/>【今更ですが】『プラチナエンド』 | 酷い、つまらない、と言われているが全て観てもないのに評価出来ない!
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【今更ですが】『プラチナエンド』 | 酷い、つまらない、と言われているが全て観てもないのに評価出来ない!

★布教 アニメ

 

こんにちは、サチヲです。

本当に今更ですが…やっとこさ、あの!『プラチナエンド』をアマプラで観ました。
私が、あの!と言ったのは、めちゃくちゃ評判が悪いんでよね。。

とはいえ、観てもいないモノをとやかく言う輩になるわけにはいかないので、早速アマプラで観ました!
さて、それは…

あ。ネタバレ有です!!!この先はお気を付けくださいませ。

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【今更ですが】『プラチナエンド』 | 酷い、つまらない、と言われているが全て観てもないのに評価出来ない!

特級天使のナッセ・・・相変わらず小畑健の絵は美しいです。。まさに天使!!

あらすじ。
神様が死んじゃいそう―だから、次の神様を決めるために天使が人間界から12人選定して、その中から神となる候補を999日の期限以内に選ぶ戦いをするぞーー!!というお話。


こたえは、「今度、漫画喫茶に行ったらプラチナエンドを読もう!」です。
全部観たから言えます。はっきり言って面白いです。

  1. 生と死を欲望を絡めてあらゆる角度や立場からの考察
  2. 『神は存在しない』という真理をハッキリ言っている。
  3. 地球、神、人間の誕生のパラドックスの1つの答えを出している
  4. テーマである『幸せ』について、アニメはアニメでしっかり答えは出しているし、キッカケも出している。

以上の4点から、面白いと判断し、原作を読みたいと思いました。
きっと酷評をしている人たちは『原作好き』か『原作が入口』の人たちなのかなと。

原作があるアニメ化の宿命と言いますか、やっぱり全てを納得させることは至難の業(財力・時間・労力)なんですよね。
とはいえ、それこそまだ原作を読んではいないので、読んでから語るとします。

生と死と欲望を、自由に考えて即実行できるための『設定』が秀逸なんです。

天使に選ばれた神候補の人間は、天使の階級にもよりますがMAXで下記の三点の道具をもらい受けることが出来るんです。

  • 赤い矢…射た人間を33日間魅了させることができる
  • 白い矢…射られた生物を苦しませずに即死させることができる
  • 翼…高速での飛行、移動が行える。発射されることを認識していれば、数メートル以内から発射された銃弾をかわすことも可能な速度を出せる。

要するに、人を自由にコントロールすることが出来て、人を自由に殺めることが出来て、超高速で移動も出来る。しかも!この天使の道具は一般人には見ることも触れることもできない!
ドラ○もんのような、こんなにも都合のいい道具設定をよく考えましたよ。

たとえ、赤い矢だけしかなくても、それだけで『金・人・時間』というモノは確実に手に入ります。
こんな理性がぶっ飛びそうな道具なもんだから、実際に登場人物は色欲に溺れる者や、お金と名声を手に入れたりと、神様になるよりか『今の幸せ』を選択する人もいる。

しかも、人にバレないで人の命を痛みもなく絶つことが出来るのもスゴイ。
色々な使用方法を考えられますが、結果、人生を大幅に変えることが出来るため、尊厳死や安楽死といったことろまで語られているところもスゴイ。

ちなみに、現実世界でも『安楽死』についてしっかり語られるような世界になり、内容はどうあれ法律も進むと思います。
この作品は安易な感情論で語るわけでもなく、貧富の差や差別を交えながら、向き合うキッカケになる作品です。

更に、「神はいない!」と言いながらも、『いるかいないか分からないモノを、私は意思の力で信じます』という信仰心のカラクリをも説明する

本当の意味で『神様を信じる人』にとっては最悪のアニメですね。

ニワトリが先か、卵が先か?ではありませんが…先ず、大前提として人間が神を作りました。神が人間を作りました。これは正直どっちでもいいです。
で、その神を作った人間を作った神がいるんですよ。分かりますか。どんどん元の製作者をたどっていきますよー。
で、更に神を作った人間を神が作った、神もいるはずですよね。
という具合に、キリが無いくらい延々となってしまうところにも、ひとつの答えも出ています。

御釈迦様の言葉にもある通り「無駄である」という事ですね。

こーゆー感じで、アニメとしてしっかりと完結しているんですよ。
最後のアレはあれでいいと思いますよ。もうしょうがないですよ。
もうこれを許せる許せないの話ですね。私は許せるし面白いと思いました。

このような感じで興味が湧き、原作の解釈も知りたくなった、というのが理由になります。

最後に

要するに、アニメを全部通しで観てもいないのに文句は言わない方が良いですよね。というお話でした。

ではまた。