こんにちは、サチヲです。
実はこの言葉、マンガ・メダリストの中で出たセリフの一部なのです。
いつもならマンガに沿って“学び”をつらつらと書くのですが…先に『レジリエンス』の言葉だけを深掘りをさせていただきます。

レジリエンス(Resilience)とは、『困難や逆境に直面したときに、折れることなく、しなやかに立ち直る力』のことです。
元々は物理学の用語で、外圧を受けて変形した物体が『元に戻る力(弾性・復元力)』を指していました。
そして現在。『復元力』という分かりやすい現象をキーワードにして色々な分野で活用されてきました。
例えば…

  • 心理学…強いストレスや不運な出来事から立ち直る『心の回復力』
  • ビジネス…市場の変化やトラブルに対して柔軟に対応し、生き残る『組織の適応力』
  • 防災・社会…災害が起きても被害を最小限に抑え、素早く復旧する『強靭さ』

私め、ビジネス用語として“辛うじて知っていた”のですが、このビジネス界隈の“横文字化”には辟易してまして…「フィックスしました!」ってなによ。「決めました!」でいいじゃん…という具合に、 『レジリエンス』も一緒に忘却の彼方へ捨てていました。
それが!なんと! “子育てマンガ”としても定評のある『メダリスト』から出てくるなんて…ですよ!!

【子育て】『レジリエンス』 | いろいろな分野で活用される物理学用語ですが教育の分野でも大活躍なのです!

子育てにおけるレジリエンスとは…子供たちが失敗や困難に直面したときに、ただ落ち込むのではなく、それを乗り越えて適応していく力

ウチには9歳の男の子がいるのですが、勉強やスポーツみたいなことより“人間的に強くなって欲しい”という勝手な願いを持っているのです。
低学年から高学年にあがり、目に見えない変化の連続でしょう。
更に“発育がゆっくりなタイ”なので『自分のペースで進めば大丈夫』という感覚を育てながらも、小学校という圧力の高い空間の中で『集団行動をさせる』という矛盾したを教えていく中で、このような“人としての力”を育む考え方にはグッとくるものがあるのです。

具体的にこの3つのポイントをおさえて、乗り越えて適応していく力を“共に”育てていこうと思います。(大人でも十分使えるッ!!)

1. 「できた!」のハードルを徹底的に下げる

学校の基準(平均)に合わせると『できない』ことばかりに目が向きがちなので、まず「自分はできる!」という有能感をもたせてあげる。
“ありのままを認める”という心理的安全性を高めて、次にチャレンジする勇気の土台をつくる。

  • 「過去の本人」と比較する
    ⇒「1年前の君と比べて、これができるようになったね」と、縦の成長を具体的に伝えます。
    ⇒徹底的に下げたハードルにして「超えたんだ!」という自信に繋げる。
  • スモールステップの設定
    ⇒大きな目標を細分化し、小さな達成感を頻繁に味わわせます。
    ⇒「宿題を全部やる」ではなく「漢字を2文字書く」をゴールにする。

2. 「助けて」と言える勇気を称える

レジリエンスは一人で踏ん張る力だけではなく、 『自分一人では無理なとき、誰かに頼って解決する』のも立派な能力です。
これは将来大人になったときに、一人で抱え込まないで自分自身を助ける強力な武器になります。

  • 困りごとが生じた際、自ら「手伝って」と言えたら、「よく言えたね!それが一番大事な力だよ」と、相談できたこと自体を最大限に評価する。
    ⇒大人になってからはSOSを出すのは大変なんです。だからこの頃から練習しておくんです。
    ⇒繊細で重要なことですが、その『SOS』を受けた人は、最大限応えることッ!!

4. 「得意」や「好き」を避難所にする

苦手なこと(発育が遅れている部分)に向き合うには、膨大なエネルギーが必要です。エネルギーを補給するための『心の避難所』を作りましょう。

  • 勉強や運動などの『評価』が伴うもの以外で、没頭できること(ゲーム、絵、ブロック、生き物など)を全力で肯定する。
    ⇒「これに関しては自信がある!」という場所が一つあるだけで、他の場面で折れかかっても立ち直る力が湧いてきます。
最後に

9歳の子にとっては、親の評価はまだ『世界のすべて』に近いものですよね。
『できることを精一杯やる』をテーマに、お互いに成長できたらなと思います。

ではまた。