弘中勝・イケてる経営者の頭の中#17『叱り方のコツ』 | 本当に怖い人とは…
こんにちは、サチヲです。
私が勝手に感じているイメージで申し訳ないのですが… 自己啓発的なフワフワしたものを嫌い、理論的、合理的な行動する。そして、言葉は分かりやすいのですがオブラートに包まないでハッキリとモノを言い、冷静沈着で超絶現実主義者。
なによりも、『企画力』にフォーカスした仕事をしている『弘中勝』。そんなイケてる人を知ってほしくて、無理やり共有させていただく時間がやってきました。
こんな考え方もあるんだぁー的な感じで、軽く聞いてくれると嬉しいです。
でも、少しでもあなたのお役に立てたら、もっと嬉しいです。 では…
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☆★☆☆★☆もくじ
弘中勝・イケてる経営者の頭の中#17『叱り方のコツ』 | 本当に怖い人とは…
と、弘中勝は説いています。曰く…
普段はそんなに感情を露わにしないけれども、人の道を外した時や、信義に反いたりした時など「これはあの人でも絶対に怒る」という時にちゃんと怒る、という人だ。
「あの人が怒るなんて、ただごとじゃない」という時が、一番怖いのだ。
それは、その人が怖いというよりも、「その人が怒るぐらいのことをしでかすこと」が怖いと言える。
「しでかすこと」というのは自分の問題だから、自分のこととして考える。
だから、「怖いからちゃんとしよう」という自分を律することにつながる。
いかがでしょうか。叱る、に関して言えば異論はあると思いますが、間違ってはないと思います。
数ある叱り方の1つになるのではないでしょうか。
ただ、気をつける事があります。
いつもわけのわからない理由で怒っているとか、とにかく怒り散らしているような人っていませんか?
曰く…。
いつもガミガミ言って怒りっぱなしだと、本当に起こらなければならないので怒った時にも、「わーまた怒られた。やだなー」と、怒られつつも耳を塞いでいて「早く終わんねーかな」と内心で思っているだけだ。
良い叱り方とは結局、「普段変に叱らないこと」もセットで考えなければならないのだ。
結局、いつも怒ってる人は、『ただ怖いだけ』で、そこから何かを学ぼうと思えなくなるんですよね。
じゃ、どうしたらメリハリのある『叱り方』が出来るのか?
それは、『自分が怒るスイッチを具体的に決めておく』ことです。
『具体的に』ですよ。抽象的だと、怒られた方も「今は何で怒られたんだ?昨日はあーだったのに…」となり兼ねません。
具体的が、難しかったら『カテゴリー』という枠組みだけ明確にするのもいいと思います。
例えば私の場合だと、自分の子どもに対してになりますが…人の道を外した時、人に迷惑をかけた時、人体に危険が及んだ時、というカテゴリーに触れた時には烈火の如く怒るようにしています。
【少し脱線】大人には、カテゴリーに触れたら即怒る。で通じますが、子どもにはもう一つプラスしましょう。
それは『怒られる行動の一つ前を褒める、認める』ことをしてから怒ります。
コレはてぃ先生から学んだのですが…。
例えば『物を投げてお友達に当ててしまった』という公園あるあるで言うと、『本当はお友達にあげたかったんだよね?分かるよ。』という感じに、いっこ前の行動を認めてあげる。そのことによって、子どもの聞く姿勢がグンと上がるんですって。その後、『あげ方が良くない。だって見てみな。お友達が痛い痛いになってるよ。次からは投げないで渡そうね。』という感じに、叱るといいです。
試しにやってみましたが、本当に効果がありますよ!
子どもの場合は、このワンクッションがあると聞く態度がめちゃくちゃ変わりますのでおすすめです。
このように、先ずカテゴリーを決めておくと、怒る方も楽になります。
『お父さんはこーゆーので怒るんだ』と理解してくるようになるし、内容はなんであれ「おれがやったコレは、人に迷惑をかけてたんだ…」となって、改善の方向に進むのでね。
最後に
みんな怒りたくて怒ってるわけではないんですよね。だって怒るの労力がめちゃくちゃかかりますからね。
だから、少しでも負荷を無くしたり、効率を良くする為にも、参考になれば幸いです。
ではまた。
次回はこちら。
弘中勝・イケてる経営者の頭の中#18『企画力』 | 不足を感じた時、それを活用するような 発想力が… | サチヲん家 (sachiway.net)
前回はこちら。
弘中勝というイケてる経営者の頭の中#16『子育て論』 | ルールが脅しや催促のために使っていませんか? | サチヲん家 (sachiway.net)