【映画】『岸辺露伴は動かない 懺悔室』 ｜ あの！最高再現度＆オリジナリティでお馴染みの露伴ちゃんに5月23日に会える！
(c) 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (c) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
こんにちは、サチヲです。
原作ありきの実写映画について…あ。最初に言います。いつも偉そうに講釈を垂れ流しておりますが、私めは正真正銘のド素人であり、特にこの世界に精通している訳でもなく、しがないハイヤードライバーなだけでございです。
なので…ただの“たわ言”として、楽しんで読んで頂けると嬉しいです。
さて私め、実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』はめちゃくちゃ大好きです。
２０１７年時点で最高のキャストとシナリオ、全スタッフに最大限の敬意を払っております。（逆に１９９０年代？に出たジョジョオリジナルビデオ（まだビデオテープの時代）は、本当に残念で裏切られた思いをしました。なんであんなに中途半端に作ったのだろうか。なぜロードローラーが使えなかったのか…大人の事情を知らない子どもでしたが。。）
特に！問題に上がるであろう原作改変に関して言えば、マンガの世界で出来る事とそれが美しいこと。映画の世界で出来る事と美しいこと。この二つの世界の『美しいこと』は絶対に同居できないと考えているからです。
どうしたって動きの魅せ方、構図の美しさ、立ち居振る舞いだけをとっても、マンガと実写映画“それぞれの魅せ方”があり、その“それぞれの美しさ”に対応すべく原作改変が行われていると認識しております。
なのでマンガで「カッケェー！」と思ったことと、実写映画で「カッケェー！」はズレてくるし違ってくるのです。
もちろん実写映画をめちゃくちゃ原作に忠実にやる事もできるでしょう。もちろん日本のクリエーターはそれが出来る実力もあります。
しかし！お金がかかるのです。更に思った以上に時間もかかるのです。
だから、狙ったところや押さえるべきところはお金と時間をかけて忠実に…それ以外は削ぎ落すのです。設定すらも。
だからこそ！岸辺露伴は動かないのNHKのドラマでは『スタンド』の存在が無くなっているのです。
これはジョジョラーからしたら衝撃的であり、ともすれば「荒木飛呂彦の世界を描く重要な設定を無くされた！ひどい！！」と言っても過言ではありません。
では！お客様のニーズに応えて作るとしましょう。しかし、映画以上にお金と時間に制限（NHKは民放よりお金はあるが）があるドラマ制作で、変な動きのCGで中途半端に『スタンド』を表現され、逆に俳優が演技しにくい違和感のある映像の方が「汚された」とクレームが多くなると思います。
だから、全く新しい概念『ギフト』として描かれるのも「それはそれでいい！」と思えるのです。というか、よく思いついたな！ですよ。相当、知恵と工夫を積み重ねてきたのでしょう。
では、『スタンド』が無いからつまらないのか。否！そこで！！高橋一生をはじめとするキャストの演技、監督・脚本・音楽を含める全スタッフが愛情と大人の事情を天秤にかけて絶妙にブレンドされた『映画の世界で出来る美しい映像』を届けてくれて、私たちを幸せにしてくれて楽しませてくれているのです。
ただ！現役漫画家さんの考えと思いは尊重すべきです。忖度するしかない中間管理職を挟んだ、最悪の伝言ゲームにならないようなコミュニケーションを取ることは大前提です。
特に、有名な言葉になりますが…『キャラクターの『行動』は変えてもいいけど『性格』は変えてはいけない』ですよね。大納得です。
そもそもですよ。私自身、その製作委員会方式でお金を出せるようなパトロンになれないので文句を言う資格もないと思っているのです。
作ってくれただけで有難いのです。
だから５月が楽しみです。そんな映画がこちら！
スポンサードサーチ
☆★☆
【映画】『岸辺露伴は動かない 懺悔室』 ｜ あの！最高再現度＆オリジナリティでお馴染みの露伴ちゃんに5月23日に会える！
(c) 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (c) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
もう語りつくしてしまったので、『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の公式Xより抜粋させていただいた貴重なコメントを共有させていただきます。
合わせて、『岸部露伴は動かない 懺悔室』の公式HPもどうぞ。人間・荒木飛呂彦大先生の世界観に浸れること間違いないですよ。
最後に
もうね、高橋一生の岸部露伴…最高です。本当に、俳優ってすごいな。
今日も、ウチに遊びに来てくれてありがとうございます。
ではまた。