©黒木本店
こんにちは、サチヲです。

蒸留の過程で、原料に含まれる糖質プリン体が取り除かれるので、ビールや日本酒に比べて焼酎はダイエットにいい!と聞いていたので、さりげなく“私でも飲める焼酎”を探していました。
というのも、基本的に焼酎は“セメダインの香りがする不味い飲み物”として認識しているので、滅多なことがない限り開拓はしていませんでした。
しかし、本格的に『内臓脂肪がつき始めたので本気を出してダイエットをする!』という“滅多なこと”が発生したのです。

こればっかりは人のおすすめで“いきなり買う勇気がない”ので、居酒屋さんで色々試していこうと思った矢先、非常に興味深いボトルに出会ったのです。

【焼酎】『百年の孤独』 | 苦手なモノでも値段がお高いのを飲むと、なぜか飲める説。信じますか?

コレは、形から入るにはもってこいの焼酎だと思いませんか!?
しかも、なんだかお値段が高そうです。
それもそのはず、ロックで頼んだら1,000円という大台に乗る焼酎でしたよ。

気になったからには1回は注文してみようと思い、ロックを頼みました。
いやー、飲めるものです。
それは何故か。

このボトルの裏面にこんな上品な『ポエム』が書いてあるんですよ

私め、店員に無理を言って「ボトルを見せてください」とお願いした所、快く手元に持ってきてくれました。そこには…

「百年の孤独」は、大麦製の焼酎を長期間貯蔵し、熟成させることによって造り上げた本格焼酎の絶妙なる逸品です。
貯蔵される麦焼酎の原酒は、明治十八年創業以来受け継がれてきた百余年の伝統技術により、あくまでも手造りの麹と、選りすぐった大麦のみを原料とし、自社培養による独自の酵母を用い、伝統の仕込みと単式蒸留方式で造り上げています。
さらにその原酒を永い間、静かにひっそりと眠り続けさせることにより、まろやかで風味豊かな焼酎へと熟成させていきます。
まさに、伝統の技と永い時の流れが生み出した本格焼酎の傑作と言えます。
「百年の孤独」の琥珀色は、永い眠りの間に染み透った熟成によるものです。
あくまでも自然でさわやかな透明感をもった琥珀色をしています。

もうね。こんなの読みながら飲んだらうまさが128%上乗せされるに決まっています。
これを読みながら「不味いッ!!」なんてことはあってはならないのです。

しかも、何故だか…あの焼酎独特のセメダインの味がしないのです。
トゲトゲしさは全くなく、まろやかにもほどがあるくらい丸みの帯びた飲み口でした。
しかし!アルコール度数は40%もあるので、兎にも角にもきついです。直ぐに行きたい所へ行けそうな強さなので調子に乗って飲むものではありません。

このキツさと飲みやすさなら、少しの量で直ぐにポカポカになるので…実際のところコスパが良いのではないでしょうか。
公式の販売元である『黒木本店』にて調べさせていただきましたが…値段が分からない。
どうやら…製造元である黒木本店(宮崎県)と正式に契約を結んでいる酒販店、いわゆる『特約店』で買えば『3,850円(税込み)』なのですが超入手困難です。
というのも非常に生産量が少ないので特約店にも置いてないことが多く、どうしても市場価値が上がってしまうのです。
例えばAmazonで買うと『6,300円(税込み)』となるので、時間がかかっても特約店で見つけた方がいいでしょう。

こんな難易度が高い焼酎でなく、せめて気軽に買えるくらいの焼酎を日常酒にしたいので引き続き居酒屋巡りをしながら探していきます。

最後に

もしもお手隙きであるならば、なにかおすすめの焼酎があれば教えてください。
あ。居酒屋さんにあるレベルのでお願いします。

ではまた。