/>【ハンターハンター】『No.398◆探索・ 感想』 | 完全にネタバレ&プロとは言葉と行動が伴っていることだ。クモにも…
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【ハンターハンター】『No.398◆探索・ 感想』 | 完全にネタバレ&プロとは言葉と行動が伴っていることだ。クモにも…

★HUNTER×HUNTER 最新連載の感動

こんにちは、サチヲです。

冨樫義博を応援する意味を込めて…振り返りをさせていただきます。
他の方たちのような素晴らしい考察は無いですが、私なりに愛情を持って書きます。

単行本派、ネタバレが嫌な方はご遠慮くださいますようよろしくお願いします。
更に言いますと、ハンターハンターの読者向けに書いているので説明は少なめです。

冨樫はドン・フリークスという名だけで、もう本体は出さないと思います。しかし念能力だけめちゃくちゃアピールしてくると思います…では、1ミリでも前に進めてくれた冨樫義博に感謝を込めて…。

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【ハンターハンター】『No.398◆探索・ 感想』 | 完全にネタバレ&プロとは言葉と行動が伴っていることだ。クモにもヒリンギにもあるという事実。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)なんか…団員同士が話しているだけで、嬉しいです。

淡々と考察し、行動しては次の仮説を検証する。トライ&エラーの教科書と言わんばかりの『捜索術』を披露するんです。
あれ?ノブナガとフィンクスとフェイタンって実行部隊ですよね!?あんなに強いのに、こんなに慎重で、考察に長けているんですか

あんな無垢なエピソードを読んだせいか…少し血の気が多いけど普通に志の高い人たちに見えるのは、私だけでしょうか。

いやいや、本当にまさかの知識量ですよ!

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

念能力の戦闘では『ただ強いだけではダメ』ということが、蟻編で証明されたわけですが…いやまさかノブナガとフィンクスが、こんな考察合戦するなんて思ってもいませんでしたよ。

しかも、トライ&エラーの検証にはしっかり一般人を使って確かめていくあたりは本当に冷静さと非情さを持ち合わせていますよね。
これは、いわゆる『正義の味方』では出来ないことだし、もっと時間がかかっていたことでしょう。

あえて幻影旅団だから出来た、スピード感と実行力だと思います。
流石、「罠とか関係ない」と言っただけはありますね。

更にですよ!マフィアの幹部までもが覚悟の強さを裏付ける言葉と行動を魅せてくれます。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

リゾットネエロの風貌で念能力がゴールドエクスペリエンス…その名も、ヒリンギ兄さんです!
童謡の『手のひらの太陽に』の歌詞にもある通り「ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな生きているんだ 」を地で体現する念能力がまたシビレます。

初登場時からめちゃくちゃ強者感を出していたヒリンギ人さんですが…実のところ冨樫のことだから、実は弱くて噛ませ犬で簡単に殺されるのかなぁと思っていました。
だからあまり期待しないで読み進めていたんです。…ですが!!

今回は敵のアジトの場所を探るのに、生牡蠣に変えた発信器を飲み込みワザと罠にかかる役が必要になりました。
当然でしょうが、発信器を生牡蠣(なぜこの食材で、しかも“生”なのか…まぁカキフライじゃゴックンしにくいからだとは思いますが)に変えるまでは通常業務だなと思います。
で、実際に罠にかかるのは「どうせ一般人なんだろうなぁ」と、特に気にもかけないで読んでいたら…コレです。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)覚悟が道を切りひらくッッ!!

ありゃ!こんなところでよぉ『黄金の精神』を魅せてくるなんてぇ…私、聞いてませんよォォォォォ!!

しかも、罠にかかった先の部屋での身のこなし!!これは素の戦闘能力もめちゃくちゃ高いです。
もうなんでこんな脇役であろうヒリンギ兄さんの、一挙手一投足に心を奪われないといけないんですか。

そんなヒリンギ兄さんに惚れたのは、私だけではありませんでした。なんとノブナガさんが!

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)アツき漢たちのバディができた瞬間…。しびれます。

なんせ、有無を言わさず自ら囮になって消えたヒリンギを見たノブナガは「必要な事だけ喋って即実行か 気に入った」と言わしめてますからね。

罠の先で落ち合った二人の息はピッタリなのが、またいい!!
やはり“お互い”リスペクトしているからこそ、行動指針がリンクするんですね。
特に、生死がかかっているときなんかは尚更です。

そんな時にですよ!こんなに優しくそっと『絆の確認』をされたら…惚れちゃいますよね!?
「悪いな さっきは全く覚える気は無かった」とノブナガが言った後のヒリンギの表情を見てください。
ザ・無表情!ザ・無反応!
だからこそ心の中で「うわー、あの幻影旅団の実行部隊であるノブナガさんに認められたぁ~~~♪」と、歓喜が大爆発しているのが手に取るように伝わりますよね。

まぁ、マフィアの若頭でもありますからね。そんな顔に出すような安っぽいマネはヒリンギクオリティーから外れますからね。
大丈夫です。私は分かっていますから。

最後に

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)さん付で呼ぶのも…ね。そこで選んだのが「あんたなら…」。“そこ”に即反応するノブナガのコミュ力の高さよ。

はい!「呼び捨てでいい」もらいましたーー!
これは世に言う、漢が漢を認めた時に出る『言葉に出さなくてもいい…俺たちはずっと友達だよ』の嬉し恥ずかしバージョンですよね!?
しかも、言ったノブナガはヒリンギの方を向いてないですよね。
更に、ヒリンギも振り向きもしないで「了解だ」なんて…もうなんて初々しい二人なんでしょう。

えーと。少し悪ふざけが過ぎましたかね。
とにかく、次週で二人が別れないことを祈ります。

ではまた。