(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)
こんにちは、サチヲです。

冨樫のXも賑わってきて「もしかしたら今年中に連載再開…かもしれない」という感じもありますが、私の念能力『「また今度」を真に受ける(ぬか喜び)』が発動してしまうので落ち着こうと思います。
あ。ちなみに、先ほどの私の念能力は女性から「また今度」と言われた時を思い出してくれたら分かりやすいと思います。よって能力内容は…気持ちがアホほど盛り上がり、ほどなくして気持ちがアホほど下がる。結果、情緒不安定になる。という操作系能力者でございます。

『1話からの振り返り熟読』の最中ですが、コルトピの念力が久々に出てきたのです。
そこでいつも思うのですが『ギャラリーフェイク』というマンガをタイムリーに読んでいた私にとって、これ以上ないネーミングだとつくづく感じるのです。
やっぱり冨樫って、男子の心を鷲掴みにしていますよね!?

【閑話・ハンターハンター】『コルトピ=トノフメイル』 | 冨樫のかっこよさの1つ。念能力のネーミングセンス。

(ハンターハンター ©冨樫義博/集英社)

ノブナガやフェイタンたちいるような実行部隊とは別に、シズクやパクノダたちのような情報収集などの“旅団の生命線”とも呼べるレアな念能力者のひとりであるコルトピ。
初期メンバーでないにしろ旅団にとっては、アジトの警戒や盗品のダミーを作る『偽装工作』が出来る、団員№12コルトピ=トノフメイルの念能力『神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)』は旅団にとってなくてはならない貴重な念能力なんですよね。
念能力の内容については、今更語ることではないのですが…私め、ひとつ重大なことを見落としていたのです。

お恥ずかしながら『神の左手悪魔の右手』が楳図かずお大先生の作品のオマージュだと知らなかったのです。。

私めただただ「神の左手ぇ~?悪魔の右手だぁ~!?そんな相反するモノなのに人間という一つの概念で集約させる矛盾を含めた表現方法…めちゃくちゃカッコイイじゃん!!!!」とすぅーーーーっと思って生きてきたのです。

辛うじて、19才の頃に連載スタートした細野不二彦大先生の作品『ギャラリーフェイク』を読んでいたので“こっちには反応出来た”のですが…

神の…に関しては冨樫のネーミングセンスの賜物かと思っていました。
いや、だからと言って冨樫のことを幻滅したわけではございません。
むしろ!その逆で、過去の大作家先生をリスペクトしながらも、自分の作品を更に昇華させる技術と心!最高です。

最後に

改めて、2つのマンガ作品とキャラクターの3つを“うまい具合”に融合させるのがどれだけ難しいことか…。
1ページ1ページ、噛みしめて読ませていただきます。

ではまた。