/>【日本語勉強】#10『それで』 | 原因、理由の後で事実を書く!一番使われている接続語の意味とは…
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【日本語勉強】#10『それで』 | 原因、理由の後で事実を書く!一番使われている接続語の意味とは…

★学び 日本語勉強

 

こんにちは、サチヲです。

日本人なら、何も考えずに使っている言葉。もちろん『母国語』というモノがあなたの国にもあるでしょう。
そんな母国語も、ちゃんと使い方を学ぶと、相手にもっと伝わるし、文章は読みやすくなるし、結果いいことがいっぱいです。

特に『接続語』に注目して、日本語の世界を見てみましょう。
参考書として、『文章が劇的にウマくなる接続詞』山口拓郎 著(文章が劇的にウマくなる「接続詞」 (アスカビジネス) | 山口 拓朗 |本 | 通販 – Amazon.co.jp

今日の接続語は、有名且つポピュラーな『それで』です。

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【日本語勉強】#10『それで』 | 原因、理由の後で事実を書く!一番使われている接続語の意味とは…

[それで]は、【それゆえ、そういうわけで】と同系列の意味で、【それまでに述べた内容を理由として、あとの事柄を導く】時に使います。

ただし、その後に続く文書は『事実』のみで、判断や命令、依頼などを書くことはできません。

…え!?そうだったんですか!そんなルール知りませんでしたよ!!
あなたは、ご存じでしたか!?

◆たとえば◆

  • ○ 調味料として『ほりにし』を料理に加えた。それで、味と風味が一段と増した。
  • × 結局、お店は閉店することに。それで、私たちのやり方を変えよう。

『○』は主観があるけど、事実としてある。
しかし『×』の方は、後続内容が事実ではなく、書き手の意見が書かれている。ちなみに、この場合は『こーなったからには』が良い。

更に、[それで]には、もう一つの意味として使われます。それは…

[それで]は、【それまで述べた内容を受けて、話題を変えたり(以下1)、相手に話を促したり(以下2)する】時に使うこともあります。

◆たとえば◆

  1. それで、実をいうと車から電車に乗り換えてほしいのです。
  2. それで、具体的におすすめの曲はありますか?

『事実のみです!』と言われると不安になる正体は、このように『話題を変えたり』『話を早く進める』ように使っていたからなんですね!

最後に

いやはや、勉強になります。

ではまた。

前回はこちら。
【日本語勉強】#9『したがって・よって』 | 当然この結果になります。結果にフォーカスした接続語 | サチヲん家 (sachiway.net)