【マンガ】『π（パイ）』 ｜ 古屋兎丸が描く全男子高校生が必ずぶち当たる神秘の壁「おっぱい」について真剣に探究するマンガ
こんにちは、サチヲです。
あなたは、古屋兎丸というマンガ家をご存じでしょうか。
メディアミックスされた作品で紹介しますと、舞台や実写映画化もされた『帝一の國』。加藤ローサ主演の『いちばんきれいな水』。マンガでは女子高生に殺されたいがために高校教師になった男の話を描いた『女子高生に殺されたい』などが有名かと思いますが…２００３年にビックコミックスピリッツスピリッツにて魅力的なマンガを描いていたのです。
主人公である沢木は、中学生の頃「πのパイとはおっぱいのことでは…！？」と、誰しも（男子中学生）１度は考えたことのある謎を、独自に研究し、完璧なおっぱいを探す…というマンガが面白いのです！！
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【マンガ】『π（パイ）』 ｜ 古屋兎丸が描く全男子高校生が必ずぶち当たる神秘の壁「おっぱい」について真剣に探究するマンガ
（π（パイ） ©古屋兎丸／小学館）
このような物語説明をすると、「あぁ、出オチのマンガね」という感じに、面白いのは最初だけ…みたいな空気になりがちな所、古屋兎丸先生のサブカルチャーに対しての教養と、分かりやすくも綺麗な絵、そして青年誌で気軽に読めるシナリオの軽さがあるのです。
とはいっても、内容をよく見ればしょーもないことなのですが、なぜか「崇高な気持ち」にさせる説得力がこのマンガにはあるのです。
（π（パイ） ©古屋兎丸／小学館）
導入は、“もちろん”モテない男子中学生が、神秘のおっぱいに近づくために努力してイケメンになり…という、親しみのある構図を使いながらも！『おっぱい＝知的で神秘的』というナゾ理論を押し切る力強さが逆に清々しくもあるのです。
なので、読み進めると現実世界で普通におっぱいを直視してしまう衝動に駆られる危険もあるので、是非！気を付けて欲しいところでもあります。
こればっかりは、得手不得手があるので小学館eコミックストアにて１話無料で読めるので、こちらから試し読みしてもらえるといいでしょう。
最後に
外出先の都市部で直下型地震に遭遇した帰宅困難者が遭遇するトラブルと解決法を描いた作品『彼女を守る51の方法』も大好きでしたね。
初歩的な防災マニュアルとしての側面も持つので、勉強になりますよ。
今日もウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。