/>【考え方】『なんでやらないのか!?』 | 私は「やりたいッ!」と思っていた事なのにやらないでいるメカニズムとは…!?
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【考え方】『なんでやらないのか!?』 | 私は「やりたいッ!」と思っていた事なのにやらないでいるメカニズムとは…!?

★学び 普遍的

こんにちは、サチヲです。

もう今年もあとわずかですよね。
毎年の行事として、12月は『人生の目的と目標』を勝手に設定しています。と言いますのは、私め…意志が非常に弱く、考えを具体的にまとめるのが壊滅的に下手なので、ヨダレを垂らしながら生活しているとあっという間に時が過ぎていくんです。

で!ここからが重要なのですが、毎年振り返ると…まぁやっていない!進んでいない!忘れてすらいる!のです。そして自己嫌悪に陥る。
さぁ今回は、自己啓発の代表格である先送りするだけの「あなたは大丈夫」的な甘い言葉で現実逃避するのではありません!
もしあなたも“私のような”ことに直面していたら、きっと心に汗をかくような厳しい言葉になるし、もしかしたら「いいや!それは違う!!」と言って受け入れられないかもしれません。
その最初に受け止めるべき、厳しい現実の言葉は…

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【考え方】『なんでやらないのか!?』 | 私は「やりたいッ!」と思っていた事なのにやらないでいるメカニズムとは…!?

  • 私は「自己管理が全く出来ない未熟な人間なんだ!!」と自覚する

先ず!最初に『自覚する』という現実を受け止めることからスタートしないと“また”同じ目標を立てて“また”同じ1年を過ごす可能性があります。
そもそも、やるべきことを自分の管理の下でしっかり出来ているのなら“こんな”状態になって自己嫌悪なんてしてませんよね。
そうなると、「いやいや、自己管理は少しくらいは出来ているよー!」という声も聞こえてきそうです。
ならば聞きます。自己管理が出来ているのに!やるべきことをしていないのは、次の問題があります。

  • 私はその“やるべきこと”を、「必ずやりたいッ!」とそれほど思っていない!!

やるべきことというのは、私でいう所の「ブログの勉強・ギターを弾く・曲を作る・ダイエット・筋トレをする・ウォーキングをする」のようなことです。
今回はオリバー・バークマンが書いた『限りある時間の使い方』と、松田友一さんやアドラーさんの中でも厳しい考え方を中心にアウトプットさせていただきます。

いつものように「じゃどうするか?」に行く前に、出来ていない自分に対して軽く追い込んでいきましょう!

  1. 「分かっているけどできません」とは、単にやりたくないだけ。
  2. 「やる気が無くなった」ではない。「やる気を無くす」という決断を自分でしているだけ。
  3. 同じように「変われない」のではなく「変わらない」という決断を自分でしているだけ。

これらはアドラーさんの言葉ですが、実は松田友一さんの時間の解釈に通じるものがあります。
曰く「時間管理とは出来事管理」。要するに、時間とは出来事の連続体という考え方です。だから、次に起こる出来事をあなた自身が選択して体験しているんです。

先ほどで照らし合わせると、『やる気を無くす』や『変わらない』という出来事を自分で選択して体験しているんです。本当は『やる気を出す』や『今日こそ変わる』という選択肢があったのにも関わらず!しかも『出来ない』言い訳もセットされていますからね。

自分にとって大きく大切な目標(成りたい自分)はみんなそれぞれの価値観で持っていることでしょう。例えば、今年こそ痩せる!や毎日筋トレをする!。彼女や彼氏を作る。はたまた結婚や離婚をする。なにかのプロになる。海外に行く。等々、あると思います。
しかし!そんな大切な『成りたい自分』があるはずなのに…今日1日を振り返ってみてください。ほんの少しでも『成りたい自分』に繋がることに手をつけたでしょうか。
もし!出来ていないとしたら「本当にそう成りたい!思ってないでしょ!?」と思われても仕方ないですよね。
それでも!改めて立ち止まって考えてみると、自分自身はやっぱり『成りたい』と思っている。

