/>【メイド イン アビス】『深き魂の黎明』 | しっかりワクワクさせて、確実に奈落の底に落とす映画。もうくたくたです…
ギターや音楽、美味しいご飯、マンガやアニメを幅広く発信中。 人生で得たスキルや知識、感動、経験のアウトプットブログです。

【メイド イン アビス】『深き魂の黎明』 | しっかりワクワクさせて、確実に奈落の底に落とす映画。もうくたくたです…

★布教 アニメ

こんにちは、サチヲです。

あれ。メイドインアビスが、私の中で大爆発しています。
今回はネタバレ有です!!

しかし、ネタバレは最小限に留めながら魅力を語りたいと思います。

  • 大切なことは、こんなにも『重厚なシナリオ』を、助けているのは『キャラクターデザイン』のおかげだという事。

もしも、リアル志向のキャラデザだったら…軽さが無くなり作品のバランスが崩れ、ただただ救われない無慈悲な物語に見えてしまっていたでしょう。
だからこそ、これでいいんです!!この落差があるからこそ、私たちは油断をして…アビスの呪いにかかってしまう。

スポンサードサーチ

☆★☆漫画全巻ドットコム☆★☆

【メイド イン アビス】『深き魂の黎明』 | しっかりワクワクさせて、確実に奈落の底に落とす演出。もうくたくたです…

 

 

 

 

 

 

この主人公の二人。
リコは好奇心旺盛で、まさにザ・冒険家です。力は弱いけど、知識と行動力で突き進む。
リグは記憶喪失のロボット。一番人間ぽっくて、ビビりで、泣き虫で、でも、色々な意味で強い。

ちなみに、レグの特徴は…電気でもご飯でも動く謎めいた動力。化石の木も一瞬で溶かす不思議な力に、すべすべなのに刃も通さない皮膚。髪の毛は火でも燃えない。目と耳も人間よりいい。腕は40メートルくらい伸びる。金属っぽい部分はよくしなる謎の物質で、ドリルでやっても傷がつかない。おへそはついてるけど、お尻の穴は良く見えなかった。お尻の穴を測り棒で調べようとしたら中で折れちゃった。あと、ちんちんは機械じゃないみたい。
これは、リコが調べました。さすが好奇心旺盛。

さて、なにから話すべきなのか…やはり、『痛み』でしょう

ことさら、『痛み』の表現がしっかり描かれている。
この映画当初はPG12指定とされていましたが、映倫の最終審査の結果R15+指定になった経緯があるんです。

ちなみに…
R12指定は子どもが観てはいけないのではなく、保護者同伴を推奨する指標で、いわゆる『不適切な表現』が満載なんです。
R15指定は、15歳未満の方の入場・鑑賞が禁止です。PG12より表現に刺激が強く、15歳未満の方が鑑賞するのは不向きの映画です。

私からの忠告としては、この『メイド イン アビス 深き魂の黎明』という映画、共感する力が強い人は、自分で自分の心を強く持って観るべきだと思います。

そこまでして、『痛み』を表現した理由はなんなんでしょうか

不適切な表現の内容は、あなたに確認していただくとして…。
痛みにも色々な種類がありますよね。

単純な身体への痛み。心への痛み。失う事への痛み。判断するときの痛み…といった具合にありますよね。
その『痛み』全てにおいて『フリ』が秀逸で、痛みという『落ち』に明確に誘導されて、その先にはリアルな『現実』が待ち受ける。
観客として、第三者として見ているのに…いつの間にか登場人物の傍らで一緒に体験する錯覚におちいる。
見る側としては目を背けたくなるし、耳も塞ぎたくなるくらいなのに、なかば強制的(まぁ、観ているのは自分だから仕方ないが)に物語は進む。

なぜそこまでやるのか。それは『生きていること』を実感するため…この一点に尽きると思います。

だからこそ『傷』を残すし、刻むし、受け入れるし、与える。
残酷な現実をストレートに、純粋に突きつけるので、見ている私たちにも強いる『痛み』を通して、生きていることへの感謝すら芽生える。

最後に

リコとリグ。2人を通して感じることは、『私自身、チャレンジしているのか』です。
そう。ナナチも「冒険を取り戻すんだ!」と、言っていました。

まだまだ、この物語は続きます。

ではまた。

前回はこちら。
【メイド イン アビス】『不動卿』 | 幼児系キャラで嫌いな方もいるかもですが…これは裏ハンターハンターですよ!! (sachiway.net)