【藤田和日郎】サンデー文化祭ONLINE2021より | 貴重な仕事場訪問!!
こんにちは、サチヲです。
私の大好きな藤田和日郎先生です。と言っても、実はそんなに作品を見ていないんですよね。もちろん『双亡亭壊すべし』は全巻読ませていただきました。それなのに好きなのです。それは、作品以上に先生のマンガに対しての向き合い方が好きなんです。プロの姿勢ともいうべき姿が好きなんです。
それが、細かく書いている本が『読者ハ読ムナ(笑)』という本ですね。
読者ハ読ムナ(笑): いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕) | 藤田 和日郎, 飯田 一史 |本 | 通販 | Amazon
私たちからでは普段見えない部分を、赤裸々に自分のスタイルを書いた本は、とても有り難いんです。
そんな、先生の仕事場を見ることが出来るYouTubeを見つけました!
https://youtu.be/QZnPrpa-njM
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☆★☆☆★☆もくじ
【藤田和日郎】サンデー文化祭ONLINE2021より | 貴重な仕事場訪問!!
オープニングトークで、先生にカメラが寄った時に、上の写真のような楽しそうな笑顔で、穏やかにこんなこと言うんですよ。
「はぁ…よく考えてみろよ。あの、今ね、マンガ描いたんだけど。その時に、こんなカメラがあって落ち着いてペン入れ出来るか!?すーーごい迷惑。だけど、来たんだったら仕方がないから諦めて、案内するね。」
え!?なにこの飴と鞭というか、言ってることは厳しいのに、終始笑顔で語りかけてくるんですよ。めちゃくちゃ好感度高いですよ。と言うか、コミュニケーション能力高すぎます。
続いて、自己紹介に入ります。
「どうも、漫画家の藤田和日郎です。どうぞ、ゆっくりしてってください。いや、ゆっくりしていくな。早く出て行けよ。じゃ、ペン入れすっからな。」
そう言ってスタートしました。
ここが!ここがあの有名な!『無口禁止!!』の藤田和日郎先生の仕事場か!
全員の顔を見渡せる机の配置…こんなレイアウトだからこそ、コミュニケーションを取りながら出来るんですね。
しばらく、部屋の説明をした後に、質問形式で話が進んでいきます。わたしがのお気に入りの質問があります。
- 質問者が、「先生。この部屋にお気に入りのモノはありますか?」に対して、
「えーと、なんだろ…」と、考えた後に、「原稿!コレ、目の前の原稿ですよ!」と藤田先生。
続け様に、「後は、アシスタント達ですよね」と言った後に、アシスタント達が「おぉー」と。
なんか、いい雰囲気ですよね。
そして、藤田先生は「お気に入りのものが無い!という状態が必要ですよ。」という言葉で締めました。
確かにそう思います。もちろん自宅で作業がはかどらないのは、自宅にはついつい遊んでしまう誘惑がたくさんありますからね。
藤田先生は、『原稿は目から書き始める』とのこと
それを守ってかれこれ何十年の藤田和日郎先生。。スゴイです。
何がいいって、『はい、ありがとうございます!』って撮影を終えた瞬間です!
アシスタント達がみんな笑顔になって、いつも雰囲気であろう空気が漂ったのが見れて良かった。まぁ、実はまだ撮っているんですけどね。
本当に、厳しく、真剣で、ちゃんと遊び、しっかり学ぶ、素晴らしい環境だと思いました。
最後に
自分も現役としてマンガを描き続けて、更にアシスタントを漫画家として育成もする。
こんな人、そうそういませんからね。
藤田先生!次回作を期待しています。
ではまた。