こんにちは、サチヲです。

ライナス症候群=毛布やぬいぐるみなどの特定の物(移行対象)を手放せなくなり、それによって精神的な安心感を得る状態

  • 特定のアイテムへの執着: 毛布やぬいぐるみ、タオルなど、特定のアイテムに強く執着します。
  • 安心感を得るための行動: そのアイテムを抱きしめたり、触ったりすることで安心感を得ます。
  • 分離不安: そのアイテムがないと、強い不安やパニックに襲われることがあります。特に就寝時や、親(養育者)から離れる際に顕著に現れることがあります。
  • 洗濯や交換を嫌がる: アイテムの匂いや手触りに強いこだわりがあるため、洗濯や新しいものに替えることを嫌がることがあります。

まさかです。その行動というか考え方に“名前”がついていたとは!です。
実は私め、幼少のころ特定のタオルを持たないと外に出る時に嫌がったり、寝る前にそのタオルがないと寝れない過去がありました。

【知らない言葉】『ライナス症候群』 | 今やっと分かりました。幼稚園の頃、この症状でした。とはいえ…悪いコトではありません。

人に話すような内容ではありませんが、今でも克明に覚えているんです。

特定のアイテムの執着⇒端っこの糸がほどけてボロボロに使い古されたタオル。
安心感を得るための行動⇒その意図がほどけた糸を束ねて、その束ねた糸先を自分の口の周りや顔をなぞる…というか、くすぐるように顔をなでると安心して寝る。
分離不安⇒単純に怒る。要するにぐずる。
洗濯や交換を嫌がる⇒陰で洗ってくれていたとは思いますが、その1枚のタオル以外あり得ませんでした。

そう言えばあのタオル…もう一度手に取りたいな。
多分、知らない間に母に捨てられているのだろうけどね。
良い思い出です。

…52才になって初めて「あぁ、オレだけ変だったんじゃなかったんだ」と安堵しています。

実のところ、その行動に“ただ名前がついてるだけ”であり、ライナス症候群自体は心理学的に『移行対象(トランジショナル・オブジェクト)』と呼ばれるもので、正常な発達の一過程と考えられています。

子どもが母親や養育者との密接な関係から徐々に自立していく過程で、不安を和らげ、心の安定を保つために特定のアイテムに愛着を持つ現象です。
というコトは、子どもにとって『心の安定剤』のような役割を果たしているのです。実際に“私がそう”でしたからね。

なにが言いたいのかは、自分の子どもちゃん達にも“その”行動があった!です。
今は小学生になったので見られないですが、幼少のころ…寝る前にはバタバタとぬいぐるみや特定のモノを探しては布団に持っていってました。
悔やまれるのは、我が家では「どれか一つね!」という方針から、早々に「そんなの持って寝ないよッ!」という方針に切り替えてしまったことです。
…ごめんよ、子どもちゃんたち。お父ちゃんもしていたのに…。

最後に

今は、子どもちゃん達に出来ることが少なくなりましたが、できる事の最大限していきます。

ではまた。