この矛盾は延々と続くかと思いきや、実はココに『やるべきことをしない仕組み』があると言うのです。

特に!意識高い系の人がおちいる落とし穴です。『限りある時間の使い方』に書いてある考察がイケてるんです。それが…

  • 時間を効率的に過ごすことばかりに心が奪われすぎている

どういうことかと
言いますと、より短い時間で、多くのことを学び、多くの動画をチェックし、多くの仕事をこなしたいと思っているのだ。
たまに暇が出来るとネットフリックスやアマプラでアニメや映画やドラマを見たり、SNSやニュースのチェックしたりゲームをして時間をつぶそうとする。
移動中は音のメディアで常に音楽や情報を聞いている。

では、なぜヒマな時間を必死につぶそうとするのか?なぜヒマが出来ると時間が無駄な気がして、直ぐになにかやることを入れちゃうのか。
その答えも秀逸なんです。

  • 目の前の何かに没頭していれば現実的な問題から目を背けられるからだ

さぁ、これはいったいどういう事でしょうか。詳しくいきますね…

例えば30歳の男性が『結婚して子供を作りたい』と思っているとする。
だけど出会いも無いし、いい人もいない。おまけに勇気も無いし、自分を磨くことをするのは大変だ。更にダイエットもしないといけないし、婚活に行くのもめんどくさい。
このように自分の願望を実現しようとすると、たくさんの現実的な問題にぶち当たる。これは本人的には非常に辛いわけです。
だから現実的な問題から目を背けるために私たちは今、なんでもいいからやるべきことを見つけ出して、暇をつぶし、考えないようにして本来自分がやるべきことから逃げている人が多い…

と本書は説いています。凄まじい仮設ですが、私にとってはめちゃくちゃ芯を食った考え方だと思うし、「なんで出来ないんだろう…」というメカニズムを見事に言語化してくれた数少ない事例の一つだと感心しました。
ポイントは『問題に対応するのがめんどくさい』である。

しかし、この『めんどくさい』を続けていると…先ほどの30歳の男性でいうと、あっという間に31歳になっているんです。
これはまさに!私と一緒で、気が付いたらもう年末で…年始に目標を立ててあっという間に1年が経とうとしているんです。
本書では、人間のやるべきことをやる時間が4000週間あると説いています。
要するに、現実逃避を続けていると4000週間の後半にさしかかり、やりたかったことをする時間は無くなる。
そうして昨日と同じ一日を繰り返して…そして!41歳過ぎてから「結婚して子供を作りたい」と思っても、既にタイムオーバーなんだと言っているのです。
現実逃避をすることで、最も恐れていた現実がやってくる。そして「なんでどうでもいい映画やドラマ、SNSばかりに時間を使って、もっと大切なことに時間を使わなかったのだ」と後悔する可能性もあるのです。

まとめると、本来やるべきことに向き合うことが怖くて、どうでもいいことばかりを効率的に処理をして時間を過ごしていないか!?と、本書は指摘しています。

もちろん、映画やドラマ、SNSが悪いと言ってはいない。ただそれを行うのは『自分が達成したいと思っていることに時間を使ってから』という優先順位を明確に実践することをすすめている。

最後に

私は、本当に効率的に過ごさないと気が済まないたちなので…今回はだいぶ心に汗をかきました。
あなたはコレを読んでいかがだったでしょうか。願わくば…自分の弱さと直面し、動くキッカケになると嬉しいです。
とはいえ、“この考え方”もハマらない場合もありますので、気にしないでくださいね。

本当は、やっとココから『じゃ、どうするか』になります。
長くなりましたので…これはまた次の機会に『全部できるという幻想を捨てて目標を絞る』から、またアウトプットしますね。

ではまた。