こんにちは、サチヲです。

結果には原因がある。
あなたからすれば特に疑問すら湧かない、もはや“当たり前”のコトではないでしょうか。
そりゃそうですよね。
あるモノゴトを成り立たせる出来事だったり、引き起こすキッカケという『原因』。
その原因に基づいて起こる現象を『結果』。

雨が降れば、地面は濡れるのです。
はい。たったコレだけのことなのに…こと人間関係では、そうなることが“分かっているのに”、自縄自縛のように自分自身で余計な原因をせっせと作ってしまうのです。
コミュニケーションを図るうえで、良くも悪くも自分のエゴと好みは大切です。
その使い方すらも学べる、応用力抜群の本がジェームスアレンの『原因と結果の法則』なのです。
…ただちょっと古い本なので、言い回しとか含めて読みにくいかもしれません。それでも!人生に1度は目を通しておいてもいい本ですよ。

【読書】『原因と結果の法則』 | あまりにも有名な本で、まさに原理原則のド真ん中をゆく考え方

・人間は自分の人格の制作者であり、自分の環境と運命の設計者である
→忍耐強い試みと分析によって、日常的で些細な出来事をも含む、自分のあらゆる体験の『原因』と『結果』を結びつけたのならば、この真実に必ず行き着くことなる

ね。
ちょっとナニ言っているか分からないですよね。
こんな感じに突き進む本なのですが、使い古された今っぽい言葉に直すと…
『自分(制作者)が蒔いたタネ(設計者)の花が育ち、実をつける』のです。
その実を見れば、どんな木(タネを蒔いたか)かが分かるという寸法です。
茄子のタネを埋めれば、茄子ができるのです。茄子のタネでトマトはできません。

あなたも、どこかで聞いたことがありますよね。
これはかの聖書系でも、説かれていることです。
『良い実をつけた悪い木はない。悪い実をつけた良い木はない。その実を見ればどんな木か分かる。』

さて…私は今日、どんなタネを埋めようかなぁ。という話です。

今の現状は、確実に昨日…3か月前…1年前に埋めたタネが育ち、環境という実を結ぶことになっている『現実』なんです。
そう。それは自分で思い描いたように生きている…というコトでもあるのです。
“それ”を面倒だから『やらない』と決めた自分。
“それ”を大切だからと『続けた』自分。
その後は、 “それなり”の環境という実が生れているコトに立ち直らせてくれる本が、ジェームスアレンの『原因と結果の法則』なのです。

見も蓋も無いお話になりますが『人間は自分の思いの主人です』と、言われる所以はココにあると思います。
「思った通りに行かなかった」のは“ただ原因作りの精度が悪い”だけで、自分の思いに従って生きているに繋がった考え方でもあります。

さて!コレに反論するも良し。同意するも良し。それは私もあなたにとっても自由です。
今日が休みだとしたら…
一日中ゲームするも良し。寝るも良し。勉強するのも良し。
今日が仕事だとしたら…
サボっても良し。目標を前倒しするも良し。社畜魂を全開にするも良し。

もっと些細なお話にすると…
どのような言葉使いで喋ったか。どのような表情で話したか。どのような服装で話したか。
といった具合のタネまであります。
ただ、これら全ては人から言われようが本を読んで学ぼうが私がその蒔いたタネであるコトは確かなことで、結果!将来の環境という実が出来上がることは原則としてあるのです。
おー!怖ッ!!ですね。

最後に

私が本をおすすめする時は「先ずはあなたの街の図書館で探しましょう」です。
ちなみに、私の住む図書館では『図書所蔵数 2冊・予約数 0人』でした。
コレならあなたの街でも直ぐに借りられそうな感じがします。

最近の私は、「中古の本をバリューブックスで買う」の一択です。
しばらく図書館を使っていたのですが…もう待てないのです。
古本を買って、響かなければ直ぐに売ればいい。という考えになっています。
もしも新品が欲しいのでしたら、普通に『Amazon』に売っています。
ちなみに、共に『新装版』での紹介です。昔のモノだったらもっと安く手に入りますよ。

ではまた。