【映画】『劇場版 響け！ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ』 ｜ 久石奏の登場の仕方・演出に…京アニの気概を感じました！
こんにちは、サチヲです。
完全にネタバレです。下手したら３期のネタバレも含みます。未見の方はお気をつけください。
私自身は、アニメ版は全て見ていますが、劇場版含め原作マンガをまだ見ていない輩です。
この作品は、いわゆる『初見』なので展開を含めて何も知らない状態だからこそ！サプライズとも呼べる“意図した”展開を見たのです。
映画を見ながら、「うぉッ！えー！」と思わず声を張り上げてしまいました。そして再生を止めて、また同じ場面を見て「そうか。もう最初っからそういう事だったのか…スゲェ。」と感嘆しまくりまくったのです。それが…
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もくじ
【映画】『劇場版 響け！ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ』 ｜ 久石奏の登場の仕方・演出に…京アニの気概を感じました！
©武田綾乃・宝島社／『響け！』製作委員会
そもそも私め、『響け！ユーフォニアム』（以下、ユーフォ）の見る順番を間違えていたのです。
なにも考えずに『アニメ版 ユーフォ』の１期から３期まで“連続して”見てしまったのです。そう！劇場版を完全無視したのです。
そんな順番で見たものだから、アニメ３期で急に「黃前久美子部長ッ！」なんて呼ばれていたから…もう、訳が分からんちんでございました。がしかし、３期１話が“既に面白く”て続けて見たのです。（なんか…すみません）
結果！大満足のフィナーレを迎えたのですが…「劇場版…誓いのフィナーレ？？」となり、これも何も考えずに見たら…黃前久美子２年生編でした。（本当に…すみません）
ただね、３期でいちばん気になっていたキャラクターがいるんです。それが『久石奏さん』でした。
結構、黃前さんと共に行動…というか黃前久美子を大尊敬して、常に理解を示し、健気に助け、支え、どんなな事に対しても真正面から向き合う後輩ちゃんのことを“かなり”気になっていました。
この劇場版を見て、初登場の久石奏をみて「ありゃ！最初はこんな感じだったんだ…でも、まぁそうか。最初だしね」という感じで流して見ていたのに…。
２回目の登場でやられました。久石奏！いや、京アニ！演出が最高じゃないか！！と。
もう見た人にしか伝わらない、詳細を削ぎ落とした書き方をすれば。
- イスに座っている黃前久美子が、前後にガッタンガッタンしていたら…バランスを崩して座ったまま後ろへ倒れてしまっ…う前に！後ろから支えてくれた人が居たのです。それが『久石奏』だったのです。
お分かりいただけたでしょうか。“今後、ずっと、私はあなたを支えますよ。だから、安心してください。”というメッセージを含めたエピソードに“成って”いるのですッ！
ちょっとスゴくないですか！？これは原作で描かれているのでしょうか？兎にも角にも、３期の献身的な久石奏を見ている私としては、今後の行く末を、たった『倒れるイスを支える』だけでキャラクターの方向性を暗に示す…オシャレな演出と思った次第でございます。
それにしても…トゲを出して人を傷付けるのは自分を守る為でもある。けれど、そのトゲを見せる事により余計な争いを避けることもできる。…久石奏に歴史あり！でしたね。
最後に
これは…原作マンガを読まないといけませんね。最高傑作の作品にはちゃんと理由があるというのですね。
今日も、ウチに遊びにきてくれてありがとうございます。
ではまた。