こんにちは、サチヲです。
私め、長らく『行動』について資料を漁っているのです。
自分自身…なんであの時動けたのか。なんであの時動けなかったのか。その事に対しては誰よりも同じように“欲しい”と願っているのに、行動できる時とできない時があるのです。
なにも自分自身だけではありません。
あなたも見たことがあるのではないでしょうか。「あの人…自分から『やる!』って言ったのに、なんにもやってないな。」他人ではあるので「なんでやらないの?」「いつからやるつもりなの?」という具合に詰めていたら、たとえ友達でもあなたの前から去っていくでしょう。だから“そっとしておく”のが正解ですが…『やるorやらない』の判断は一体ナニでしているのか、興味津々なのです。
実は私め、この『言ったのに行動しない理由』については一つだけ答えを持っているのです。
それは『本人が困っていない』です。
今回は、更にもう一つの答えを『立川談志師匠』から教わりました。
これを知ることにより、自分自身の行動につなげるキッカケの一つにしていこうと思います。
【イケてる言葉】『立川談志師匠』 | なぜやらないのか。なぜ行動しないのか。なぜ願っているのにそのままでいるのか。

これは『おれたちひょうきん族』のお笑い学校的な一幕から抜粋させていただきました。
私が意訳するわけにはいかないので、文字起こしをしたのでご覧下さいませ。
馬鹿はダメだよ。はっきり言うと。馬鹿と利口はどこで判断するかって言うとね、私の基準の馬鹿っていうのは、状況判断が出来ないやつ。
状況把握ができて、状況判断ができたら状況処理をしなきゃなんないんだよ。この連続なんだ。世の中生きてんのはね。すべてそうなんです。
状況処理、ですね最終的には。すべての事柄っていうのは、これも同じこったけどみんな『不快感の解消』から始まるんです。
ええ。1番の不快は死に対する不快ですね。イヤですから、死ぬのは。病気とか恐れとか飢えと寒さは無いけど死に対する恐れから始まっている。
その不快をどう解消していくか。ついでに言うとその不快を自分で解消するのを文化と言い、できてるもので、解消するのを文明と言うのだがね…今回はこの話はさておいてですね。自分の不快感。
売れないと不快であると。売れると言うのは、街を歩いててみんなが振り返ってくる、サインを求められる、または収入がある、仕事が来るという状態にならないと不快ならば…本当に不快ならばそれを解消するために状況処理を上手にやる。状況把握と上手に処理してそれをやっていくということね。
えー。ところが人間ていうのは先が読めてしまうからね。どうやったって俺はなれねぇからってこの程度で置いとこうという人間もいるしね。だから、『現状は正解』なんだ。
あなた方が売れてないとしたら、または売れてるとしたらその現状が正解なんです。
その『正解』の現状に、処理をしないというのは…つまり売れなくてぼーっとしてるのいますなぁ、もうちょっとやれば良くなるっていうの。
あれはその状態が快適なんです。不快じゃないんです。不快なら動き出すんです。不快でないからなんです。または動くことの方がもっと不快だからなんです。だから『現状が正解』なんです。
不愉快だったら、頭を働かせる。つまり状況処理をするために秀才として頭を働かしてどうしたら自分の状態が良くなるのか、相手はどうだというのを判断すれば人間が作った世の中、ましては芸能界なんてこんなチャチな仕組みになっているものを、あと10年もすれば…なんであんとき出らんなかったのかなあとか、なんであそこやんなかったのかなあと思うくらい。
こんなチャチな世界に売れないわけがない。
売れないのは、当人が不快感がないのか、状況処理が下手な2点です。
人間が作った社会。人間が解決できないことはない。
以上。
よろしいでしょうか。これぞ『言い得て妙』と言うのではないでしょうか。
自分の時間の使い方。自分の優先順位。お腹が出ているだらしない自分。全て『現状が正解』であり、不快に思っていないのです。強く『こう成りたいッ!』と思っても、行動する方が不快で“そのまま”の方が快適なのです。
もう何も言えません。
もちろん“この考え方”が全てではないです。
しかし、モヤモヤしていたのがスッキリしたのは確かなことです。
最後の方で言っていた、売れないのは『当人が不快感がないのか』というのが『目的』の設定や動機になるのではないでしょうか。
そして、『状況処理が下手』というのが目標設定能力にあたると思います。
目的とは『自分が叶えたい状態』のことです。要するに“それほど叶えたいと思っていない”という現実を突きつけてくるのです。
売れる人には、このような理由があったのですね。
最後に
今一度、自分自身にリーダーシップを取って生きていきます。
ではまた。
