(ベイビーステップ ©勝木光 /講談社)
こんにちは、サチヲです。

今日はファンタジー超能力テニスマンガではなく、実際のプロへの道を徹底した理論と地道な努力で描いた勝木光先生の 『ベイビーステップ』 のというテニスマンガの 『52話 16歳』 という物語から学んでいきます。

基本的に自分自身と向き合う時には 『足りない所』 という悪い部分に目が行きがちだとは思いませんか。
中にはポジティブに自分の 『イケてる所』 を見てあげることができてスクスクと急成長している人もいますが…そんな姿を見ると、無いものねだりにも似た羨ましさを感じてしまいます。
でも、実際に 『自分の良いトコロ』 を武器に突き進むのではなく、どちらかと言えば 『自分に足りないトコロ』 を補うべく日々精進している人の比率の方が多いのではないでしょうか。もちろん私も!足りないからこそこのようにブログを書いていますしね。

このような 『自分の良いトコロ』 や 『自分に足りないトコロ』 などムズカシイ事は考えないで、もっとシンプルに 『必要なコトを黙々とやる』 という理想的な状態があるんです。
それが、 『やる!と決めた時』 です。
自分の願いや目標が “本当の意味で問われる” フィルターにもなる考え方です。
この考え方の効果を先に言うと、『散々「やりたいッ!」と言ってるけど、実はそれほどやりたいと思っていないコトの証明ができる』です。
ん?どういうコト??と思われたかもしれませんが…物語を通して、厳しい現実と向き合う方法を学んでいきます。

【ベイビーステップから学ぶ】『決めた事をやる!覚悟のチェック方法』 | それは毎日ナニに時間を使っているかを見るだけ。

(ベイビーステップ ©勝木光 /講談社)

「厳しい練習は覚悟の上だ」

左側にいるのがベイビーステップの主人公・丸尾栄一郎(以下、エーちゃん)です。
右側にいる三浦優作コーチに、今まさに!目標設定して『やる!と決めた瞬間』です。

エーちゃんの場合は、テニスのプロを目指すか。それとも、勉強して大学を目指すか。の2択を、16歳という年齢や周りの本気の人たちに刺激を受けてこの目標設定を最近決めました。

先ず、本当にプロの世界でテニスがやりたい!と目標を決める。
次に自己流ではなく、金銭がしっかり発生する信頼のおけるコーチを見つける。
未成年での環境作りに重要な両親の了解も取り付ける。

このような状態を “自分で作って” から、改めて!プロを目指す人用の練習…もっと言うと、16歳からプロを目指すという“あまりにも遅いスタート”をカバーするために『テニス専用に特化していく肉体改造のトレーニング』を最初に2か月間することを受けてのセリフになります。

最初に言いますね。
決して、覚悟がなければ人間のクズだ!と言っているのではありません。
覚悟がないことが分かれば、他に覚悟を決められるモノに移ればいい。という、有限である『時間の使い方』に繋がる話です。
エーちゃんで言えば、プロを諦めて趣味に変えて勉強をする。ただコレだけの話です。

そして、実際にプロを何人も育てたことのある三浦コーチの練習メニューがスタートします。

35秒の無酸素で動いて、テニスのポイント間の20秒休憩×15回
⇒人の無酸素運動の限界が35秒とされているため
⇒15回というのは、およそ2ゲーム分のポイント数という計算
15回終わったら、90秒休憩
⇒コレはコートチェンジの休憩時間
この流れを3セットやる(合計45回…)

テニス初心者のエーちゃんにとっては、初めての洗礼です。
20秒じゃ…回復できない。辛い…。苦しい…。
それなのに三浦コーチからは、
「おーい 緩めるなー この練習は無酸素でやんないと意味ないぞ」
と、声を荒げるわけもなく、淡々とやるべき事とその効果を説明する。

最初の90秒休憩まではなんとかやりきる。
三浦コーチは淡々と続ける。
「次はフォア・バック・ボレー・ボレースマッシュでいこう」
と。
もうエーちゃんは、苦しい…とか思うヒマが無いくらいに動かされる。

三浦コーチは本当に素晴らしい人です。
プロの現実を最初に見せているんです。もっと年齢が若ければゆるい階段をつけた練習もできます。しかし「プロになりたいッ!」と言っているエーちゃんを 『ひとりの選手』 として接し、決してアマチュアレベルの練習で誤魔化さないんです。
酷い!と思われるかもしれませんが、後で困るのはエーちゃんですからね。
求めたことに対して、応える。教えるコーチも『プロフェッショナル』というコトですね。

