(メダリスト©つるまいかだ/講談社)
こんにちは、サチヲです。

マンガには数多の楽しみ方がある。
ストーリーが良かったり絵が良かったりキャラクターや作者が良かったり。この『良かったり』には決まりがなく、それぞれみんな自由に受け止め感動することが出来る。
だから、私めも“このようなブログ”を書くことが出来るのです。
さてさて今回は、個人的に激推しな作品『メダリスト』の作者、つるまいかだ先生です。

今回取り上げた絵画は…ただ一言「吸い込まれる…」である。あなたにも是非!体感して欲しいのです。

【魂の1ページ】『本番の目』 | つるまいかだ先生のONとOFFの描き分けがまたエグいのです。。

(メダリスト©つるまいかだ/講談社)

ご覧くださいましたか。素晴らしい魂の1ページでございます。
この鋭い眼光。自信と挑戦に満ちた眼差し。「私だけを見ろッ!」という声が今にも聞こえてきそうな『目』だと思いませんか!?
この方は、ジュニアGPシリーズ前女王『岡崎いるか』さんです。
この試合の前に、いのりさんに対しているかさん曰く…

「お前 さっきの6分間練習見てなかっただろ ジュニアの戦い方教えてくださいって言ってたの誰だっけ?」

その後、演技で魅せる目がこれなんですよ!
まさに「この世の全て…私を見ろッ!」です。
す、吸い込まれますよね。もうこの時点で魅了されている私が試合の審査員だったら“既に加点した状態”で見てしまう…もう審査員失格ですよ。
それくらい、意図的に、分かりやすくONとOFFを描き分けているのです。
だから、読んでいる私も“すんなりと”物語に没頭できるのです。

ちなみに、いのりさんのOFFはアイキャッチの絵です。で!ONがこちら。

(メダリスト©つるまいかだ/講談社)

この無邪気で可愛らしい笑顔の表情をしながら、考えていることは…

「この会場の全員に 日本のルーキー結束いのりを覚えさせる!」

ですよ!
つるまいかだ先生が描く『試合の絵』と『日常』は合わせて見るべきなのです。
要するに、このマンガを読んで欲しいという事です。えへへ。

最後に

自分には出来ない表現の一つ『絵』は、いつ見ても心が休まります。
ファンになるという事は、心を奪われる状態かもしれませんが…奪われたからと言っても、その先が心地よい場合もあるという事ですね。
それは一つでも良いし、複数あっても良いものです。ただ、自分で選んで自らの足で歩み寄りたいと思います。

ではまた。