シビれる文章講義の本を読みました。
こんにちは、サチヲです。
以前のブログで10代で出会いたかった本を紹介しましたが、今回はコレ。
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健 著 星海社
です。
本当に読書は楽しい。
というか、学んでいく実感が分かるのが嬉しい。
どんどん自分が強くなっていく感じです。
でも読んだだけでは、気分だけ満足し、結果に不満足になります。
それは『行動する』ことと『積み上げる』の両方をしていないからですね。
行動しても三日坊主では思った通りの成果は出ません。
やらないよりかはいいが、結局やってもダメなんだ的な『嫌感』が自分に対して出るので、やはり続けることの積み上げが大切です。
一番避けたいのは、この本を読んで『自分はできる』と勘違いして動きが止まり行動しないことです。
本当に内容の濃い本に出会いました。
『漢字とひらがなのバランス』『句読点の打ち方』『改行のタイミング』などのテクニックはもちろんのこと、それ以上に考え方や意識することがたくさんあります。
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『説得』せずに『納得』させる
→ラブレターとは自分の気持ちを伝えることが目的ではない
最終的には、それを読んだ相手が『自分を好きになってくれること』また『自分の告白を受け入れてくれること』を求めて書かれるものだ
→ポエム的な読者不在の自己完結したのは、自意識の露出狂ともいうべき内容となる
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メモを抜粋しました。
このような考えはありませんでした。
そして、納得する為には。
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人は『他人事』では動かない
基本的にわれわれは、他人事には興味がないのだ
どんな立派な教え(英会話をやりなさい、資格を取りなさい、もっと本を読みなさい)であろうと、それが読者にとって『他人事』であるうちは耳をかさないし、一方的な説得だとして『反発』する
→逆にいうと、われわれは『これは他人事じゃない!』と感じたとき、ようやく耳を傾けるようになり、自ら歩みよってくる
・当事者意識の有無・
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この理論は凄まじいですね。
自分が熱く語れば語るほど相手が引くことがたくさんありましたが、私は『説得』していたんですね。
もちろん個人差はありますが、こと私の場合は『テクニック』の前に『考え方』を学ぶべきなんですね。
まだまだこれからです。
ではまた。