【政治リテラシー】高橋洋一 | 経団連とは?知っているようで知らない世界。
こんばんは、サチヲです。
企業と政治と社会の仕組みを知りたい方は必見です。
情報元は、いつものように菅政権より内閣参謀参与に就任された(現在は辞めています)高橋洋一さんのお話です。
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☆★☆☆★☆もくじ
そもそも経団連とは?知っているようで知らない世界へようこそ。
では、どうして力があるかは非常に簡単で、それは『政治献金』しているからです
→企業から経団連が集めて、経団連から自民党に政治献金する。そういう仕組み。
では、どのような『意向』がなされているのか
例えば法人税
法人税は段々と引き下がっているんだけど、それは経団連の意向です。
そういうのに対して影響力が大きい。
経団連は消費税上げることに賛成だったのは何故か?
これが2つあって、ひとつが『社会保険料』。
社会保険料を上げていくとね、労働者も大変になるんだけど、経営者も大変になる。
というような交渉をして、経団連の方は労使折半だから半分払わなくてオッケーとなる。
財務省はもっとスゴくて、それ以上にもっとメリットを与えたんですよ
それが、二つ目の『法人税』を下げる。
だから、経団連の方は社会保険料は上げない、それで法人税も下げると言われちゃったんで消費税は賛成する。
でも、ちょっと考えたら消費税上げて景気を悪くしちゃったら自分の企業の経営も悪くなるのでは?と思うよね。
それは経営者たちは、その『ちょっと』を考えないということ。経団連の経営者は目先のことを考える。
自分の所はちゃんと経営してるから、他の企業がダメになっても自分の所は大丈夫と経営者は皆思う。
もちろん、景気悪くなくったってダメになる企業とそうでない企業はあるだから「俺は出来る経営者だぜ」、「だから俺の企業は大丈夫」というふうに思うわけです。
経団連と財務省のつながりは??
→財務省と意思疎通ができるんですよ。同じような人種なんですよ。
・天下りは行ってません。行ってないけど、そこは官僚みたいなもんで、場所は大手町にあるんだけど年中意思疎通しているし、はっきり言ってツーカーですよ。
→消費税を社会保障目的にするって言ったのは要するに、保険料上げません・法人税下げますがセットだったのは既に話をしていた。
ちなみに、消費税を社会保障目的に使っている国はない
これは世界に例がないくらいおかしな制度で、本当は社会保障っいうのは普通は社会保険料でやる。社会保険料でやるからちゃんと運営ができるのが原則。
消費税なんか使ったら社会保険の運営が危うくなるというのを私なんかは昔から言ってるんですけどね。
じゃ、どうしたら正せるのか?
社会保険の運営が消費税じゃデタラメになるってことを国民が知らなきゃダメだよね。
だから、社会保険ってのは保険だからね。保険だから保険料から取るって実は当たり前の話なんだけど、それを分からなけばならないんだけど、まぁマスコミは全部分からないからね。
今までのを聞いてると経団連はあまり良い感じはしないですよね?
会社とか経営者にとって良い団体。
だから、経営者にとって良い団体が、国民にとって良い団体かは別だってことですね。
それで言うとすごい一握りの人だけしか恩恵を受けないですよね。
そう。一握り。だから、経営者のトップなんてほとんどいないでしょ?そういう人がお金もあるしパワーもあるから日本を動かしてるってとこなの。
これを上手い具合に変えていくことは出来ないのか?
それは『選挙』だね。
だから、『経団連に政治献金をもらうよりか、国民に票があった方がいいでしょ』っていうのが正しい姿だと思うんだけどね。
今は単純にそういう政党も無いし、マスコミも経団連にペッタンコだからね。だって企業だもん。スポンサーになるからね。
経団連の企業って大きい企業ばかりだから広告費ドバンと出してくれるもんね。
今後、広告の流れが変わると違うかもね
新興企業みたいってのはネットの所でブイブイいわせてるような所で、この人たちは入ってないから段々段々経団連の力は相対的に少なくなってくると私は思うですよね。
でも、今度はネットの新しい団体に財務省が…?
だから、ネットの方が自由がある分財務省は行きにくいんじゃないの。
最後に…
このように知るだけで、きっと自分にできることが増えていくかもしれませんね。
ではまた。