友達を引っ張り出しましょう。
もしくは、あなたの街の市役所に必ず『消費者センター』といって訪問販売やら、その類の相談をしてくれる所があるので平日に駆け込みましょう。
どうせなら、さっきの相談してはいけないお友達も一緒に連れて市役所に相談しに行きましょう。

最後に

持つべきものは友。というお話でした。

ではまた。