【魂の1ページ】『軍鶏』 | 地味に閲覧注意な格闘マンガが、あなたに問いかける…格闘技の闇(本質)を描いた問題作
こんにちは、サチヲです。
今回は、久しぶりにセンシティブというか閲覧注意のブログです。
あなたは、イブニング(最終的に)に連載していた『軍鶏』をご存知ですか?
格闘マンガですが、スポーツマンシップなどと言ってられない『生きる為の暴力』として格闘技を描いている、異色のマンガです。
主人公であるリョウが『親殺し(両親)』をして刑務所に入る所からスタートし、その後も格闘技の闇の部分である『一方的な暴力』の中、リョウの中で『ナニかが』ねじ曲がって育っていくリアルな姿を…という、少年誌では全く通用しない設定なので、軽く閲覧注意ですね。
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☆★☆☆★☆【魂の1ページ】『軍鶏』 | 地味に閲覧注意な格闘マンガが、あなたに問いかける…格闘技の闇(本質)を描いた問題作
『人間の性は“悪”だ……』
この言葉が最後の最後まで突きつける形となる、この軍鶏というマンガの大切なテーマだと思います。
この場面は、リョウが刑務所で犯された後だから『せい』と読みたくなりましたが…『さが』と読むのでしょう。
吉良吉影が『殺しをやめられない』という『性』を持っているように、人間には少なからず表に出さないようなドス黒い『癖』みたいなモノがあります。
このマンガは、その性を『暴力』という視点で描き続けているんですよね。
とは言え、リョウ自身はすでに親殺しをしているわけで…実は主人公の『性』は開始2ページ見開きで明るみになっていたのか…。
今回は載せしませんが、『マガポケ』で無料で見れますので興味ある方はどうぞ。
最後に
私自身、身近に無い現実が描かれているので興味があるのだけど…目を覆いたくなる描写もあり、なんとも言えない中毒性のあるマンガです。
同じような感覚に陥るマンガに『バウンサー』がありますが…これは現代版ともいえる残酷描写が過ぎるので…これはまた今度。
ではまた。