あなたは『ウルド 浩太郎』を知っているか? | 行動力と準備力がモノをいう。才能では決してない。原動力は好奇心。
こんにちは、サチヲです。
『バッタを倒しにアフリカへ 』ウルド 浩太郎 著の本を紹介します。
つくづく、日本人の底力を感じさせてくれます。その人とは!?
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☆★☆☆★☆もくじ
あなたは『ウルド 浩太郎』を知っているか? | 行動力と準備力がモノをいう。才能では決してない。原動力は好奇心。
バッタを倒しにアフリカへ 前野ウルド浩太郎 | 光文社新書 | 光文社 (kobunsha.com)
研究成果に対する受賞
1. 第4回ハート大賞 優秀賞(2005)
2. 第27回井上研究奨励賞(2011)
3. 第11回日本応用動物昆虫学会奨励賞 「サバクトビバッタの世代を超えた相変異特性の伝達機構に関する研究」(2011)
4. 第24回山下太郎顕彰育英会・学術研究奨励賞 (2012)
5. 第16回日本農学進歩賞受賞 『アフリカで大発生するサバクトビバッタの生理・生態学的研究』
6.第5回食の新潟国際賞21世紀希望賞 (2018)
7. Chinguitt Prize (シンゲッティ賞・モーリタニア政府主催の科学技術賞)(2020)
そう。結果を出してるイケてる日本人がいるんです。メディアには一切取り上げられていませんが。。
私がウルドさんに興味を持ったきっかけは、日本人が他国の為に体を張って改善する。しかも一人で。
当たり前ですが、現場に行ったところで改善の糸口すら見つからないんです。
曰く。
あなたが現状に不満に思っているなら、一度よく落ち着いて周りを見回して欲しい。あなたが置かれている環境に感謝すべきことがあるはずだ。幸運にも私たちは必要以上に物をもっている。その際限なく続く欲望に終止符を打つこと。→つらい時は自分よりも恵まれている人を見るな。惨めな思いをするだけだ。つらい時こそ自分よりも恵まれていない人を見て、自分がいかに恵まれているかに感謝するんだ。
嫉妬は人を狂わす。↓世界に大勢いる。その人たちよりも自分が嘆くなんて、軟弱もいいところだ。これからつらいときは、涙がこぼれてもいいから、下を向き自分の幸せを噛みしめることにしよう↓苦しいときは弱音が滲み、嘆きが漏れ、取り繕っている化けの皮がはがされて本音が丸裸になる今回の苦境こそ、一糸まとわぬ本音を見極める絶好の機会になるはずだ↓ぶつかる困難が大きければ大きいほど、甘えは削り取られ、内なる光が輝きを放つはずだ
そして、ウルドさんは長年にわたる過剰なバッタとの触れ合いのおかげで、バッタアレルギーになった。全身じんましんが出て、ただでは済まない。。
今や観察ノートの学術的価値は5億円を優に超えるだろう。
やり続けた結果…サバクトビバッタのことならファーブルにすら負けない自信がある。自慢できることがたった1つだとしてもら憧れた人を一部分でも超えられるものができたことを、私は誇りに思う。↓こんなことを思うのは、驕りや傲慢かもしれないが、この誇りは私をより高みへ押し上げ、ファーブルへ近づく原動力になるはずだ夢を持つと、喜びや楽しみが増えて、気分よく努力ができる。
とはいえ、明らかに『幸せに対するハードル』が上がり、何をしても結果もでなく満足することなく、研究も進まない自分に対して自己嫌悪の毎日を過ごしていた時、見るに見かねた地元の人が『ラマダン』を勧めました。
何ゆえ過酷な状況に身を置くのか、答えを求めて自分も彼らにならって、たった3日間だがラマダンをしてみた↓すると、断食中は確かにつらいが、そこから解放されたとき、水を自由に飲めることがこんなにも幸せなことだったのかと思い知らされた↓明らかに幸せのハードルが下がっていた↓ラダマンとは、物や人に頼らずとも幸せを感じるために編み出された、知恵の結晶なのではなかろうか
このようなエピソードはごく一部だが、色々な経験を経たからこそ、地元の人との関わり方を模索しつづけながら協力を得たからこその、先程の研究成果の受賞があり、栄誉ある『ウルド』というミドルネームをもらうことが出来たのです。
最後に。
世界で活躍する日本人が知りたくて、調べた最初の人が『前野 ウルド 浩太郎』でした。
日本から一度も出たことのない私には、到底たどり着けない境地を、たった1,000円程度で知ることが出来る『本』に感謝です。
しかも、私の場合は図書館で借りてますから、本当にありがたい限りです。
私に、あなたに、できることをお互いに叱咤激励しながら前に進みましょうね。
人生の潤滑油になるような本でした。
ではまた。