こんにちは、サチヲです。
色々な音楽が世に解き放たれている中、地味に繊細で、決して勝手に決めつけてはいけないコトがあるのです。
それが、バンドの音楽ジャンルです。
そのバンドの音楽ジャンルを特定するのは勇気がいるし、ムズカシイのです…。
メガデスの様なビックバンドでも「オレ達はスラッシュメタルなんかじゃねぇ。インテクチュアル スラッシュメタル(知的なスラッシュメタル)なんだ」とムスティン様のように、メンバー本人が公言しているのなら“それ”でいい。
しかし、現実的にはだいたい「枠に収まりたくないキモチでいっぱい♬」というバンドが多いし、なんならファンの間でも時代によって“割れる”場合もあるのです。
今回紹介するバンド『Slipknot(スリップノット)』も“もれなく”難しく…もうあなたが“そう感じたジャンル”なら、それでいいです。
ただし、本気のファンの前では…気をつけましょうね。
大変お待たせいたしました。
私がスリップノットに心を最初に奪われた曲『Spit It Out』を聴いてください。
さて、あなたは一体…この曲をどんなジャンルだと人に教えることが出来ますか??
【Slipknot】『Spit It Out』 | 好きなモノへの共通点“色あせない”を昔も今もこれからも感じるのです
2分39秒という非常に短い曲にも関わらず、この怒涛の展開力と、各フレーズのカッコよさと言ったらでございます。
もちろんギターだけがイケてるのではありません。
ボーカルの掛け合いとメロディセンス。ターンテーブルのスクラッチに加え、各種パーカッションやキーボードすら曲中を自由に駆け巡る。
そこまで縦横無尽に重ね合わせる事ができるのは、ベースとドラムが“キマッテいる”からこそなのです。
要するに、めちゃくちゃうまいのです。
しかも!売り出すプロモーション方法もイケてるし、なによりライブがイケてるのです。
さて、あなたに改めて聞きます。
「このバンドは、どんなジャンルですか?」
はい。全て正解です。
たとえ「全く、分かんねぇ」でもいいのです。
バンドが自由なら、聴く方の私たちも自由でいいのです。
そして、好きなら好き。苦手ならそのまま削除するも良し。
ただ!!このバンドがいたからこそ、今のシーンの流れが作られてきたことも考えると…グッとくるものがありますよね。
最後に
実は、このスリップノットさん。2025.09.10に『Slipknot ~25thアニヴァーサリー・エディション~』(公式にジャンプします)たる音源を発売しているのです。
今回の『Spit It Out』の曲も収録されていますね。
一応、アップルミュージックのプレイヤーものせておきます。
ついでに、このCDの『Amazon情報』ものせておきます。
ではまた。
