/>【政治リテラシー】『情報の読み方』 | 5月3日は憲法記念日でしたね。各社新聞の憲法改正報道からどう読み取るのか
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【政治リテラシー】『情報の読み方』 | 5月3日は憲法記念日でしたね。各社新聞の憲法改正報道からどう読み取るのか

✒リテラシー 政治リテラシー

こんにちは、サチヲです。

私の政治に関しての情報源は、もちろん高橋洋一先生です。
今回は、憲法改正について左右の思想を抜きにした“純粋な情報”の読み方を学ばせていただきました。

さて!3日の新聞の世論調査(リンク有り)には、だいたいこのような書かれていました。

  • 毎日 現政権下で改憲「反対」47%
    ⇒岸田政権の内には憲法改正をするのが望ましくない、というのが多かった。という書き方。
  • 朝日 憲法・安保へ、思いは
    ⇒はっきり書いていない。けれど中身を見ると…憲法改正すべきだ54%で、必要が無い37%を書いてあり、ある意味読売と中身が近い。
  • 共同 改憲機運は高まらず71%
  • 読売 憲法改正「賛成」が61%
  • 産経 「改憲」志向変わらず 「賛成」5割超

私め、なんか思いました…「毎日と共同だけがなんか違う…」と。もちろん各社“ある程度”同じ数字を扱っているのですが「“新聞社の想い”の数字を乗せてないか!?」と勘繰ってしまいます。
というか、朝日はもっと露骨に反対気運をアピールしてくるかと思いきや…うやむやにするという。

高橋洋一先生曰く…「毎日と共同だけがちょっと違うと見えちゃう人は、データ分析の慣れていない人なんで…」と、優しくディスられました。
では、どのように読み解けばいいのか!?この読み方が本当に面白いんです!!では、本題に入ります。

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【政治リテラシー】『情報の読み方』 | 5月3日は憲法記念日でしたね。各社新聞の憲法改正報道からどう読み取るのか

  • 数字が違うように見えるのは『速度』『加速度』という違う指標で測っているから。
    要するに、共同と毎日は『加速度』を強調して報道している。読売と産経と毎日は『速度』を強調して報道している。

では、高橋先生の解説を共有させていただきます。曰く…

今の速度は60キロ。結構早いスピードだよね。でもずっと時速60キロということは、加速度はゼロなんだよね。
で、速度が60,70,80,となると加速度がつく。そういう言い方になるんだよね。

共同の中身を読むと分かるんだけど、改憲機運が高まっていないが71%って書いてあるよね。でもね、その調査の中にね、改憲の必要性というのは、どちらかと言えばも含めると72%が改憲の必要性があるって言ってるんだよ。
だからそういう意味では共同の方はね、速度の話72%。でもそれが、気運は高まっていないって、その72%まで高まっていないですよっていう調査なんですよ。

だから、速度は結構出てますね。ただし、加速度はあまりついていませんね。という言い方だよね。

毎日の方の話も、現政権での改憲は急がないっていう意味だから、現政権の内に加速して行けっていう意味じゃないというふうに理解すると、ここも加速度の所を話している。

総じて、6割くらいの人が改憲が必要性があると。ただしそんなに急ぐこともないよ、と言っているように読める。
この6割の人が、短期間に7割8割にはならないでしょう。という風に読むと、全ての世論調査の内容はスッキリするんだよね。

ということですって!!
このような事を、学校で学ぶことが出来たらもっと面白くなりますよね。
ただ、私が勉強してこなかっただけかもしれませんが…少なくとも今!私、めちゃくちゃ楽しいです!!

数字のトリックで良く使う手法

ちなみに、『水準』と『その変化率』という言い方も出来るんですって。
水準が高い時には変化率が少なくなる。水準が高いのを隠しておきたい時には変化率を言う。とも仰っていました。
これは、数字を見るときに『どの分母で比べた数字なのか』をよく見て調べて読むことと同じですね。

今度から数字を見るときは、『速度』なのか?『加速度』なのか?をよく気をつけてみます。
…とはいえ、難しいですよね。
だからこそ、定期的に左派メディア以外の情報も見ないと…要するに、違う『分母』の数字も見ないといけませんね。

他の情報も盛り沢山!!

岸田さんが今まで憲法改正なんて一言も言ってこなかった事実。そのことかどう読むか。

9条の自衛隊明記について、如何に不自由な活動を強いられているか。
現在の日本の自衛隊は行政組織になっているから、『これが出来る・これが出来る』と書いてある。
でも実際現地に行くと、色んな事が起こりうるから対応できない。いちいちお伺いを立てなきゃいけない。
これを、憲法改正して自衛隊を明記出来れば、今度は『これはしてはならない・これはしてはならない』と変わるから、もっと自由に動ける。

私が出来ることは、憲法改正賛成の人(政党)を選んで投票することくらいでしょうか。

最後に

今回の高橋洋一先生の動画はこちらです。

さて、あなたはどう読み解きますか。

ではまた。