続けた結果、覚悟があるのかを問われる試練がやってきます。そう…それが 『心が折れる瞬間』 です。

(ベイビーステップ ©勝木光 /講談社)

す…少しだけ……ペースを…落としてもらって…いいですか

エーちゃんは倒れながらも、三浦コーチにお願いをしました。
さぁ、ここからが覚悟の神髄 『決めた事をやる!覚悟のチェック方法』 を学ぶ時間がやってきました!!
そんなエーちゃんに対して、三浦コーチはまるで “待ってました!” かのように、曰く…
「だったら身体に言い聞かせてやってくれ」

(ベイビーステップ ©勝木光 /講談社) ココの演出いいですよね。深くて重い黒がいつまでも続くんじゃないかっていう不安がね。

「俺はテニスで生きていくんだ」って……

と、問いかけるんです。
「俺は○○で生きていくんだ」 という 『○○』 には、自分が決めたコトを問いかけるだけです。
一昔前の私で言えば 「俺は音楽で生きていくんだ」 という感じです。
ポイントは、心が折れた瞬間です。
辛い…。苦しい…。練習量を減らして欲しい…。となった瞬間に問いかけなければ、ハッキリ言って意味がないです。
それは、自分のことを見て見ぬふりをしてやり過ごしているだけになるからです。

たとえば…具体的に私自身の話をしますね。
本当にいつもぶつかる壁になりますが… 『ブログを書く』 やるべきことができないと嘆いているのは、それ以上にやりたいことを優先している状態です。
しかも、その優先していることが「もう疲れたから…寝たい。もう面倒だから…酒を飲みたい。」という、心が折れた瞬間に 「俺は文章を書いて生きていくんだ」 と問いかけないと、一生 “覚悟がない” ことに気がつかないで惰性で生きていくことになるんです。
もうそこには情熱もなければ、危機感もない。
ただ立派な目標だけを書いて、自己満足しているだけという…過去の栄光にすがって生きているのと同じです。

さて!エーちゃんはコーチに言われた通りに疲れはてた身体と心に「俺はテニスで生きていくんだ」って問いかけました。その答えは…

(ベイビーステップ ©勝木光 /講談社) そして先ほどの対比で白…というか光(決めたコト)に向かっていく感じがね。

必死に…立ち上がろうとするのです。
言葉で示すのではなく、行動で示すのです。
自分が決めたコトに向き合い、現実を知り、自分の限界を迎えた時、初めて自分が決めたコトの覚悟が分かるんです。

だから!私自身が実際に行動した1日のスケジュールを見返すんです。
その一日の行動は、結果!私がやりたいことをした、自分で選んだ行動なんです。
実際に、この瞬間は大なり小なりあなたも通ったことがあると思います。
ビジネスで言えば、ブレイクスルーとも言われるでしょう。
なんでしたら、どのマンガにも『この瞬間』はあります。いわゆる努力(修行)の結果が出た時には、必ずこの工程を通りますからね。
およそ “人が成長する過程” には、決めたコトを再度問いかける瞬間があるんです。
それが私たちがマンガの主人公を応援できるタイミングでもあり、感情移入するタイミングでもあるから物語という人生がどんどん面白くなっていくんです。

エーちゃんはプロを目指す。しかし私はプロを目指していない。

全ての目標が、めちゃくちゃ厳しいプロの設定にしているはずがありません。
私も含めて、あなたもお手軽な目標なのが一般的ではないでしょうか。
だから私たちは、急に “なりたい姿” を諦めるという『目的』を変えるのではなく、手段である『目標』を変えるのが第一段階といって良いでしょう。

「あー、辛いなぁ」と感じたら目的を変えずに、 『未完成ブログを書く』 のように目標を速攻で変えるタイミングというコトです。
目標の数値が理想的すぎたのか。それとも低すぎたのか。という、目標設定が未熟な“だけ”という場合もありますからね。

最後に

ベイビーステップは、何度読み返したでしょうか。
私は、少年を40年以上前に卒業しましたが…本当に少年誌特有のおもしろさがあるんですよね。

最初にも載せましたが『ベイビーステップ | 【#1】ベイビーステップ / マガポケ | 少年マガジン公式無料漫画アプリ』で5巻までが3月31日まで無料で読めます。
もしくは、Amazonにてキンドル版『ベイビーステップ 第1巻』の購入して、ナツと一緒にエーちゃんの応援するも良しです。

ではまた。