弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#12 | 『自分のステージではない本を読むこと』
こんにちは、サチヲです。
私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが…自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、目に見える行動、分かりやすいのですがオブラートに包まない言葉でハッキリとモノを言いい、冷静沈着で超絶現実主義者。
なによりも、『企画力』にフォーカスした仕事をしている『弘中勝』という、イケてる人の言葉を共有させていただく時間がやってきました。
こんな考え方もあるんだぁー的な感じで、軽く聞いてくれると嬉しいです。
でも、少しでもあなたのお役に立てたら、もっと嬉しいです。では…
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☆★☆☆★☆もくじ
弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#12 | 『自分のステージではない本を読むこと』
自分のステージではないとは、もしあなたが『管理者』だったとします。そんなあなたにピッタリな『管理者になったら読む本』的なのを、管理者で読むのは遅くて、むしろ新入社員の時から読んでおくべきだ。というお話です。
もちろん、あなたのゴールに管理者が無ければ必要ないですが、要するに『現在、なっていない状態の本を最初に読んでおく』ということです。
弘中勝曰く。
です。
曰く…『「読書をしているから意識が高い」と思い込みがちで、総じて意識が低い人が多い。』とのこと。わお!
あれ、すでにオブラートなんてものは存在しないような語りですが…このストレートさがこの方の良さなんです!
もっと、詳しく話していますので、こちらを…
「管理職になったら読む本」というものを管理職になる時に読む人など、高い能力ではない。
トラブルが起こって初めて「トラブルが起こったら読む本」という本を読む、というようなもので、危機管理能力も低い。
自分のステージにあった情報しか取り入れないので、情報力も小さいし、行動範囲も狭い。
そういう人は、安直な自己啓発書のカモなのだ。
だから、早めに読んでおけばいい。
とのことです。
…これ、弘中勝を知らない人だったら、完全に炎上してると思うのは私だけでしょうか。
大丈夫です。安心してください。もっと、丁寧に説明していますので、そこも共有させていただきます。
「50歳になったら読む本」みたいな本は、脳や体力が衰えてくるだとか、健康がどうだとか、若々しくない内容がいろいろと書いてある。
それを30歳のうちから読んでおけば、「そういう50代にならないように、今からこう鍛えよう」と、事前に準備することができる。
また両親や上司のような上の世代の人に対してどう接すればいいのかが分かってくる。
上司とどう付き合ったらいいか悩んでいる時には、「上司とどう付き合うべきか」という自分向けの本より、「部下とどう付き合うべきか」という上司向けの本のほうが、解決策がいっぱい載っている。
「こういう部下を大切にしよう」と書かれていたら、そういう部下になるように頑張ればいいのだ。
だから、今はそんなに興味がないとか、今はそんなに必要ではない、と思われる本も、パラパラッとでいいので、普段から見ておくといい。
例えば、自分がマンション住まいで、別に一軒家が欲しいわけでもないとしても、庭用のガーデニングの本を買ってみる。
別に庭を手入れするつもりはないのだが、「一軒家だとこういう手間がかかるんだな」「でもこの方法はうちのベランダでも使えるよな」というようなことが分かってくる。
自分が料理ができなくて、作るつもりがなくても、レシピ本を読んでみたらいい。
もしかしたら作ってみようかなという気になるかもしれないし、そうではなくても、料理を作ってくれる母や妻の気持ちも分かるようになるかもしれないし、「こういう料理道具があるのか」という情報にもなる。
これの何がすごいかって、人にイメージさせて分かってもらう為の『エピソード力』が抜群に高いんですよ。
ここまで並べたら、だいたいイメージできますよね。本当に丁寧です。
最後に
確かに、『将来の状態』の本を読むことは、心構えや、その世界の理想と現実や、どう進むべきかが分かることはいいと思います。
でも、よく思い出すと…私が、店長を選ぶときには、すでに店長の仕事をしている、もしくは考えて仕事をしている人を選んでいました。
そう。店長になってから店長のことを覚えるなんて遅いんですよね。そんなことも思い出しました。
前回はこちら
弘中勝というイケてる経営者の頭の中シリーズ#11 | 『業界の常識は、お客様にとっては非常識!?』 | サチヲん家 (sachiway.net)