こんにちは、サチヲです。

マンガには数多の楽しみ方がある。
ストーリーが良かったり絵が良かったりキャラクターや作者が良かったり。この 『良かったり』 には決まりがなく、それぞれみんな自由に受け止め感動することが出来る。
だから、私めも “このようなブログ” を書くことが出来るのです。

そんな楽しみ方の一つに 『魂の1ページ』 というのを提案しているのです。 実際のところは、ブログを書く気力が無いとき用のネタです。
作者の思いがつまった 『絵・一コマ・ページ』 だったりを、芸術作品の総称である 『絵画』 として静かに鑑賞する。
これは単なる 『描かれたもの』 ではなく、描き手と鑑賞者をつなぐコミュニケーションのツールでもあるのです。

さてさて。
今回は! 教育メソッドが詰まりに詰まった 『メダリスト』 です。
つるまいかだ先生の描く、渾身の絵画を一緒に楽しみましょう。

【魂の1ページ】『メダリスト14巻』 | JPGファイナル中国大会SP編にて、過去に飛べなかったジャンプを飛ぶ前のシーン

(メダリスト©つるまいかだ/講談社)

フィギュアスケートの全6種類のジャンプの中で、アクセルに次いで2番目に難易度が高い高得点ジャンプ 『3回転ルッツ』 を、前大会にていのりさんは失敗したんです。
高得点が得られるからこそ、今大会でもプログラムに組み込まれる。
どっちにしろ、トップを目指すいのりさんは “どこかのタイミング” で、その技と向き合い、克服する必要があります。

あとと少しで、3回転ルッツを飛ぶタイミングがくる。
その時心臓の音がいつも以上に鳴る。

(メダリスト©つるまいかだ/講談社)

そして、アウトサイドエッジで踏み切り、助走のカーブ(軌道)とは『逆の方向』へ回転をかけるカウンタージャンプ。
その描写は…まるで時間が止まっているかのような緊張感。
あとはしっかりおりるだけ。

さて!お待たせいたしました!!

心と技の解放感。純粋な喜びの躍動感。そこにスピード感を足すと…魂の1ページに成るのです。

(メダリスト©つるまいかだ/講談社)

はい。 素晴らしい絵画です。
急に絵が動き出したかのような錯覚になるほどの熱量がほとばしる。
これには、私も握りこぶしを上げましたよね。

司コーチと一緒に作り上げたプログラムだからこそ、力が入る。
着地した時のいのりさんの表情もいいのです。

最後に

主人公だからジャンプは絶対に成功するでしょ…というお声が聞こえてきそうですが、ご安心ください。
フィギュアスケートのリアルを描いているので、普通に失敗を重ねていますからね。
2人の歴史を知ると、更にお父さんの気持ちになってしまいます。

ではまた。