【ドラマ】『僕はどこから』 | ジェットコースタークライムサスペンスというお触書に相応しく1話も見逃せないシナリオは…
こんにちは、サチヲです。
竹内 薫役の中島裕翔(Hey!Say!JUMP)の演技が最高に素晴らしいんです!
その相方には、ゴリゴリの演技派俳優である間宮祥太朗が藤原智美役を演じているからこそ!引き立つのであるのだが…それでも7話の中島さんの演技には惚れました。
スポンサードサーチ
☆★☆☆★☆もくじ
【ドラマ】『僕はどこから』 | ジェットコースタークライムサスペンスというお触書に相応しく1話も見逃せないシナリオは…
お母さんの若年性アルツハイマー型認知症が末期まで進み、生活苦(お父さんは居ない)になった薫は学費も払えなくなり高校を中退することになった。
そんな薫が、唯一自分の存在を証明していた『小説』すらも捨てようと屋上に上がっていた時、智美くんが薫の『存在意義』さえも捨てている姿を見て…心配と、背中を押す意味で言いました。
- 智美くん「小説を書くことを辞めることはねぇだろ…」
「自分を捨てることないだろ……」
そう言われた薫は、一度空を見上げるが、それはキョロキョロと視点が定まっていない感じで…それは「え…なにそれ…。そんな答えはボクには持っていない!」という演技を目線だけでした後、不安定ながらも自分自身でやっと辿り着いた視線は下向きになりやっと言葉を紡ぎました。
- 「自分を捨てるもなにも……。そもそもボクは…自分がどんな人間なのか …良く分かっていません。」
と言い、間をしっかり取ってから智美くんに意思を伝えます。
- 「僕が分かっているのは…。 なんにもない毎日が…ただ過ぎていくということだけです。」
この!「ただ過ぎていくことだけ」の時だけ、智美くんを力強く視線を送っているんです!!
それがコレです。表情は曇っているのに目線だけは強いんです。
しかし!言った後は、やっぱり自信の無い自分に“直ぐに”戻り、いつも通りの薫に戻ります。
この一連の流れが…めちゃくちゃ美しいのです!!
深夜のドラマと侮るなかれ!やっぱり市川マサ先生の作品は最高なんです!
市川マサ先生は数々のマンガを描いていますが、まさかこの作品がドラマ化されるなんて!という心境と共に、「あぁ、やっぱりこの作品なんだな」という納得感もある。それくらい適度な謎と裏を読む快感、そして事件が起こるたびに内容がひっくり返るのに“分かりやすさ”もしっかりある最高のシナリオなんです。
マンガでは『描き切った感!』が伝わる、本当にアツいマンガなんですよね。
今なら、ヤンマガwebにて『僕はどこから』3話まで無料で読めるので、この機会に市川マサ先生の作品を読んでみてください!
最後に
もう見れないかもしれませんが…一応TVerの『僕はどこから』を貼っておきます。
是非、中島裕翔さんの演技に触れてみてください。
ではまた。