【音楽の考え方】『音楽の専門学校を否定的に考えている自分へ』 | オリジナリティを育む考え方を物語の作り方から学ぶ!!
こんにちは、サチヲです。
こんな考えを昔持っていた時がありました。
「ギターの学校に行くと、講師の変なクセがついてオリジナリティが無くなる…」
と、本気で思っていました。もちろん“今”はないです。
なにも「この考え方がダメ!」と断罪しているのではありません。自分自身の力のみを信じて行く素晴らしい道もあります。
ただ、私自身が“そう”感じているだけですが『何故、ダメなのか』の理由が、いまいち言語化出来ていなくモヤモヤしていたところ…音楽と全く関係ない本である新井 一樹 著『物語の作り方シナリオ・センター式 』を読んでいきなり腑に落ちたのです。
その1文がこちら…
創作の技術なんて身に付けたら、人と同じものしか書けなくなると思って、手を出さない方もいます。大きな間違いです。公式を思い出してください。何を書くかにどう書くかが掛け算となって、初めて物語は成立します。もしも、ありふれた作品しか書けないとしたら、それは、技術と作家性の両方が足りないのです。技術だけのせいではありません。
では、本書で説いている思い出すべき公式とは…!!
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もくじ [表示]
【音楽の考え方】『音楽の専門学校を否定的に考えている自分へ』 | オリジナリティを育む考え方を物語の作り方から学ぶ!!

- 『何を書くか』✖︎『どう書くか』=面白い物語
ギターに置き換えた場合…『何を書くか』が『オリジナル曲』であり、『どう書くか』が『知識やそれに伴う技術』となり、更に『技術』が『ギターの講師』と勝手に照らし合わせたのです。
このように変換しながら、本書を読み進めると“いかに学ぶことが大切か”が分かってきてしまうのです。
ちなみに、“=”の先にある『面白い物語』が『良い曲』となります。
ふまえて…『何を書くか』と『どう書くか』の説明を読んでみましょう。
- 『何を書くか』
何を書くかと言うのは、作家である皆さんの内側にあります。あなた自身について、人生や社会について、そして、この世界について感じたことを、誰かに伝えたいからこそ、物語を書くわけです。何を書くかは、あなただけが持つ、あなたの作家の目が決めていくことです。誰にも教えることはできません。誰かに教わろうとしてもいけません。あなた自身が磨くべき、大切なものです。
ギターに置き換えると、オリジナル曲をひねり出すのは“自分自身”であることは間違いない。 - 『どう書くか』
物語を作るための表現技術を意味します。技術なので、どう書けばあなたの作品がもっと面白くなるのか、をお伝えすることができます。しかも技術は、誰にでも身に付きます。
ギターに置き換えると、技術とはあくまでスキル・テクニックでありオリジナル曲が講師によって手助けになる事はあれ曲げられることは無い。ましてやアウトプットされる形である『良い曲』かどうかは『何を書くか』の部分であり、完全に自己責任の世界が見えてきたのです。
いかがでしょうか。
このように“分けて”考えると「じゃ、どうするか」という“やるべきこと”が見えてきたのではないでしょうか。
最後に
この本については、またの機会に詳しく感想を書きますね。
ではまた。