/>【考え方】『緊急性と重要性』No.2 | メカニズムを知ると本当の優先順位が見えてくる。ただし、タスクの振り分けが…
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【考え方】『緊急性と重要性』No.2 | メカニズムを知ると本当の優先順位が見えてくる。ただし、タスクの振り分けが…

★学び 普遍的

こんにちは、サチヲです。

先日に引き続き、それぞれのタスク(一つの仕事や、一つのやるべき事)の優先順位のつけ方を学び、結果!仕事を追う毎日を過ごすための“きっかけブログ”です。
今回のポイントである、メカニズムの正体は…

  • どうやら…『緊急性』の仕事は、常に『重要性』から生まれてくる…という事

では、前回間に合わなかった図を作り終えたので、少しは分かりやすくなったと思います。

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【考え方】『緊急性と重要性』No.2 | メカニズムを知ると本当の優先順位が見えてくる。ただし、タスクの振り分けが…地味に大切。

飲食店の店長が行う出来事を『タスク』として、分けて考えていきますね。

  • 挨拶を徹底する
  • 新商品の開発をする
  • 店舗を整理・整頓・清掃をする
  • 従業員の育成をする
  • 日々の営業を滞りなくする
  • 販売促進のアイデアを出す
  • 店舗の掃除をする
  • クレーム処理をする
  • 適正なシフトを組む
  • 客単価を上げる努力をする
  • 再来店をしてもらえるような努力をする
  • 経費を抑える

まだまだありますが、先ずはこのようなタスクを上の表の『①~④』に振り分けていきます。
色々なやるべきことがある中で、飲食店での『①』である『緊急性が高く、重要性も高い』のタスクでナンバーワンに思い出されるのは…『クレーム処理をする』です。

だいたい忙しくなると、お客様からクレームがきます。
今回のクレーム内容は『商品の入れ忘れ』にしましょうか。
きっと、あなたにも悲しい経験があるのではないでしょうか。

  • 頼んだ食事のセットに『ご飯』が入ってなかったり…
  • 頼んでいない『パン』が入っていたり…
  • 『箸』が入っていなかったり…

早急にお客様対応しなければなりません。そうなると『緊急性』のタスクである『①』が急に入ってきます。

  • 直ぐにお客様のご自宅に届ける。
  • 謝罪のお手紙をお客様に書く。
  • 営業終了後に上長に報告。
  • 本社にも紙面で報告する。

このような計画をしていなかった緊急性が高く重要性も高い『①』の仕事に追われると、日々の営業に支障が出て…なぜか一人だけ忙しい店長…という感じになります。
ここまでの流れは問題ありませんでしょうか。実は結構、“飲食店あるある”な話なんですよね。

そもそも何故このような事が起こってしまったのか…それは『重要性』の仕事をおろそかにしたから。

上記に出した『①』タスクを当てはめていきますね。

  • 頼んだ食事のセットに『ご飯』が入ってなかったり…⇒『従業員の育成をする』が追いついていない。
  • 頼んでいない『パン』が入っていたり…⇒『適正なシフトを組む』が出来ていない。
  • 『箸』が入っていなかったり…⇒『店舗の整理・整頓。清掃をする』が出来ていない。

このような、上記の表でいう『②』である『緊急性は低いが、重要度が高い』のタスクが出来ていないから『クレーム処理をする』という『①』の形でタスクが発生し、日々を謀殺されるのです。

さぁ、ここが『優先順位』の最大のポイントです。
あなたの店舗では『従業員を育成する』『適正なシフトを組む』『店舗の整理・整頓・清掃をする』というタスクを、上記の表のどこに置いていますか?
もしかして『③』に位置付けていませんか?最悪、緊急性も重要性も低い『④』に置いていませんか??

しっかりと『重要性』の高い『②』のタスクだと理解して優先順位を改善しないと、『③』

飲食店未経験の人からすると、一番わからな部分かと思います。「なんでこんなことが出来ないの?」と思うでしょう。
実は、このような店舗は典型的にとある『緊急性』のタスクに追われている営業を続けているのです。

飲食店における、上記の表でいう『③』、『緊急性が高く、重要性は低い』とされるナンバーワンのタスクは…『日々の営業を滞りなくする』です。

例えば、このような内容が日々の営業となります。

  • お客様からオーダーを取る
  • お客様の料理を作る
  • お客様へ料理を持っていく
  • お客様のテーブルをリセットし、次のお客様が座れるようにする
  • 商品の発注作業をする

出せばキリがありませんが、これらが日々の営業を滞りなく行なうためののタスクです。
先ほどの表で言うと、これらは全て『③』の『重要性は低いが、緊急性は高い』タスクに振り分けられるんです。

この『③』に忙殺されるあまり、『②』がおろそかになり、結果『①』のタスクで積む状態になります。

まとめ

  • 仕事に追われる状態とは…延々と『②』から生産される『①』に忙殺される状態
  • 仕事を追う状態とは…『②』のタスクを愚直に行い続けている状態

先ずはあなたの仕事をタスクにして、表に振り分けてみてください。
そして、何度も繰り返し精度を高めながら、本来の優先順位を見極めていきましょう。

最後に

私は上の表をプリントアウトして、付箋にタスクを書き、直接表に貼っていました。
タスクの番号移動がしやすくなりますよ。

ではまた。