(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
こんにちは、サチヲです。
冨樫のマンガの技術や構成、はたまた設定やキャラクターなどの素晴らしさと感動については語りまくっているのですが…大事なことを忘れていました。
実は、名言製造センターの役割も担っていいることを!!
今回は、商才と確かな技術で贋作を生みだすゼパイルさんです。
もくじ
【ハンターハンター】『閑話・ハンタ名言』 | 完全に失念していました。ハンタ内でイケてる言葉をピックアップすることを!!

ゴンとキルアがノブナガに軟禁されていた時を覚えていますか?
その時にゼパイルさんから教えてもらった『よこぬき』の知識があったおかげでノブナガから逃げることが出来ました。
ゴンキルより遥かに人生経験が長いノブナガからしてみたら「どうやって逃げたのか!?」と分からない状態でした。
まさに、この時の͡コトを…
経験は時に盲点を生むからな
のコトバに集約しているのです。
これは、熟練や慣れが原因で、かえって大切なことや異変を見落としてしまう危険性を指摘しています。
時に私め、52年間生きてきた『経験』があります。
あまりにも長い経験の“おかげ”で「いつものことだ」「こうなるはずだ」という強い先入観(確証バイアス)が生まれるのは必至です。
これにより、チェックや確認の作業がルーティン化し、意識が散漫になったり、重要な部分を『見慣れ』で見逃したりしやすくなるのが怖いのです。
たとえ!普段と少しでも違う状況や異変があったとしても、「あぁ、コレはいつも通りでしょ」と無意識に無視したり、都合よく解釈したりしてしまいます。
本来ならば『経験は知恵の父、記憶はその母』といって、過去に行動したことによる失敗や成功が経験として積み重ねます。その経験を心(記憶)にとどめ、将来の行動に生かす土台にするからこそ、自分だけの自信(財産)に繋がります。
しかし、その自信を過信すると「自分なら大丈夫」「慣れているから」という過度な自信になる時ってありますよね。
車の運転で言えば…それが事故に繋がるのです。
ゼパイルさん、教えてくれてありがとうございます。
最後に
このような説教臭いことを、主要キャラクターに喋らせないところもニクイですよねぇ。
これからは、どんな小さなコトバも見逃さないようにします!
ではまた。
